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公開番号2025103591
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221079
出願日2023-12-27
発明の名称電動ユニット起動システム
出願人ブリヂストンサイクル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62M 6/45 20100101AFI20250702BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】低コスト化。
【解決手段】コントロールユニットは、第1電圧出力端子とオンオフ制御信号を受ける第1制御信号端子とを有する第1電圧調整回路と、バッテリーに接続された電源側端子と第1制御信号端子に接続された接地側端子と第1抵抗素子を通じてバッテリーに接続された制御端子とを有する第1スイッチと、該制御端子にアノードが接続された第1ダイオードと第1電圧出力端子にアノードが接続された第2ダイオードとを含み、各ダイオードのカソードが電源線の第1端に接続されたダイオードOR回路と、を含み、操作ユニットは、第2電圧出力端子とオンオフ制御信号を受ける第2制御信号端子とを有する第2電圧調整回路と、電源線の第2端に接続された電源側端子と第2制御信号端子に接続された接地側端子と第2抵抗素子を通じて電源線の第2端に接続された制御端子とを有する第2スイッチと、該制御端子と接地との間の操作スイッチと、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コントロールユニット及び操作ユニットと、
前記コントロールユニットに設けられた第1端と、前記操作ユニットに設けられた第2端と、を有する電源線と、を備え、電動自転車に設けられる電動ユニット起動システムであって、
前記コントロールユニットは、
バッテリー電圧に基づいて調整された第1電圧を出力する第1電圧出力端子と、オン及びオフを制御する第1制御信号を受ける第1制御信号端子と、を有する第1電圧調整回路と、
バッテリーに接続された電源側端子と、前記第1制御信号端子に接続された接地側端子と、第1抵抗素子を通じて前記バッテリーに接続された制御端子と、を有する第1半導体スイッチと、
前記第1半導体スイッチの前記制御端子にアノードが接続された第1ダイオードと、前記第1電圧出力端子にアノードが接続された第2ダイオードと、を含み、前記第1ダイオードのカソードと前記第2ダイオードのカソードとが前記電源線の前記第1端に接続されたダイオードOR回路と、を含み、
前記操作ユニットは、
前記第1電圧に基づいて調整された第2電圧を供給する第2電圧出力端子と、オン及びオフを制御する第2制御信号を受ける第2制御信号端子と、を有する第2電圧調整回路と、
前記電源線の前記第2端に接続された電源側端子と、前記第2制御信号端子に接続された接地側端子と、第2抵抗素子を通じて前記電源線の前記第2端に接続された制御端子と、を有する第2半導体スイッチと、
前記第2半導体スイッチの前記制御端子に接続された第1端と、接地に接続された第2端と、を有する操作スイッチと、を含む、
電動ユニット起動システム。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記電動ユニット起動システムは、
前記コントロールユニットに設けられた第1端と、前記操作ユニットに設けられた第2端と、を各々が有する第1通信線及び第2通信線をさらに備え、
前記コントロールユニットは、
前記第1通信線の前記第1端及び前記第2通信線の前記第1端にそれぞれ接続された第1通信端子及び第2通信端子を有し、前記第1電圧に基づいて動作する第1通信回路をさらに含み、
前記操作ユニットは、
前記第1通信線の前記第2端及び前記第2通信線の前記第2端にそれぞれ接続された第1通信端子及び第2通信端子を有し、前記第2電圧に基づいて動作する第2通信回路をさらに含む、
請求項1に記載の電動ユニット起動システム。
【請求項3】
前記第1通信回路は、前記コントロールユニットのオン状態を維持するための第1オン状態維持端子をさらに有し、
前記コントロールユニットは、
前記第1半導体スイッチの前記制御端子に接続された電源側端子と、接地に接続された接地側端子と、前記第1オン状態維持端子に接続された制御端子と、を有する第3半導体スイッチをさらに含む、
請求項2に記載の電動ユニット起動システム。
【請求項4】
前記第2通信回路は、前記操作ユニットのオン状態を維持するための第2オン状態維持端子をさらに有し、
前記操作ユニットは、
前記第2半導体スイッチの前記制御端子に接続された電源側端子と、接地に接続された接地側端子と、前記第2オン状態維持端子に接続された制御端子と、を有する第4半導体スイッチをさらに含む、
請求項2に記載の電動ユニット起動システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、電動ユニット起動システムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
ハンドルに設けられる操作ユニットと、車体フレームに設けられ、かつバッテリに接続されるコントロールユニットと、を含む電動アシスト自転車がある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-166616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の電動アシスト自転車では、起動信号発生部がコントロールユニットに設けられる。起動信号発生部は、操作ユニットに設けられた起動指示部からの起動指示に応じて電圧調整部の起動信号を発生させる。起動指示部は、専用線又は第1通信用配線を介してコントロールユニットにおける起動信号発生部に接続されている。
【0005】
起動指示部と起動信号発生部とを接続するために専用線を設ける場合、コストが上昇してしまう。一方、起動指示部が第1通信用配線を介してコントロールユニットにおける起動信号発生部に接続される場合、第1通信用配線の両端にトランジスタを含む回路を設ける必要があるため、回路規模が大きくなり、コストを下げることが困難となる。また、コントロールユニット及び操作ユニット間の通信方式が制限されることがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の電動ユニット起動システムは、
コントロールユニット及び操作ユニットと、
前記コントロールユニットに設けられた第1端と、前記操作ユニットに設けられた第2端と、を有する電源線と、を備え、電動自転車に設けられる電動ユニット起動システムであって、
前記コントロールユニットは、
バッテリー電圧に基づいて調整された第1電圧を出力する第1電圧出力端子と、オン及びオフを制御する第1制御信号を受ける第1制御信号端子と、を有する第1電圧調整回路と、
バッテリーに接続された電源側端子と、前記第1制御信号端子に接続された接地側端子と、第1抵抗素子を通じて前記バッテリーに接続された制御端子と、を有する第1半導体スイッチと、
前記第1半導体スイッチの前記制御端子にアノードが接続された第1ダイオードと、前記第1電圧出力端子にアノードが接続された第2ダイオードと、を含み、前記第1ダイオードのカソードと前記第2ダイオードのカソードとが前記電源線の前記第1端に接続されたダイオードOR回路と、を含み、
前記操作ユニットは、
前記第1電圧に基づいて調整された第2電圧を供給する第2電圧出力端子と、オン及びオフを制御する第2制御信号を受ける第2制御信号端子と、を有する第2電圧調整回路と、
前記電源線の前記第2端に接続された電源側端子と、前記第2制御信号端子に接続された接地側端子と、第2抵抗素子を通じて前記電源線の前記第2端に接続された制御端子と、を有する第2半導体スイッチと、
前記第2半導体スイッチの前記制御端子に接続された第1端と、接地に接続された第2端と、を有する操作スイッチと、を含む。
【0007】
上記構成の電動ユニット起動システムによれば、ダイオードOR回路を設けることにより、第1電圧調整回路の起動前においては第2ダイオードに電流が流れないので、第1抵抗素子、第1ダイオード、電源線、第2抵抗素子を通じて操作スイッチの第1端にバッテリー電圧を供給することができる。これにより、操作スイッチがオン状態に遷移したときに、バッテリーから第1抵抗素子、第1ダイオード、電源線、第2抵抗素子及び操作スイッチを通じて接地に電流を流すことができるので、第1半導体スイッチをオフ状態からオン状態に遷移させ、第1制御信号を第1制御信号端子へ出力して第1電圧調整回路を起動させることができる。また、当該電流によって第2半導体スイッチをオフ状態からオン状態に遷移させることができるので、第1電圧調整回路の起動後においては、第2制御信号を第2制御信号端子へ出力して第2電圧調整回路を起動させることができる。すなわち、第1電圧調整回路の起動前においては第1電圧調整回路を起動するための信号を伝送する信号伝送線として電源線を用いることができ、第1電圧調整回路の起動後においては第2電圧調整回路に電力を供給するための電力線として電源線を用いることができる。これにより、コントロールユニット及び操作ユニット間に専用線を設けることなく、操作ユニットにおける操作スイッチによってコントロールユニット及び操作ユニットをオンすることができるので、専用線追加によるコスト上昇を抑制することができる。また、例えば、通信線を設ける場合には、通信線の両端にトランジスタを含む回路を設けなくてもよいので回路規模が大きくなることを抑制することができるとともに、通信方式が制限されることを抑制することができる。
【0008】
上記電動ユニット起動システムにおいて好ましくは、前記電動ユニット起動システムは、前記コントロールユニットに設けられた第1端と、前記操作ユニットに設けられた第2端と、を各々が有する第1通信線及び第2通信線をさらに備え、前記コントロールユニットは、前記第1通信線の前記第1端及び前記第2通信線の前記第1端にそれぞれ接続された第1通信端子及び第2通信端子を有し、前記第1電圧に基づいて動作する第1通信回路をさらに含み、前記操作ユニットは、前記第1通信線の前記第2端及び前記第2通信線の前記第2端にそれぞれ接続された第1通信端子及び第2通信端子を有し、前記第2電圧に基づいて動作する第2通信回路をさらに含む。
【0009】
上記構成の電動ユニット起動システムによれば、電動ユニット起動システムの起動とは独立に第1通信線及び第2通信線を設けることができるので、回路規模が大きくなること及び通信方式が制限されることを効果的に抑制することができる。
【0010】
上記電動ユニット起動システムにおいて好ましくは、前記第1通信回路は、前記コントロールユニットのオン状態を維持するための第1オン状態維持端子をさらに有し、前記コントロールユニットは、前記第1半導体スイッチの前記制御端子に接続された電源側端子と、接地に接続された接地側端子と、前記第1オン状態維持端子に接続された制御端子と、を有する第3半導体スイッチをさらに含む。
(【0011】以降は省略されています)

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