TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025103535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220985
出願日2023-12-27
発明の名称ブラシ研磨装置、及びウエハ保持装置の製造方法
出願人新東工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B24B 29/00 20060101AFI20250702BHJP(研削;研磨)
要約【課題】ウエハ保持装置の表面に残存する金属元素を除去する技術を提供する。
【解決手段】ブラシ研磨装置は、複数の凸部を表面に有するウエハ保持装置を支持するテーブルと、非金属の材料で形成された毛材及び非金属の材料で形成された毛材ホルダを含み、前記テーブルに支持された前記ウエハ保持装置を研磨するブラシと、を備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
複数の凸部を表面に有するウエハ保持装置を支持するテーブルと、
非金属の材料で形成された毛材及び非金属の材料で形成された毛材ホルダを含み、前記テーブルに支持された前記ウエハ保持装置を研磨するブラシと、
を備える、ブラシ研磨装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記毛材は化学繊維で形成され、前記毛材ホルダは樹脂で形成される、請求項1に記載のブラシ研磨装置。
【請求項3】
前記毛材は砥材を含み、前記砥材の径は50 μm~80 μmであり、毛材の密度は40%~95%である、請求項1又は2に記載のブラシ研磨装置。
【請求項4】
前記テーブルは、前記ウエハ保持装置を支持する支持面を有し、前記支持面は非金属で形成される、請求項1又は2に記載のブラシ研磨装置。
【請求項5】
前記ブラシの自転及び公転を行う多軸ユニットをさらに備える請求項1又は2に記載のブラシ研磨装置。
【請求項6】
非金属の材料で形成された毛材及び非金属の材料で形成された毛材ホルダを有するブラシで、複数の凸部を表面に有するウエハ保持装置を研磨する工程を含む、ウエハ保持装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ブラシ研磨装置、及びウエハ保持装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ウエハ保持装置である静電チャックの製造方法を開示する。この方法は、サンドブラスト法によって静電チャックの表面に突起部を形成するエンボス加工を行う工程を含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-165805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のようなサンドブラスト法においては、一般的に炭化ケイ素又は酸化アルミニウムなどのセラミックなどから形成される砥粒が用いられる。このため、金属元素がウエハ保持装置上に残存する可能性がある。ウエハ保持装置の表面に残存する金属元素は、ウエハに成膜する際に不良を発生する原因と成り得る。本開示は、ウエハ保持装置の表面に残存する金属元素を除去する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係るブラシ研磨装置は、複数の凸部を表面に有するウエハ保持装置を支持するテーブルと、非金属の材料で形成された毛材及び非金属の材料で形成された毛材ホルダを含み、前記テーブルに支持された前記ウエハ保持装置を研磨するブラシと、を備える。
【0006】
本開示の他の側面に係るウエハ保持装置の製造方法は、非金属の材料で形成された毛材及び非金属の材料で形成された毛材ホルダを有するブラシで、複数の凸部を表面に有するウエハ保持装置を研磨する工程を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ウエハ保持装置の表面に残存する金属元素を除去できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係るブラシ研磨装置の概要を説明する図である。
図2は、処理対象であるウエハ保持装置の一例を示す断面図である。
図3は、図1のテーブル及びブラシの詳細を説明する図である。
図4は、図1のテーブル及びブラシの詳細を説明する図である。
図5は、ウエハ保持装置の製造方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照しながら本開示の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において同一要素には同一符号が付され、重複する説明は省略される。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。「上」「下」「左」「右」の語は、図示する状態に基づくものであり、便宜的なものである。
【0010】
[ブラシ研磨装置]
図1は、一実施形態に係るブラシ研磨装置の概要を説明する図である。図1に示されるブラシ研磨装置1は、ウエハ保持装置2の表面を研磨する装置である。ウエハ保持装置2は、半導体製造などに用いられるウエハ(基板)を保持する装置であり、一例として静電チャックである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

新東工業株式会社
体感システム
1か月前
新東工業株式会社
培養システム
1か月前
新東工業株式会社
粉体供給装置
4か月前
新東工業株式会社
ベルトクリーナ
2か月前
新東工業株式会社
集塵装置及び集塵システム
1か月前
新東工業株式会社
集塵システム及び報知システム
1か月前
新東工業株式会社
情報処理装置、及び監視システム
27日前
新東工業株式会社
力覚センサ、及びセンサシステム
1か月前
新東工業株式会社
ワークの加工方法、及び測定システム
2か月前
新東工業株式会社
鉄基アモルファス合金、その粉粒体、及びその圧粉材
1か月前
新東工業株式会社
イベントシステム、アプリケーションプログラム、及び織物
12日前
新東工業株式会社
試験システム
25日前
新東工業株式会社
アルミニウム合金部材の製造方法、及び、ショットピーニング装置
25日前
株式会社松風
研磨用ゴム砥石
1か月前
株式会社SUS
ワーク保持治具
12日前
株式会社東京精密
研削装置
1か月前
株式会社タカトリ
ウエハの研削装置
28日前
株式会社ディスコ
被加工物の加工方法
2か月前
ノリタケ株式会社
超砥粒ホイール
1か月前
株式会社東京精密
加工装置
1か月前
株式会社東京精密
加工方法
1か月前
株式会社東京精密
加工装置
1か月前
ノリタケ株式会社
研磨パッド
1か月前
秀和工業株式会社
処理装置および処理方法
2か月前
株式会社荏原製作所
研磨装置
19日前
富士紡ホールディングス株式会社
研磨パッド
1か月前
富士紡ホールディングス株式会社
研磨パッド
1か月前
株式会社東京精密
研削装置
2か月前
富士紡ホールディングス株式会社
研磨パッド
1か月前
富士紡ホールディングス株式会社
研磨パッド
1か月前
株式会社スギノマシン
ウォータージェット切断装置
4日前
株式会社ディスコ
切削装置
26日前
Mipox株式会社
研磨部材の製造方法
2か月前
Mipox株式会社
研磨部材の製造方法
2か月前
旭化成株式会社
研磨パッド
2か月前
株式会社ディスコ
加工装置
20日前
続きを見る