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公開番号
2025059953
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170382
出願日
2023-09-29
発明の名称
検査装置、検査方法及びディスクブレーキプレートの製造方法
出願人
新東工業株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G01L
5/1627 20200101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約
【課題】板状の検査対象物の重心を検査可能で、かかっているモーメント及び重心座標を検知できる検査装置を提供する。
【解決手段】検査装置(1)は、板状の検査対象物(400)の重心を検査する検査装置であって、検査対象物(400)を上端部(101)において支持する支持部(10)と、支持部(10)の下端部(102)に締結された力覚センサ(20)であって、非回転状態の前記検査対象物(400)から支持部(10)に作用する重力方向の力、及び、前記重力方向に直交する軸まわりのモーメントを検知する力覚センサ(20)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
板状の検査対象物の重心を検査する検査装置であって、
前記検査対象物を上端部において支持する支持部と、
前記支持部の下端部に締結された力覚センサであって、非回転状態の前記検査対象物から前記支持部に作用する重力方向の力、及び、前記重力方向に直交する軸まわりのモーメントを検知する力覚センサと、
を備える、
検査装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記力覚センサによって検知された検知結果に基づいて、
前記検査対象物の重心の位置、
正常品の重心の位置を原点として、前記検査対象物の重心の位置を極座標で表した場合の偏角、及び
前記重力方向に直交する軸まわりのモーメント
のうちの少なくとも一つを特定する特定部を、更に備える、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記検査対象物は、円盤状である、
請求項1又は2に記載の検査装置。
【請求項4】
請求項1に記載の検査装置を用いて、板状の検査対象物の重心を検査する検査方法であって、
前記支持部の前記上端部に、前記検査対象物を支持する支持工程と、
前記支持工程によって支持された前記検査対象物から前記支持部に作用する前記重力方向の力、及び、前記重力方向に直交する軸まわりのモーメントを、前記力覚センサによって検知する検知工程と、
を含む、
検査方法。
【請求項5】
ディスクブレーキプレートの母材となる板状の検査対象物を、旋削加工する旋削加工工程と、
前記旋削加工工程後の前記検査対象物の重心を、請求項1に記載の検査装置を用いて検査する検査工程と、
を含む、
ディスクブレーキプレートの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、板状の検査対象物の重心を検査する検査装置、検査方法、及びディスクブレーキプレートの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ブレーキディスクが車軸に対して垂直に固定されているか否かを検査するブレーキディスクの取付状態検査装置が知られている。例えば、特許文献1に開示されているブレーキディスクの取付状態検査装置は、ブレーキディスクを回転自在に支持する非回転部に締結されたボルト又はナットに着脱自在に固定される固定手段と、ブレーキディスクの側面に当接可能な弾性体よりなるブレーキディスク接触部材と、固定手段にブレーキディスク接触部材を位置調節自在に支持する連結手段と、ブレーキディスク接触部材の可撓部に設けられた歪みゲージと、歪みゲージの出力に基づいてブレーキディスクの取付状態を判定する取付状態判定手段とを備える。
【0003】
ところで、ブレーキディスクをはじめ、板状の製造加工品について、その重心を測定し、測定した重心位置が、正常品が有する重心位置と一致しているか否かを検査する技術が知られている。そのような検査を行うことが可能な検査装置の一種として、静止バランス検査器が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-323352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従前の静止バランス検査器は、かかっているモーメント及び重心座標は分からない。
【0006】
本発明の一態様は、板状の検査対象物の重心を検査可能で、かかっているモーメント及び重心座標を検知できる検査装置、検査方法及びディスクブレーキプレートの製造方法を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る検査装置は、板状の検査対象物の重心を検査する検査装置であって、前記検査対象物を上端部において支持する支持部と、前記支持部の下端部に締結された力覚センサであって、非回転状態の前記検査対象物から前記支持部に作用する重力方向の力、及び、前記重力方向に直交する軸まわりのモーメントを検知する力覚センサと、を備える。
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る検査方法は、上述の検査装置を用いて、板状の検査対象物の重心を検査する検査方法であって、前記支持部の前記上端部に、前記検査対象物を支持する支持工程と、前記支持工程によって支持された前記検査対象物から前記支持部に作用する重力方向の力、及び、前記重力方向に直交する軸まわりのモーメントを、前記力覚センサによって検知する検知工程と、を含む。
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るディスクブレーキプレートの製造方法は、ディスクブレーキプレートの母材となる板状の検査対象物を、旋削加工する旋削加工工程と、前記旋削加工工程によって旋削加工された前記板状の検査対象物の重心を、上述の検査装置を用いて検査する検査工程と、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、板状の検査対象物の重心を検査可能で、かかっているモーメント及び重心座標を検知できる検査装置、検査方法及びディスクブレーキプレートの製造方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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