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公開番号2025103038
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2025066071,2024011515
出願日2025-04-14,2018-07-16
発明の名称非加熱、非燃焼式喫煙物品
出願人アール・エイ・アイ・ストラテジック・ホールディングス・インコーポレイテッド
代理人弁理士法人川口國際特許事務所
主分類A24F 40/05 20200101AFI20250701BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】少なくとも1つのハウジング、ノズルおよび制御構成要素を含むエアロゾル送達装置を提供する。
【解決手段】エアロゾル送達装置のハウジングは、エアロゾル前駆体組成物を保持するように構成されたリザーバを囲む。ノズル220は、リザーバからエアロゾル前駆体組成物を排出するためにハウジングに結合され、ノズルはメッシュ338を取り囲む圧電材料336または圧磁材料を含む。制御構成要素208は、圧電材料または圧磁材料を駆動して振動させ、メッシュを通したエアロゾル前駆体組成物の構成要素の排出を引き起こし、それによりユーザが吸入するためのエアロゾルを発生させるように結合され、構成されたマイクロプロセッサ330を含み、メッシュを通して排出されるエアロゾル前駆体組成物の構成要素は1マイクロメートル未満の直径を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル前駆体組成物を保持するように構成されたリザーバを囲む少なくとも1つのハウジングと、
リザーバからエアロゾル前駆体組成物を排出するためにハウジングに結合され、メッシュを取り囲む圧電材料または圧磁材料を含むノズルと、
圧電材料または圧磁材料を駆動して振動させ、メッシュを通したエアロゾル前駆体組成物の構成要素の排出を引き起こし、それによりユーザによる吸入のためのエアロゾルを発生させるように結合され、構成されたマイクロプロセッサを含む制御構成要素であって、エアロゾル前駆体組成物の構成要素は、1マイクロメートル未満の直径を有するメッシュを通して排出される、制御構成要素と
を備える、エアロゾル送達装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
圧電材料または圧磁材料は、最大400メガヘルツの共振周波数を有する、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項3】
圧電材料または圧磁材料は1,000キロヘルツの共振周波数を有し、メッシュは微小電気機械システム(MEMS)デバイスである、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項4】
圧電材料または圧磁材料は130キロヘルツの共振周波数を有し、メッシュはステンレス鋼メッシュである、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項5】
メッシュは曲面を有する、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項6】
電圧出力を生成するように構成され、3.7と4.1ボルトの間の公称電圧を有する再充電可能な電池である電源をさらに備え、
制御構成要素は、電源と、圧電材料または圧磁材料を含む電気負荷との間に、電源の電圧出力をより高い電圧に上げるように構成されたブーストレギュレータをさらに含んでおり、
マイクロプロセッサが圧電材料または圧磁材料を駆動するように構成されることが、圧電材料または圧磁材料に電力を供給して振動させるために、ブーストレギュレータを駆動して、より高い電圧を出力させるように構成されることを含む、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項7】
制御構成要素は、マイクロプロセッサおよび圧電材料または圧磁材料に対して、およびそれらの間に結合された電子発振器をさらに含み、
マイクロプロセッサが圧電材料または圧磁材料を駆動するように構成されることが、圧電材料または圧磁材料をその共振周波数で駆動するために、電子発振器を駆動して、周期的な発振電子信号を発生させるように構成されることを含む、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項8】
マイクロプロセッサは、電子発振器を駆動して、周期的な発振電子信号を発生させるために、プログラム可能なデューティサイクルを有するパルス信号を出力するように構成される、請求項7に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項9】
マイクロプロセッサは、圧電材料または圧磁材料の共振周波数に相当する1,000キロヘルツの周波数を有する周期的な発振電子信号を発生させるために、電子発振器を制御するように構成される、請求項7に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項10】
圧電材料または圧磁材料が圧電材料であり、電子発振器が、圧電材料に電気的に結合され、圧電材料を駆動して振動させるために、周期的な発振電子信号を発生するように構成される、請求項7に記載のエアロゾル送達装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、エアロゾルを発生する喫煙物品などのエアロゾル送達装置に関する。喫煙物品はエアロゾル前駆体を分配するように構成されてよく、エアロゾル前駆体は、タバコから製造され得る、またはタバコから抽出され得る材料を組み込んでよい、あるいはそうでなければタバコを組み込んでもよく、前駆体は、人間が消費するための吸入可能な物質を形成することが可能である。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
使用のためにタバコを燃焼させることを必要とする喫煙製品の改良品または代替品として多くの装置が長年にわたって提案されてきた。これらの装置の多くは、タバコの燃焼に起因するかなりの量の不完全燃焼物および熱分解生成物を送達することなく、タバコ、葉巻またはパイプ喫煙と関連付けられる感覚を提供するように設計されていると言われている。この目的のために、揮発性物質を気化させる、または加熱するのに電気エネルギーを利用する、あるいはタバコを顕著な程度まで燃焼させることなくタバコ、葉巻またはパイプ喫煙の感覚を提供しようと試みる多数の代替喫煙製品、香味生成器および薬用吸入器が提案されてきた。例えばCollett等に対する米国特許第8,881,737号明細書、Griffith Jr等に対する米国特許出願公開第2013/0255702号明細書、Sebastian等に対する米国特許出願公開第2014/0000638号明細書、Sears等に対する米国特許出願公開第2014/0096781号明細書、Ampolini等に対する米国特許出願公開第2014/0096782号明細書、Davis等に対する米国特許出願公開第2015/0059780号明細書およびWatson等に対する2016年7月28日に出願された米国特許出願番号15/222,615号に説明される背景技術で述べられている様々な代替の喫煙物品、エアロゾル送達装置および熱生成源を参照されたく、これらの特許の全ては参照により本明細書に組み込まれる。例えば、Counts等に対する米国特許第5,388,594号明細書およびRobinson等に対する米国特許第8,079,371号明細書の背景技術の項に説明されている製品および加熱構成の種々の実装も参照されたく、これらは、参照により本明細書に組み込まれる。喫煙物品の追加の例は、Ingebrethsenに対する米国特許第5,388,574号明細書、Honに対する欧州特許出願公開第1,618,803号明細書、Andersson等に対する国際特許出願公開WO2012/062600号、Honに対する米国特許出願公開第2015/0128974号明細書に説明されており、これらの特許はすべて参照により本明細書に組み込まれる。
【0003】
しかしながら、装置の有用性を拡張し得るような改善された電子機器をエアロゾル送達装置に提供することが恐らく望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第8,881,737号明細書
米国特許出願公開第2013/0255702号明細書
米国特許出願公開第2014/0000638号明細書
米国特許出願公開第2014/0096781号明細書
米国特許出願公開第2014/0096782号明細書
米国特許出願公開第2015/0059780号明細書
米国特許第5,388,594号明細書
米国特許第8,079,371号明細書
米国特許第5,388,574号明細書
欧州特許出願公開第1,618,803号明細書
国際公開第2012/062600号
米国特許出願公開第2015/0128974号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、エアロゾル送達装置、そのような装置を形成する方法、およびそのような装置の要素に関する。本開示は、限定することなく、以下の例示的な実装の例を含む。
【0006】
例示的実装1:エアロゾル前駆体組成物を保持するように構成されたリザーバを囲む少なくとも1つのハウジングと;リザーバからエアロゾル前駆体組成物を排出するためにハウジングに結合され、メッシュを取り囲む圧電材料または圧磁材料を含むノズルと;圧電材料または圧磁材料を駆動して振動させ、メッシュを通したエアロゾル前駆体組成物の構成要素の排出を引き起こし、それによりユーザによる吸入のためのエアロゾルを発生させるように結合され、構成されたマイクロプロセッサを含む制御構成要素であって、前駆体組成物の構成要素は、1マイクロメートル未満の直径を有するメッシュを通して排出される、制御構成要素とを備える、エアロゾル送達装置。
【0007】
例示的実装2:圧電材料または圧磁材料が最大400メガヘルツの共振周波数を有する、任意の前述の例示的実装の、または任意の前述の例示的実装の任意の組み合わせによるエアロゾル送達装置。
【0008】
例示的実装3:圧電材料または圧磁材料が、1,000キロヘルツの共振周波数を有し、メッシュが微小電気機械システム(MEMS)デバイスである、任意の前述の例示的実装の、または任意の前述の例示的実装の任意の組み合わせによるエアロゾル送達装置。
【0009】
例示的実装4:圧電材料または圧磁材料が130キロヘルツの共振周波数を有し、メッシュがステンレス鋼メッシュである、任意の前述の例示的実装の、または任意の前述の例示的実装の任意の組み合わせによるエアロゾル送達装置。
【0010】
例示的実装5:メッシュが曲面を有する、任意の前述の例示的実装の、または任意の前述の例示的実装の任意の組み合わせによるエアロゾル送達装置。
(【0011】以降は省略されています)

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