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公開番号2025101711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2024110155
出願日2024-07-09
発明の名称発熱装置及び発熱システム
出願人サーマルガジェット株式会社,個人
代理人個人,個人
主分類F24V 30/00 20180101AFI20250630BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】熱供給に必要なエネルギーを効果的に削減できる省エネルギー性能が高い発熱装置及び発熱システムを提供する。
【解決手段】発熱装置1は、水素が封入される容器10と、容器10の内部に配置され、水素40を吸収する際に発熱反応を伴う水素貯蔵合金30と、を備え、水素貯蔵合金30の水素40の吸収に伴う発熱反応を熱源とする。また、発熱装置1は、容器10の内部に配置され、第1空間51と水素貯蔵合金30が配置される第2空間52に隔てると共に通気性を有する隔壁20a及び隔壁20bを備え、水素40が第1空間51から隔壁20a又は隔壁20bを通過して第2空間52の水素貯蔵合金30に吸収される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
水素が封入される容器と、
前記容器の内部に配置され、前記水素を吸収する際に発熱反応を伴う水素貯蔵合金と、
を備え、
前記水素貯蔵合金の前記水素の吸収に伴う前記発熱反応を熱源とする、
発熱装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記容器の内部に配置され、前記水素が封入される第1空間と前記水素貯蔵合金が配置される第2空間に隔てると共に通気性を有する隔壁を備え、
前記水素が前記第1空間から前記隔壁を通過して前記第2空間の前記水素貯蔵合金に吸収される、
請求項1に記載の発熱装置。
【請求項3】
水素が封入される少なくとも1以上の第1容器と、
前記水素を吸収する際に発熱反応を伴う水素貯蔵合金が内部に配置される、少なくとも1以上の第2容器と、
前記第1容器と前記第2容器のそれぞれの内部を連通する接続経路と、
前記接続経路の開閉を行う開閉装置と、
を備える、
発熱装置。
【請求項4】
請求項3に記載の発熱装置と、
前記水素貯蔵合金の温度を検出する合金温度センサと、
前記合金温度センサの検出温度に基づいて前記開閉装置の開閉制御を行う制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記合金温度センサの検出温度が設定値以下になると前記接続経路を開くように前記開閉装置を制御する、
発熱システム。
【請求項5】
請求項3に記載の発熱装置と、
外気の温度を検出する外気温度センサと、
前記外気温度センサの検出温度に基づいて前記開閉装置の開閉制御を行う制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記外気温度センサの検出温度が設定値以下になると前記接続経路を開くように前記開閉装置を制御する、
発熱システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発熱装置及び発熱システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、水素を貯蔵する水素貯蔵合金を利用する技術が知られている。例えば、特許文献1には、容器に収容された粉末状水素吸蔵材料に水素を吸蔵する水素貯蔵装置において、粉末状水素吸蔵材料から放出される水素を利用する外部装置と容器との間に、水素を透過し、且つ粉末状水素吸蔵材料を透過しない選択性透過部材を配置することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-273591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、熱供給を行うためには、燃料や電力等が必要となる。省エネルギー化や環境保護の観点では、熱供給に必要な燃料や電力、CO

等はできるだけ削減することが好ましい。しかしながら、前述の従来技術は、あくまで燃料電池のための水素貯蔵を目的として水素貯蔵合金を利用しているだけであり、水素貯蔵合金自体の特性を有効に活用しているとは言い難かった。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、熱供給に必要なエネルギーを効果的に削減できる、省エネルギー性能が高い発熱装置及び発熱システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、水素が封入される容器と、前記容器の内部に配置され、前記水素を吸収する際に発熱反応を伴う水素貯蔵合金と、を備え、前記水素貯蔵合金の前記水素の吸収に伴う前記発熱反応を熱源とする発熱装置である。
【0007】
前記発熱装置は、前記容器の内部に配置され、前記水素が封入される第1空間と前記水素貯蔵合金が配置される第2空間に隔てると共に通気性を有する隔壁を備え、前記水素が前記第1空間から前記隔壁を通過して前記第2空間の前記水素貯蔵合金に吸収される構成としてもよい。
【0008】
また、本発明の一態様は、水素が封入される少なくとも1以上の第1容器と、前記水素を吸収する際に発熱反応を伴う水素貯蔵合金が内部に配置される、少なくとも1以上の第2容器と、前記第1容器と前記第2容器のそれぞれの内部を連通する接続経路と、前記接続経路の開閉を行う開閉装置と、を備える発熱装置である。
【0009】
また、本発明の一態様は、前記発熱装置と、前記水素貯蔵合金の温度を検出する合金温度センサと、前記合金温度センサの検出温度に基づいて前記開閉装置の開閉制御を行う制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記合金温度センサの検出温度が設定値以下になると前記接続経路を開くように前記開閉装置を制御する発熱システムである。
【0010】
また、本発明の一態様は、前記発熱装置と、外気の温度を検出する外気温度センサと、前記外気温度センサの検出温度に基づいて前記開閉装置の開閉制御を行う制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記外気温度センサの検出温度が設定値以下になると前記接続経路を開くように前記開閉装置を制御する、発熱システムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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