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公開番号2025100581
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025061997,2023114804
出願日2025-04-03,2020-08-12
発明の名称ロック解除装置及びベビーカー
出願人ワンダーランド スイツァーランド アーゲー
代理人個人,個人
主分類B62B 7/06 20060101AFI20250626BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】従来技術の問題を解決する。
【解決手段】ロック解除装置は、少なくとも1つの操作部材と、第1のロック解除モジュールと、第2のロック解除モジュールとを含む。少なくとも1つの操作部材は、フレームに移動可能に配置され、フレームは、第1のロック機構と、第2のロック機構とを備える。第1のロック解除モジュールは、フレームに移動可能に配置され、第1のロック機構に接続される。第2のロック解除モジュールは、フレームに移動可能に配置され、第2のロック機構に接続される。少なくとも1つの操作部材は移動して、第1のロック解除モジュールを駆動して移動させて第1のロック機構を解除するか、或いは第2のロック解除モジュールを駆動して移動させて第2のロック機構を解除する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ロック解除装置であって、
フレームに移動可能に配置される少なくとも1つの操作部材であって、前記フレームは、少なくとも1つのロック機構を備える、少なくとも1つの操作部材と、
前記少なくとも1つの操作部材に配置される保持機構と、
前記フレームに移動可能に配置され、前記少なくとも1つのロック機構に接続される、少なくとも1つのロック解除モジュールと、を含み、
前記少なくとも1つの操作部材が移動して、前記少なくとも1つのロック解除モジュールを駆動して移動させて、前記少なくとも1つのロック機構をロック解除すると、前記保持機構は、前記少なくとも1つの操作部材をロック解除位置で保持する、
ロック解除装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記保持機構は、第1の係合部材と、第2の係合部材とを含み、前記第1の係合部材は、前記少なくとも1つの操作部材に固定され、前記第2の係合部材は、前記フレームに接続され、前記第1の係合部材は、レールと、凹部とを含み、前記第2の係合部材は、前記レールに沿って移動し、前記凹部に係合して、前記少なくとも1つの操作部材を前記ロック解除位置で保持する、請求項1に記載のロック解除装置。
【請求項3】
前記レールは、第1の傾斜溝と、第2の傾斜溝と、第3の傾斜溝と、第4の傾斜溝とを有し、前記第2の係合部材の係合部分が、前記第1及び第2の傾斜溝に沿って移動し、前記第2及び第3の傾斜溝の間の前記凹部に係合して、前記少なくとも1つの操作部材を前記ロック解除位置で保持し、前記第2の係合部材の前記係合部分は、前記凹部から離れ、前記第3及び第4の傾斜溝に沿って移動して、前記少なくとも1つの操作部材を解放する、請求項1に記載のロック解除装置。
【請求項4】
前記保持機構は、前記少なくとも1つの操作部材に枢動的に接続され、前記保持機構は、係合部分と、弾性部分とを含み、前記フレームは、係合穴を有し、前記少なくとも1つの操作部材が移動して、前記少なくとも1つのロック機構をロック解除する前に、前記係合部分は、前記フレームに当接し、前記弾性部分は、前記フレームによって圧縮され、前記少なくとも1つの操作部材が移動して、前記少なくとも1つのロック機構をロック解除すると、前記弾性部分は、前記保持機構を駆動して回転させ、前記係合部分は、前記係合穴に係入する、請求項1に記載のロック解除装置。
【請求項5】
選択部材と、スライドモジュールとをさらに含み、前記選択部材は、前記フレームに移動可能に配置され、前記スライドモジュール及び前記選択部材は連動して、前記少なくとも1つの操作部材に当接し、前記選択部材は、前記スライドモジュールを駆動して、前記少なくとも1つのロック解除モジュールに向かってスライドさせる、請求項1に記載のロック解除装置。
【請求項6】
前記少なくとも1つのロック解除モジュールは、第1のロック解除モジュールと、第2のロック解除モジュールとを含み、前記選択部材は、前記フレームに対して第1の位置と第2の位置との間で移動し、前記選択部材が前記第1の位置に配置されると、前記スライドモジュールは連動して、前記第1のロック解除モジュールに向かって移動し、前記選択部材が前記第2の位置に配置されると、前記スライドモジュールは連動して、前記第2のロック解除モジュールに向かって移動する、請求項5に記載のロック解除装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つのロック機構は、第1のロック機構と、第2のロック機構とを含み、前記第1のロック解除モジュールは、前記第1のロック機構に接続され、前記第2のロック解除モジュールは、前記第2のロック機構に接続され、前記選択部材が前記第1の位置に配置されると、前記少なくとも1つの操作部材は移動し、前記第1のロック解除モジュールを駆動して移動させて、前記第1のロック機構をロック解除し、前記選択部材が前記第2の位置に配置されると、前記少なくとも1つの操作部材は移動し、前記第2のロック解除モジュールを駆動して移動させて、前記第2のロック機構をロック解除する、請求項6に記載のロック解除装置。
【請求項8】
前記第1のロック解除モジュールは、前記フレームに枢動的に接続される第1の回転部材を含み、前記第2のロック解除モジュールは、前記フレームに枢動的に接続される第2の回転部材を含み、前記スライドモジュールは、第1のスライド部材と、第2のスライド部材とを含み、前記第1のスライド部材及び前記第2のスライド部材は、前記第1の回転部材及び前記第2の回転部材をそれぞれ駆動して回転させる、請求項6に記載のロック解除装置。
【請求項9】
前記第1の回転部材は、第1の突出部分を有し、前記第1のスライド部材は移動して、前記第1の突出部分を押して前記第1の回転部材を回転させ、前記第2の回転部材は、第2の突出部分を有し、前記第2のスライド部材は移動して、前記第2の突出部分を押して前記第2の回転部材を回転させる、請求項8に記載のロック解除装置。
【請求項10】
前記第1のスライド部材は、第1のスライド溝を有し、前記第1の突出部分は、前記第1のスライド溝にスライド可能に配置され、前記第2のスライド部材は、第2のスライド溝を有し、前記第2の突出部分は、前記第2のスライド溝にスライド可能に配置される、請求項9に記載のロック解除装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ベビー(乳児)製品に関し、より具体的には、ロック解除装置及びロック解除装置を備えるベビーカー(stroller)に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
ベビーカーは、乳幼児のアウトドア活動のための利便性をもたらすように設計された輸送手段であり、長期に亘って広く使用されている。現在、一部のベビーカーは、フレームと、フレーム折畳み機構と、前輪と、後輪と、車輪回転向き機構とを備える。フレーム折畳み機構は、フレームを折り畳むように構成される。このようにして、ベビーカーが使用されないときには、容易な持ち運び及び保管のために、ベビーカーを折り畳んでより小さな体積にすることができる。車輪回転向き機構は、回転可能な後輪をロック及びロック解除するように構成される。車輪回転向き機構は、後輪が自由に回転できるように、後輪をロック解除する。反転するとき、後輪は特定の角度で回転して、ベビーカーの向きの変更を容易にすることができる。向きの変更後、車輪回転向き機構を使用して後輪をロックし、後輪を位置変更して前方に移動させることができる。しかしながら、前述の機構は、ベビーカーのより多くの空間を占め、操作は極めて不便であり、ベビーカーは見た目に悪く、消費者の購入意向が低下することがある。
【発明の概要】
【0003】
本発明は、前述の問題を解決するために、ロック解除装置及びロック解除装置を備えるベビーカーを提供する。
【0004】
本発明のある実施形態によれば、ロック解除装置が、少なくとも1つの操作部材と、第1のロック解除モジュールと、第2のロック解除モジュールとを含む。少なくとも1つの操作部材は、フレームに移動可能に配置され、フレームは、第1のロック機構と、第2のロック機構とを備える。第1のロック解除モジュールは、フレームに移動可能に配置され、第1のロック機構に接続される。第2のロック解除モジュールは、フレームに移動可能に配置され、第2のロック機構に接続される。少なくとも1つの操作部材は移動して、第1のロック解除モジュールを駆動して移動させて第1のロック機構をロック解除するか、或いは第2のロック解除モジュールを駆動して移動させて第2のロック機構を解除する。
【0005】
別の実施形態において、ロック解除装置は、フレームに移動可能に配置される選択部材を更に含んでよい。選択部材は、フレームに対して第1の位置と第2の位置の間を移動する。選択部材が第1の位置に配置されると、少なくとも1つの操作部材は、第1のロック解除モジュールを駆動して移動させて、第1のロック機構をロック解除するようにスライドする。選択部材が第2の位置に配置されると、少なくとも1つの操作部材は、第2のロック解除モジュールを駆動して移動させて、第2のロック機構をロック解除するようにスライドする。
【0006】
別の実施形態において、少なくとも1つの操作部材は、第1の操作部材と、第2の操作部材とを含んでよい。第1の操作部材は、第1のロック解除モジュールを駆動して移動させて、第1のロック機構を解除するようにスライドし、第2の操作部材は、第2のロック解除モジュールを駆動して移動させて、第2のロック機構を解除するようにスライドする。
【0007】
別の実施形態において、ロック解除装置は、少なくとも1つの操作部材に配置される保持機構を更に含んでよい。保持機構は、少なくとも1つの操作部材がスライドして第1のロック機構及び第2のロック機構の一方をロック解除するときに、少なくとも1つの操作部材をロック解除位置に保持する。保持機構は、少なくとも1つの操作部材がロック解除位置から作動させられるときに、少なくとも1つの操作部材を解放する。
【0008】
本発明のある実施形態によれば、ベビーカーが、フレームと、車輪ソケットと、第1のロック機構と、第2のロック機構と、前述のロック解除装置とを含む。車輪ソケットは、フレームの脚に回転可能に配置される。第1のロック機構は、フレームに配置され、フレームを折り畳むように構成される。第2のロック機構は、フレームに配置され、車輪ソケットをロックするように構成される。ロック解除装置は、第1のロック機構及び第2のロック機構をロック解除するように構成される。
【0009】
上述したように、本発明は、少なくとも1つの操作部材を用いて、第1のロック解除モジュールを駆動して移動させて、第1のロック機構をロック解除するように移動するか、或いは第2のロック解除モジュールを駆動して移動させて、第2のロック機構をロック解除するように移動する。ある実施形態では、選択部材が、フレームに移動可能に配置されてよく、フレームに対して第1の位置と第2の位置との間で移動することができてよい。選択部材が第1の位置に配置されるとき、第1のロック機構は、操作部材が第1のロック解除モジュールを駆動して移動させて、第1のロック機構をロック解除するようにスライドすることができるように、操作部材に対応する。選択部材が第2の位置に配置されるとき、第2のロック機構は、操作部材が第2のロック解除モジュールを駆動して移動させて、第2のロック機構をロック解除するようにスライドすることができるように、操作部材に対応する。従って、本発明は、第1及び第2のロック機構をロック解除するために、2つの独立したロック解除装置を配置する必要はない。すなわち、本発明は、1つの単一のロック解除装置を用いて、2つの異なるロック機構をロック解除することができる。従って、製造コストは低減され、本発明のロック解除装置は、ベビーカーのより少ない空間を占め、操作が容易かつ便利である。
【0010】
別の実施形態において、少なくとも1つの操作部材は、第1のロック機構及び第2のロック機構をそれぞれロック解除するように構成される、第1の操作部材と、第2の操作部材とを含んでよい。換言すれば、本発明は、2つの操作部材を用いて、2つの異なるロック機構をロック解除してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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