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公開番号2025100279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024056964
出願日2024-03-29
発明の名称ストロー
出願人エコ フィン シーオー エルティーディ,ECO FIN CO., LTD.
代理人個人
主分類A47G 21/18 20060101AFI20250626BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】紙カップの開口部の封止フィルムを突き破る強度が強く、紙カップ内の液体に対する耐久性が高いストローに関する。
【解決手段】ストロー(1)が開示される。ストローは、端部(12)を有し、基材で形成された管状ストロー本体を備え、基材は、第一長辺、第二長辺及び第一厚さ(t1)を有する。第一長辺は、第二長辺と重なり、第二厚さ(t2)を有する重なり部(3)を形成する。ストロー(1)は、第一厚さ(t1)に対する第二厚さ(t2)の比が2より小さいことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
端部を有し、基材で形成された管状ストロー本体を備え、
前記基材は、第一長辺、第二長辺及び第一厚さを有し、
前記第一長辺は、前記第二長辺と重なり、第二厚さを有する重なり部を形成し、
前記第一厚さに対する前記第二厚さの比は2より小さいことを特徴とするストロー。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記比は、1.43~1.8の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のストロー。
【請求項3】
前記ストローは、4mm、6mm、8mm、10mm及び12mmからなる群から選択される公称直径を有し、
前記基材は、紙で製造し、前記紙は食品グレードであることを特徴とする請求項1に記載のストロー。
【請求項4】
前記基材は、分解性コーティングでコーティングされた第一表面を有し、
前記分解性コーティングは、0.014mmから0.020mmの範囲の第三厚さを有し、
前記分解性コーティングは、加水分解性と細菌分解性のうちの少なくとも一つを有し、
前記分解性コーティングは、防水性があり、水性であることを特徴とする請求項1に記載のストロー。
【請求項5】
前記重なり部は、超音波を使用して前記分解性コーティングを加熱することによって封止され、
前記基材は、前記分解性コーティングでコーティングされた第二表面を有することを特徴とする請求項4に記載のストロー。
【請求項6】
前記基材は、第一幅を有する第一短辺を有し、
前記重なり部は、重なり幅を有し、
前記ストローは、前記第一幅(W1)に対する前記重なり幅の比は、0.051~0.131の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のストロー。
【請求項7】
前記基材は、ジグザグ形状の第一短辺を有し、
前記第一短辺は、第一サブ長さを有する第一エッジ、第二サブ長さを有する第二エッジ及び第三エッジからなり、
前記第一エッジは、前記第三エッジと重なり、重なり部の重なりエッジを形成し、
前記第一サブ長さは、 第二サブ長さに等しく、
前記第一エッジと前記第二エッジは、前記管状ストロー本体の長手方向に対して同じ鋭角を有し、
前記同じ鋭角の範囲は35° ~65°であることを特徴とする請求項1に記載のストロー。
【請求項8】
前記重なり部は、直線状の二つの長手方向側面を有し、
前記重なり部の材料密度は、前記基材の非重なり部の材料密度より大きく、
前記非重なり部は、前記第一厚さを有することを特徴とする請求項1に記載のストロー。
【請求項9】
前記管状ストロー本体の前記端部は、傾斜端部であり、鋭利な先端を有し、二つの長手方向辺のうちの一つは、前記鋭利な先端と直線上にあり、
二つの長手方向辺のうちの一つと、前記鋭利な点を通り、前記管状ストロー本体の長手方向に平行な仮想直線との間の距離は、0~1.0mmの範囲であることを特徴とする請求項8に記載のストロー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ストローに関し、特に、紙カップの開口部の封止フィルムを突き破る強度が強く、紙カップ内の液体に対する耐久性が高いストローに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
手持ちの紙コップにジュースやソフトドリンクを詰めて飲むために広く使われているストローは、通常プラスチック素材でできている。現在、社会の環境意識の高まりに伴い、プラスチック製のストローから紙製のストローへの置き換えが進んでいる。しかし、紙製ストローは、プラスチック製ストローに比べて強度が弱いため、紙カップの開口部の封止フィルムに差し込む際に潰れやすいという問題があった。また、紙製ストローは、プラスチック製のストローに比べて柔らかくなりやすく、ジュースやソフトドリンクなどの液体に浸すと耐久性が劣る。従って、従来の紙ストローは、ストローを形成するためにより厚い紙シートを必要とする。
【0003】
更に、従来技術の紙ストローは、より優れた防水効果を得るために、その上に積層膜/コーティングフィルム層がコーティングされている。しかし、積層膜/コーティングフィルム層は、通常、PE、ワックス、又はフッ素化学物質から選択され、環境に優しくない。これらの紙ストローはリサイクルされなければ、自然環境で分解され難い。積層膜/コーティングフィルム層を有する紙ストローはリサイクルできないが、コーティングの材料と紙材料を分離するために非常に高いコストをかけてリサイクルすることができる。従って、低コストのリサイクル方法が必要である。
【0004】
更に、従来技術の紙ストローは、化学的安定性が良く、防水性、耐油性があり、摩擦が低い、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)を含有するため、食品と接触する材料に広く使用されている。しかし、PFASは自然環境中では分解されにくく、人体に有害であり、自然汚染の原因となる。そのため、PFASやフルオレンを含む紙ストローは徐々に市場に受け入れられなくなってきている。
【0005】
また、従来技術では、紙シートを所定の形状に切断し、その後、所定の形状に切断した紙シートを貼り合わせて先端が面取りされたストローを作製するものがある。このため、大量生産には非常に複雑で時間がかかる製造プロセスが必要になる。紙ストローの強度を考慮して、より厚い紙シートを使用し、所定の形状に切断するが、接着工程に先立って切断された厚い紙シートをスクロールする工程では、切断された厚い紙シートは接着して紙ストローを形成するためにスクロールしにくくなり、別の問題が発生する。
【0006】
別のタイプの伝統的なストローは、紙シートではなく紙ストリップで形成されている。紙片を斜め又は斜めにカールさせて接着し、紙ストローを形成する。このタイプのストローには、強度を維持するためにより厚い紙片が必要であるという同じ問題がある。また、ストローの接着面積は、紙シートからなるストローに比べて非常に大きくなるため、薄い紙片で形成されたストローの接着面積が剥がれる危険性が高くなる。
【0007】
従って、出願人は、上述の従来技術の問題を改善するストローを開示した。
【発明の概要】
【0008】
本発明の一態様によれば、ストローが提供される。ストローは、端部を有し、基材で形成された管状ストロー本体を含み、基材は、第一長辺、第二長辺、及び第一厚さを有し、第一長辺は第二長辺と重なり、第二厚さを有する重なり部を形成し、 第一厚さに対する第二厚さの比が2より小さい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
以下の図面は、実施形態に従って描かれており、本発明の概念を単に例示するものである。
本発明の一つの実施形態に係るストローを示す図である。
本発明の他の実施形態に係るストローを示す図である。
図1Bのストローの斜視図である。
図1A又は図1Bのストローの他の詳細図である。
本発明の一つの実施形態に係るストローの基材の概略側面図である。
本発明の他の実施形態に係るストローの基材の概略側面図である。
本発明の一つの実施形態に係る基板を平坦化したときの平坦化形状を示す模式図であり、ストローの端部の部分拡大図も示す。
本発明の他の実施形態に係る基板を平坦化したときの平坦化形状を示す模式図であり、ストローの端部の部分拡大図も示す。
本発明の一つの実施形態に係るストローを形成するために切断する方法を示す概略図である。
本発明の他の実施形態に係るストローを形成するために切断する方法を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の詳細な説明を読むときは、本発明のすべての図を参照する。本発明のすべての図は、例を示すことによって本発明の異なる実施形態を示し、当業者が本発明を実施する方法を理解するのに役立つ。本実施例は、本発明の精神を実証するのに十分な実施形態を提供し、各実施形態は他の実施形態と矛盾せず、新しい実施形態は、それらの任意の組み合わせを通じて実施することができる。すなわち、本発明は、本明細書に開示された実施形態に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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