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公開番号
2025099829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216779
出願日
2023-12-22
発明の名称
クレーン
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B66C
13/22 20060101AFI20250626BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】吊り荷の振れを低減する制御に有用な構成を有するクレーンを提供する。
【解決手段】クレーンは、ブームと、ブームに支持されかつ吊り荷を含む領域を撮影するカメラと、カメラの姿勢を検出する姿勢センサと、カメラにより取得された映像データと姿勢センサの検出情報とに基づいて吊り荷の振れ止め運転をするべきか否かの判断結果を出力する出力部とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ブームと、
ブームに支持されかつ吊り荷を含む領域を撮影するカメラと、
前記カメラの姿勢を検出する姿勢センサと、
前記カメラにより取得された映像データと前記姿勢センサの検出情報とに基づいて前記吊り荷の振れ止め運転をするべきか否かの判断結果を出力する出力部と、
を備えるクレーン。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記振れ止め運転を実行する振れ止めモードへの移行指令が、オペレータの操作する操作部から入力されても、前記判断結果が否である場合に、前記振れ止めモードへの移行が取り消される、
請求項1記載のクレーン。
【請求項3】
ブームと、
ブームに支持されかつ吊り荷を含む領域を撮影するカメラと、
前記カメラの姿勢を検出する姿勢センサと、
前記カメラにより取得された映像データと前記姿勢センサの検出情報とに基づいて前記吊り荷の振れ止め運転を実行する制御部と、
を備えるクレーン。
【請求項4】
前記振れ止め運転は、前記映像データと前記姿勢センサの出力とに基づいて、前記ブームの動作量が決定された運転であることを特徴とする請求項3に記載のクレーン。
【請求項5】
ブームと、
ブームに支持されかつ吊り荷を含む領域を撮影するカメラと、
前記カメラの姿勢を検出する姿勢センサと、
前記カメラにより撮影された映像を出力する表示部と、
を備え、
前記表示部は、前記姿勢センサが検出した情報に基づいて前記映像の基準点を補正し、
前記基準点は、前記吊り荷の振れ中心に関連付けられた点である、
クレーン。
【請求項6】
前記基準点の補正は、互いに交差する2軸方向の補正を含む、
請求項5記載のクレーン。
【請求項7】
前記カメラは、前記ブームに固定されている、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のクレーン。
【請求項8】
前記姿勢センサは、前記カメラの光軸と同一直線上に配置されている、
請求項7記載のクレーン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クレーンに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ブームの先端部分にジンバルを介してセンサユニットが取り付けられているクレーンが記載されている。当該センサユニットにはカメラと慣性計測装置とが搭載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-094835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のクレーンにおいては、ブームにねじれが生じた場合などに、カメラの姿勢が変化したり振動したりしてしまう場合がある。カメラによる吊り荷の映像から吊り荷にどのような振れが生じているのか正確に検出することができない。そのため、振れ止めの制御がうまく行うことができないことがあった。
【0005】
本発明は、吊り荷の振れ止め制御をより正確に行えるクレーンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る一態様のクレーンは、
ブームと、
ブームに支持されかつ吊り荷を含む領域を撮影するカメラと、
前記カメラの姿勢を検出する姿勢センサと、
前記カメラにより取得された映像データと前記姿勢センサの検出情報とに基づいて前記吊り荷の振れ止め運転をするべきか否かの判断結果を出力する出力部と、
を備える。
【0007】
本発明に係るもう一つの態様のクレーンは、
ブームと、
ブームに支持されかつ吊り荷を含む領域を撮影するカメラと、
前記カメラの姿勢を検出する姿勢センサと、
前記カメラにより取得された映像データと前記姿勢センサの検出情報とに基づいて前記吊り荷の振れ止め運転を実行する制御部と、
を備える。
【0008】
本発明に係るもう一つの態様のクレーンは、
ブームと、
ブームに支持されかつ吊り荷を含む領域を撮影するカメラと、
前記カメラの姿勢を検出する姿勢センサと、
前記カメラにより撮影された映像を出力する表示部と、
を備え、
前記表示部は、前記姿勢センサが検出した情報に基づいて前記映像の基準点を補正し、
前記基準点は、前記吊り荷の振れ中心に関連付けられた点である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、吊り荷の振れ止め制御をより正確に行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態1に係るクレーンを示す図である。
図1のカメラユニットの部分を拡大した側面図である。
図1のクレーンにおける制御構成を示すブロック図である。
制御部が実行する自動操縦による振れ止め運転処理を示すフローチャートである。
制御部が実行するクレーンの制御処理を示すフローチャートである。
制御部が実行する表示制御処理を示すフローチャートである。
図6の表示制御処理による表示部の出力例を示すもので、(A)はカメラが基準姿勢にあるときの画像図であり、(B)はブームがねじれているときなどカメラが基準姿勢から外れた姿勢にあるときの画像図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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