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公開番号
2025099030
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215363
出願日
2023-12-21
発明の名称
ねじおよびねじ止め構造体
出願人
シンクレイヤ株式会社
代理人
弁理士法人あいち国際特許事務所
主分類
F16B
41/00 20060101AFI20250626BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】脱落防止機構を有したねじを提供する。
【解決手段】ねじ1は、頭部10と、頭部10と接続する柱状体であって、柱状体の外周面のうち少なくとも先端側におねじ11Aが形成された軸部11と、軸部11の外周面を覆う熱収縮チューブ12と、を有する。熱収縮チューブ12は、軸部11の外周面に密着した収縮部12Bと、収縮部12Bの頭部10側に連続し、軸部11の外周面と密着していない非収縮部12Aと、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
頭部と、
前記頭部と接続する柱状体であって、前記柱状体の外周面のうち少なくとも先端側におねじが形成された軸部と、
前記軸部の外周面を覆う熱収縮チューブと、を有し、
前記熱収縮チューブは、
前記軸部の前記外周面に密着した収縮部と、
前記収縮部の前記頭部側に連続し、前記軸部の前記外周面と密着していない非収縮部と、を有するねじ。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記非収縮部の直径は、前記収縮部の直径の1.06倍以上1.37倍以下である、請求項1に記載のねじ。
【請求項3】
前記非収縮部の長さは、前記収縮部の長さの0.3倍以上0.7倍以下である、請求項1に記載のねじ。
【請求項4】
前記軸部の前記外周面のうち前記収縮部が密着する領域に、前記おねじが形成されている、請求項1に記載のねじ。
【請求項5】
前記熱収縮チューブは、前記非収縮部の前記頭部側に連続し、前記軸部の前記外周面に密着された第2収縮部をさらに有する、請求項1に記載のねじ。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のねじと、
前記ねじの前記軸部が挿入される挿入孔を有する第1部材と、
前記おねじと結合するめねじを有する第2部材と、を有し、
前記挿入孔に前記軸部が挿入され、前記軸部の先端が前記挿入孔から突出しており、
前記挿入孔から突出した前記軸部の先端の前記おねじと前記第2部材の前記めねじとが結合しており、
前記非収縮部は弾性変形して前記挿入孔の内壁面と接触し、前記収縮部は前記挿入孔の内壁面と接触していない、ねじ止め構造体。
【請求項7】
前記挿入孔の直径は、前記非収縮部の直径の0.94倍以上0.97倍以下である、請求項6に記載のねじ止め構造体。
【請求項8】
前記第1部材は送風機であり、前記第2部材は電気機器である、請求項6に記載のねじ止め構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ねじおよびねじ止め構造体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
第1部材の挿入孔にねじの軸部を挿入し、挿入孔から突き出したねじの軸部先端を第2部材のめねじと結合させることにより、第1部材と第2部材をねじによって固定することが広く行われている。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の発明のように、ネジにおける第1部材の挿入穴に配置される部分に、熱収縮チューブを装着したネジが提案されている。熱収縮チューブは全体が熱収縮されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-127284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のようにして第1部材と第2部材をねじによって固定する場合、作業効率の点から、第1部材の挿入孔にねじの軸部を仮挿入した状態で第1部材を第2部材のそばまで移動させたいことがある。
【0006】
しかし、挿入孔にねじを仮挿入した状態で移動を行うと、ねじが挿入孔から脱落してしまう可能性がある。特許文献1に記載のねじにおいては、熱収縮チューブの全体が熱収縮によって軸部に密着しているが、熱収縮量のばらつきや挿入孔の直径のばらつきが原因で、やはりねじが脱落する懸念がある。
【0007】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、仮挿入した挿入孔からの脱落を防止することができるねじ、およびこれを用いたねじ止め構造体を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、
頭部と、
前記頭部と接続する柱状体であって、前記柱状体の外周面のうち少なくとも先端側におねじが形成された軸部と、
前記軸部の外周面を覆う熱収縮チューブと、を有し、
前記熱収縮チューブは、
前記軸部の前記外周面に密着した収縮部と、
前記収縮部の前記頭部側に連続し、前記軸部の前記外周面と密着していない非収縮部と、を有するねじにある。
【発明の効果】
【0009】
上記態様によれば、熱収縮チューブの非収縮部を第1部材の挿入孔の内壁面に密着させることができる。そのため、第1部材の挿入孔からねじが脱落してしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1におけるねじの構成を示した図。
実施形態1におけるねじの軸に垂直な断面であって、図1におけるII-IIでの切断部端面を示した図。
実施形態1におけるねじの軸に垂直な断面であって、図1におけるIII-IIIでの切断部端面を示した図。
第1部材と第2部材をねじによって固定したねじ止め構造体の構成を示した図であって、ねじの中心軸を含む面での断面図。
第1部材の挿入孔にねじの軸部を挿入した状態を示した図。
実施形態2におけるねじの構成を示した図。
送風機をねじによって電気機器に固定する構造を示した分解図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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