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公開番号
2025098898
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215316
出願日
2023-12-20
発明の名称
クッション材及びクッション材組立方法
出願人
株式会社ダイコウ
代理人
弁理士法人iRify国際特許事務所
主分類
A47C
27/12 20060101AFI20250625BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】通気性及び快適性を維持しつつ、製造コストを低減することができるクッション材を提供することにある。
【解決手段】ポリエステル繊維30によってメッシュ状に形成されると共に、外周部が400℃の熱気を噴出するホットエアガンによって熱処理によって溶融された長方形状の繊維層体20が外周部の一部を開口部Fとして残して縫合して形成されると共に、裏返して袋状に形成された立体構造体と、開口部Fに位置し、縫合して形成された最終縫合部15を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂繊維によってメッシュ状に形成されると共に、外周部が熱処理によって溶融された長方形状の2枚の繊維層体がその外周部の一部を開口部として残して縫合して形成されると共に、裏返して袋状に形成された立体構造体と、
前記開口部に位置し、縫合して形成された最終縫合部を備えていることを特徴とするクッション材。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記メッシュ状は、ラッセル編みによるものであることを特徴とする請求項1に記載のクッション材。
【請求項3】
前記袋状の立体構造体の内部には、機能性を有する機能部材が収容されていることを特徴とする請求項1に記載のクッション材。
【請求項4】
樹脂繊維によってメッシュ状に形成された1枚の長方形状の繊維層体の外周部を熱処理によって溶融し、
前記繊維層体を中央で折り曲げ、
その外周部の一部を開口部として残して縫合し、
前記開口部から、前記繊維層体の内側を引き出して裏返し、
前記開口部を縫合することを特徴とするクッション材組立方法。
【請求項5】
樹脂繊維によってメッシュ状に形成された2枚の長方形状の繊維層体のそれぞれの外周部を熱処理によって溶融し、
前記繊維層体を重ね合わせ、
その外周部の一部を開口部として残して縫合し、
前記開口部から、前記繊維層体の内側を引き出して裏返し、
前記開口部を縫合することを特徴とするクッション材組立方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂繊維によってメッシュ状に編み込まれて高反発性立体構造体として形成されるクッション材及びクッション材組立方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
座布団、寝具、各種シート等のクッション材として発泡ポリウレタンやエアクッション材が知られている。これらのクッション材は通気性に劣るため、繊維をメッシュ状に形成して繊維層とし、これらの端部を縫合することで、全体を立体構造体とし、高い通気性を有するクッション材とすることがあった(例えば、特許文献1参照。)。このようなクッション材に用いられる繊維としては、高い反発性を有すると共に、耐久性やコスト、製造の容易性等からポリエステル繊維等の樹脂繊維が用いられている。このようなクッション材は、クッション材自体が使用者に触れることが無いように肌触りの良い袋状のカバー材に収納されている。
【0003】
樹脂繊維をメッシュ状に形成して立体構造体としたクッション材においては、樹脂繊維は、非常に剛直性が高いために、縫合した場合であっても、カバー材を突き抜けて使用者の皮膚を刺激し、使用者に不快感を与える虞があった。このため、クッション材の外周を縁部カバー材で縫製処理することが知られている(特許文献2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4001890号公報
特許第4749757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように樹脂繊維をメッシュ状に形成して立体構造体としたクッション材にあっては、次のような問題があった。すなわち、繊維層の外周部を縫合して立体構造体とした場合に樹脂繊維がカバー材を突き抜けることを防止するため、クッション材の外周を縁部カバー材で縫製処理する必要があり、縁部カバー材の分の余分な部材が必要になると共に、作業が増えることで、製造コストが上昇する。また、縁部カバー材は樹脂繊維の突き抜けを防止するために密閉性が高く、外周側において通気性が劣るという問題もあった。
【0006】
そこで、本発明は、通気性及び快適性を維持しつつ、製造コストを低減することができるクッション材及びクッション材組立方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、樹脂繊維によってメッシュ状に形成されると共に、外周部が熱処理によって溶融された長方形状の2枚の繊維層体がその外周部の一部を開口部として残して縫合して形成されると共に、裏返して袋状に形成された立体構造体と、前記開口部に位置し、縫合して形成された最終縫合部を備えている。
【0008】
本発明は、樹脂繊維によってメッシュ状に形成された1枚の長方形状の繊維層体の外周部を熱処理によって溶融し、前記繊維層体を中央で折り曲げ、その外周部の一部を開口部として残して縫合し、前記開口部から、前記繊維層体の内側を引き出して裏返し、前記開口部を縫合する。
【0009】
樹脂繊維によってメッシュ状に形成された2枚の長方形状の繊維層体のそれぞれの外周部を熱処理によって溶融し、前記繊維層体を重ね合わせ、その外周部の一部を開口部として残して縫合し、前記開口部から、前記繊維層体の内側を引き出して裏返し、前記開口部を縫合する。
【発明の効果】
【0010】
本発明のクッション材によれば、通気性及び快適性を維持しつつ、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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