TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025097924
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2024206479
出願日
2024-11-27
発明の名称
ガラスまたはサファイアの時計コンポーネントに開口を作る方法
出願人
ニヴァロックス-ファー ソシエテ アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C03B
33/04 20060101AFI20250624BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】ガラスまたはサファイアの時計コンポーネントに開口を製造する方法を提供する。
【解決手段】第1のステップ(100)において、ガラスまたはサファイアのブランクが製造または供給され、第2のステップ(200)において、開口の幾何学形状が画定されて前記開口がレーザーフィラメント形成法によって穴または輪郭の形態で切断され、第3のステップ(300)において、前記開口を含む前記時計コンポーネントが、前記フィラメント形成法から得られたスクラップから、化学エッチングによって分離される、方法である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラスまたはサファイアの時計コンポーネントに開口を製造する方法であって、第1のステップ(100)において、ガラスまたはサファイアのブランクが製造または供給され、第2のステップ(200)において、開口の幾何学形状が画定されて前記開口がレーザーフィラメント形成法によって穴または輪郭の形態で切断され、第3のステップ(300)において、前記開口を含む前記時計コンポーネントが、前記フィラメント形成法から得られたスクラップから、化学エッチングによって分離される、方法。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記第2のステップ(200)において、前記レーザーフィラメント形成法が、円錐ベッセルレンズによってビームが集束されるピコ秒レーザーを使用して行われることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
170kHzから1000kHzの周波数、および15ps未満のパルス持続時間を有する赤外ピコ秒レーザーが使用されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記穿孔が、約1064nmの波長によって前記ガラスに作られることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第2のステップ(200)において、複数の穿孔が前記ガラスに作られ、前記穿孔は大きさが1μmから10μmの間であり、前記穿孔が2μmから20μmの間隔で離間されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記穿孔が前記ガラスに作られ、5μmから7μmの間隔で離間されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のステップ(100)の間、シリコンウェハの熱膨張係数と同様の熱膨張係数を、アルカリ、ヒ素またはアンチモンなしで有するアルミノホウケイ酸塩が使用されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第3のステップ(300)の間、化学エッチングが、アルカリ溶液中で、80℃から120℃の間の温度で、3時間から8時間の間行われることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記開口が、太陽電池を受容することが意図された時計コンポーネントに作られることと、
前記第3のステップ(300)の後、第4のステップ(400)において、光起電力腕時計の文字盤またはクリスタルを製造するべく太陽電池が前記コンポーネントの前記ガラスに堆積されることと
を特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
薄膜太陽電池である前記太陽電池が前記ガラスに直接堆積されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラスまたはサファイアの時計コンポーネントに開口を作る方法に関する。
続きを表示(約 810 文字)
【0002】
本発明はさらに、この方法を使用して作られた少なくとも一つの開口を有するガラスまたはサファイアの時計コンポーネントを含む腕時計に関する。
【0003】
本発明は、ガラスまたはサファイアのような壊れやすい材料から作られた時計コンポーネントの製造に関する。
【背景技術】
【0004】
ガラスなどの時計コンポーネントの機械加工は非常にデリケートであり、穴開け作業中にまたは開口の作成時に、特に過大な切り屑の存在ゆえに、高いスクラップ率が観察される。
【発明の概要】
【0005】
本発明の目的は、ガラスなどで作られた時計コンポーネントを、割れたり欠けたりすることなく、穴あけまたは開口を作成する方法を開発することにある。
【0006】
この目的に向けて、本発明は、請求項1に記載の、ガラスまたはサファイアから作られた時計コンポーネントに開口を作る方法に関する。
【0007】
本発明はさらに、この方法を使用して作られた少なくとも一つの開口を有するガラスまたはサファイアの時計コンポーネントを含む腕時計に関する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
添付図面を参照して与えられる以下の詳細な説明を読むことで、本発明の目的、利点及び特徴が良好に理解される。
【0009】
本発明による方法のステップを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
ガラスまたはサファイアから作られた腕時計文字盤、特に太陽電池が統合された腕時計文字盤を製造する場合、削りくずまたはチップがなく、抜き勾配がなく、かつ衝撃試験条件を満たす、精密な輪郭を許容するガラスの穴あけ方法を開発する必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本電気硝子株式会社
ガラス材
2か月前
個人
ガラス製品の製造方法
13日前
株式会社フジクラ
シール装置
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラスの製造方法
29日前
日本電気硝子株式会社
ガラス繊維用組成物
20日前
日本電気硝子株式会社
ガラス繊維用組成物
1か月前
日本板硝子株式会社
自動車用窓ガラス
2か月前
株式会社オハラ
光学ガラス
1か月前
AGC株式会社
ガラス板の製造方法
2か月前
信越化学工業株式会社
ガラス母材の延伸方法
1日前
日本電気硝子株式会社
フィーダー
1か月前
AGC株式会社
ガラスペースト
1か月前
AGC株式会社
複層ガラス、及び複層ガラスの製造方法
2か月前
株式会社オハラ
光学ガラスおよび光学素子
1か月前
AGC株式会社
複層ガラス、及び複層ガラスの製造方法
2か月前
日本板硝子株式会社
車両用合わせガラス体
2日前
信越化学工業株式会社
光ファイバ用多孔質母材の搬送装置
1か月前
東洋ガラス株式会社
ガラス製造装置
2か月前
AGC株式会社
ガラス及びその製造方法
2日前
AGC株式会社
成形装置、及び成形方法
1日前
AGC株式会社
洗浄部材の位置決め方法
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス物品の製造方法
2か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス粉末、封着材料及び封着材料ペースト
2か月前
株式会社オハラ
結晶相を含むガラス
2か月前
株式会社オハラ
結晶相を含むガラス
2か月前
住友電気工業株式会社
光ファイバの製造方法
2か月前
日本板硝子株式会社
機能性膜付きガラス基材
2か月前
AGC株式会社
ガラス板及びディスプレイ装置
21日前
AGC株式会社
ガラス板及びディスプレイ装置
21日前
日本電気硝子株式会社
ガラス繊維の製造装置、及びガラス繊維の製造方法
2か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス板搬送装置
29日前
日本電気硝子株式会社
ガラス板の製造方法及び製造装置
2か月前
信越化学工業株式会社
SiOH含有光ファイバ母材及びその評価方法
1か月前
彩虹顕示器件股ふん有限公司
低熱収縮ガラスおよびその製造方法
9日前
日本電気硝子株式会社
ガラス繊維の製造装置及び製造方法
23日前
積水化学工業株式会社
熱可塑性樹脂膜、積層体及び合わせガラス
23日前
続きを見る
他の特許を見る