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公開番号
2025097094
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213174
出願日
2023-12-18
発明の名称
箱
出願人
アンリツ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
19/20 20060101AFI20250623BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】折り畳んでパレットの大きさの範囲内にまとめることができるため、発送元に送り返すための輸送費や保管コストを最小化できるコンパクトかつリターナブルな折り畳み式の箱を提供する。
【解決手段】箱1は、物品が固定されるパレット2上に載置された折り畳み可能な第1筒体3と、第1筒体の上に配置された折り畳み可能な第2筒体4と、第1筒体と第2筒体を着脱可能に接続する接続部材5と、第2筒体を覆う蓋体6を具備する。各筒体3,4を折り畳み線11で畳んで重ねるとパレット2の外形内に収まるので、蓋体6を被せてベルト22で縛れば最小化できる(図12~図18)。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
パレット(2)上に載置されてパレット上の物品を収納する箱(1,100)であって、
パレット上に載置された折り畳み可能な第1筒体(3)と、
前記第1筒体の上に配置された折り畳み可能な第2筒体(4)と、
前記第1筒体と前記第2筒体を着脱可能に接続する接続部材(5)と、
前記第2筒体を覆う蓋体(6)と、
を具備することを特徴とする箱(1,100)。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記接続部材(5)は、前記第1筒体(3)の上縁が所定の長さだけ挿入される下溝部(20)と、前記第2筒体(4)の下縁が所定の長さだけ挿入される上溝部(21)を有することを特徴とする請求項1に記載の箱(1,100)。
【請求項3】
前記接続部材(5)は、所定間隔をおいてばね材(16)で接続された一対の板材(15)を有しており、前記下溝部(20)は前記板材の下端に開口しており、前記上溝部(21)は前記板材の上縁に開口しており、前記板材の上縁には溝幅が拡大する拡幅部(17)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の箱(1,100)。
【請求項4】
前記パレット(2)と前記第1筒体(3)と前記第2筒体(4)は平面視における形状が矩形であり、
前記第1筒体と前記第2筒体は、前記矩形の短辺の中央において高さ方向に平行な折り畳み線(11)をそれぞれ有しており、
前記第1筒体と前記第2筒体は、その高さが、前記矩形の短辺の長さより短く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の箱(1,100)。
【請求項5】
前記接続部材(5)の少なくとも一部は、前記箱(1,100)を組み立てた状態において、前記折り畳み線(11)が設けられた前記第1筒体(3)の上縁が下溝部(20)に挿入され、前記折り畳み線が設けられた前記第2筒体(4)の下縁が上溝部(21)に挿入されていることを特徴とする請求項4に記載の箱(1,100)。
【請求項6】
前記接続部材(5)により着脱可能に接続された前記第1筒体(3)と前記第2筒体(4)による構造と同一の構造が、前記第2筒体の上に任意の段数だけ設けられたことを特徴とする請求項4に記載の箱(1,100)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パレット上に載置した物品を収納するために、パレット上に載置される組立式の箱に係り、特に、パレット上に必要な収納容積を実現できるとともに、物品の輸送後には折り畳んでパレットの大きさの範囲内にまとめることができるため、保管費や発送元に送り返すための輸送費等を最小化できるコンパクトかつリターナブルな箱に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、通い箱として使用される箱の発明が開示されている。この箱は、方形の底部と、底部の上に置かれた側面部と、側面部の上に置かれた蓋部からなる箱である。底部は、底板および底板の周辺部において底板と接合された底枠からなる。側面部は、支柱と側板からなる。底部の底枠は、側板の下端を垂直方向に差し込んで側板を支持するための溝を有している。側面部の支柱は、側板の垂直方向の両端を差し込んで側板を支持するための溝を有しており、側面部は、嵩張らないように分解し、または折り畳むことができる。この箱によれば、通い箱として使用する場合に、嵩張りの問題および手間の問題を解決することができるものとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-147337号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載された箱では、正方形の底部の上に組み立てる側面部は、その高さが底部の辺の長さに一致している。このため、側面部は、折り畳めば、底部の外にはみ出すことなく底部上に重ねることができるので、発送元へ送り返す等のためにコンパクトな収納状態にすることができる。しかしながら、収納容積を増やすために側面部の高さを底部の辺の長さよりも大きくすると、側面部を折り畳んでも底部の上に重ねると底部から外にはみ出してしまうため、コンパクトな収納状態にすることができないという問題があった。
【0005】
本発明は、以上説明した従来の技術における課題に鑑みてなされたものであり、パレット上に必要な容積の収納空間を実現できるとともに、物品の輸送後には折り畳んでパレットの大きさの範囲内にまとめることができるため、発送元に送り返すための輸送費や保管コストを最小化できるコンパクトかつリターナブルな折り畳み式の箱を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載された箱1,100は、
パレット2上に載置されてパレット2上の物品を収納する箱1,100であって、
パレット2上に載置された折り畳み可能な第1筒体3と、
前記第1筒体3の上に配置された折り畳み可能な第2筒体4と、
前記第1筒体3と前記第2筒体4を着脱可能に接続する接続部材5と、
前記第2筒体4を覆う蓋体6と、
を具備することを特徴としている。
【0007】
請求項2に記載された箱1,100は、請求項1に記載の箱1,100において、
前記接続部材5は、前記第1筒体3の上縁が所定の長さだけ挿入される下溝部20と、前記第2筒体4の下縁が所定の長さだけ挿入される上溝部21を有することを特徴としている。
【0008】
請求項3に記載された箱1,100は、請求項2に記載の箱1,100において、
前記接続部材5は、所定間隔をおいてばね材16で接続された一対の板材15を有しており、前記下溝部20は前記板材15の下端に開口しており、前記上溝部21は前記板材15の上縁に開口しており、前記板材15の上縁には溝幅が拡大する拡幅部17が設けられていることを特徴としている。
【0009】
請求項4に記載された箱1,100は、請求項1に記載の箱1,100において、
前記パレット2と前記第1筒体3と前記第2筒体4は平面視における形状が矩形であり、
前記第1筒体3と前記第2筒体4は、前記矩形の短辺の中央において高さ方向に平行な折り畳み線11をそれぞれ有しており、
前記第1筒体3と前記第2筒体4は、その高さが、前記矩形の短辺の長さより短く設定されていることを特徴としている。
【0010】
請求項5に記載された箱1,100は、請求項4に記載の箱1,100において、
前記接続部材5の少なくとも一部は、前記箱1,100を組み立てた状態において、前記折り畳み線11が設けられた前記第1筒体3の上縁が下溝部20に挿入され、前記折り畳み線11が設けられた前記第2筒体4の下縁が上溝部21に挿入されていることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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