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公開番号2025144950
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024044889
出願日2024-03-21
発明の名称測定システム
出願人アンリツ株式会社
代理人弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類H04B 17/15 20150101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約【課題】受信条件を満たせない場合の問題の切り分けを容易にすることができる測定システムを提供すること。
【解決手段】無線端末を擬似する端末擬似装置2と、O-DUを擬似するDU擬似装置3と、DUT100のアップリンク試験において、DUT100から出力されるアップリンクのパケットデータから抜き出されたIQデータから、DUT100から出力されるアップリンクのパケットデータの信号レベルとBLERを算出し、DUT100に入力される信号のレベルを変化させたときの、算出された信号レベルとBLERとの関係をグラフで表示部42に表示させる制御装置4と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
無線端末を擬似する端末擬似装置(2)と、
O-DUを擬似するDU擬似装置(3)と、
前記端末擬似装置と前記DU擬似装置を制御してO-RU装置(100)を試験する制御装置(4)と、を備える測定システム(1)であって、
前記制御装置は、前記O-RU装置のアップリンク試験において、前記O-RU装置から出力されるアップリンクのパケットデータから抜き出されたIQデータから、前記O-RU装置から出力されるアップリンクのパケットデータの信号レベルとBLERを算出し、前記O-RU装置に入力される信号のレベルを変化させたときの、算出された信号レベルとBLERとの関係をグラフで表示部(42)に表示させる測定システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記O-RU装置に入力される信号のレベルを変化させたときの、前記O-RU装置に入力される信号のレベルと、前記O-RU装置から出力されるアップリンクのパケットデータから抜き出されたIQデータから算出されるBLERと、の関係をグラフで前記表示部に表示させる請求項1に記載の測定システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記O-RU装置に入力される信号のレベルを変化させたときの、前記O-RU装置から出力されるアップリンクのパケットデータの信号レベルとBLERとの関係のグラフの表示と、前記O-RU装置に入力される信号のレベルとBLERとの関係のグラフの表示と、を切り替え可能に表示させる請求項2に記載の測定システム。
【請求項4】
前記制御装置は、グラフに表示されている測定された値であることを表す点が選択されると、その点に対応する測定値を吹き出しで表示させる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の測定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、O-RAN(Open-Radio Access Network)のO-DU(O-RAN Distributed Unit)と無線端末を擬似してO-RU(O-RAN Radio Unit)を試験する測定システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信網において、コアネットワークと端末の間に位置する、無線レイヤの制御を行なう基地局などで構成される無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)のアーキテクチャとして、集約設置した基地局装置のベースバンド処理部から複数の無線部を張り出し、その間は光ファイバなどで接続するC-RAN(Centralized RAN)がある。
【0003】
C-RANでは、ベースバンド処理部と無線部との間のインターフェースに関する標準規定が不十分で、各ベンダが独自規定している領域が多くあるため、異なるベンダのベースバンド処理部と無線部の相互接続の実現が困難である。
【0004】
このような問題を解決するため、O-RANフロントホール仕様が策定され、無線アクセスネットワークを、ベースバンド処理部としてのO-DU、無線部としてのO-RUとに機能分担して、それぞれの機能を規定している。
【0005】
O-RANフロントホール仕様では、装置動作の詳細を規定したC/U/S-Plane(Control, User and Synchronization Plane)仕様と、M-Plane(Management Plane)仕様が策定されている。
【0006】
特許文献1には、Open RANを構成する構成機器群の構成機器をそれぞれ模擬する複数のエミュレータを制御対象機器として少なくとも含む制御対象機器群に対し、制御対象機器群の制御対象機器をそれぞれ制御する複数の機器制御部からなる機器制御部群を備え、構成機器群から選択された構成機器を測定対象機器として設定し、機器制御部群のうち測定対象機器の試験に使用される機器制御部の使用順序をユーザに設定させ、試験に使用される機器制御部を設定された使用順序で使用してテストケースを実行する測定装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-150092号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
RU(Radio Unit)が3GPP(3rd Generation Partnership Project)の規格通りのアップリンク受信性能を満たしているか確認する際に、RUのRF(無線周波数)信号の入力端のパワーを一定の値で入力し、測定する必要がある。
【0009】
このとき、RUの性能を示す指標としてBLER(Block Error Rate)が挙げられる。横軸にRF信号の入力端でのSNR(Signal to Noise Ratio)をとり、縦軸にBLERをとってプロットしたBLERカーブで性能を判断することができる。
【0010】
O-RANの規格に準じたO-RUの場合、O-RU後段とのインターフェースはSplit 7-2xと呼ばれる仕様でデジタイズしたIQ(In-Phase/Quadrature-Phase)データである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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