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公開番号
2025096457
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2025063975,2023510780
出願日
2025-04-08,2022-03-09
発明の名称
変速システム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16D
13/52 20060101AFI20250619BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】クラッチ装置の断接を手動および自動で行うことが可能な変速システムを提供する。
【解決手段】クラッチ装置(26)と、クラッチアクチュエータ(50)と、レリーズ機構(38)と、を備え、前記レリーズ機構(38)は、前記クラッチアクチュエータ(50)の駆動力を前記クラッチ装置(26)側に伝達するレリーズシャフト(53)を備え、前記レリーズシャフト(53)は、第1レリーズシャフト(61)と、第2レリーズシャフト(62)と、第3レリーズシャフト(63)と、が直線状に配置されることで構成され、前記第1レリーズシャフト(61)は、乗員の手動操作による入力により回動され、当該回転は、前記クラッチアクチュエータ(50)による第2レリーズシャフト(62)の回転と独立して前記第3レリーズシャフト(63)を回転可能である。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
動力伝達を断接するクラッチ装置(26)と、
前記クラッチ装置(26)を作動させるための駆動力を出力するクラッチアクチュエータ(50)と、
前記クラッチアクチュエータ(50)の駆動力を受けて前記クラッチ装置(26)を作動させるレリーズ機構(38)と、を備え、
前記レリーズ機構(38)は、前記クラッチアクチュエータ(50)の駆動力を前記クラッチ装置(26)側に伝達するレリーズシャフト(53)を備える変速システムにおいて、
前記レリーズシャフト(53)は、乗員の手動操作により回転する第1レリーズシャフト(61)と、前記クラッチアクチュエータ(50)により回転可能とされる第2レリーズシャフト(62)と、前記第1レリーズシャフト(61)と前記第2レリーズシャフト(62)の回転により回転され、前記クラッチ装置(26)を作動させる第3レリーズシャフト(63)と、が直線状に配置されることで構成され、
前記第1レリーズシャフト(61)は、乗員の手動操作による入力により回動され、当該回転は、前記クラッチアクチュエータ(50)による第2レリーズシャフト(62)の回転と独立して前記第3レリーズシャフト(63)を回転可能である、変速システム。
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【請求項2】
前記クラッチ装置(26)は、当該クラッチ装置(26)を外方から覆うカバー(17a)を備え、前記第3レリーズシャフト(63)は、前記カバー(17a)に回転可能に支持されると共に、前記第1レリーズシャフト(61)及び第2レリーズシャフト(62)は、前記クラッチアクチュエータ(50)に配置されるギヤケース(59)に回転可能に支持される、請求項1に記載の変速システム。
【請求項3】
前記レリーズ機構(38)は、前記第1レリーズシャフト(61)を上部に、前記第3レリーズシャフト(63)を下部に配置し、前記第2レリーズシャフト(62)は、前記第1レリーズシャフト(61)および前記第3レリーズシャフト(63)の間に配置される、請求項1又は2に記載の変速システム。
【請求項4】
前記第3レリーズシャフト(63)は、円筒状をなしており、前記第1レリーズシャフト(61)の下端部と、前記第2レリーズシャフト(62)の上端部と、の係合部分が挿通可能であるとともに、
前記第3レリーズシャフト(63)は、被動ギヤ(63a)が一体回転可能に支持されており、
前記第3レリーズシャフト(63)には、断面扇形をなして軸方向に延びる制御操作側カム(63b)が設けられる、請求項1から3の何れか一項に記載の変速システム。
【請求項5】
前記第1レリーズシャフト(61)と前記第2レリーズシャフト(62)との結合部が、前記第3レリーズシャフト(63)の円筒内に配置される、請求項4に記載の変速システム。
【請求項6】
前記第3レリーズシャフト(63)は、円筒状をなしており、前記第1レリーズシャフト(61)の下端部と、前記第2レリーズシャフト(62)の上端部と、の係合部分が挿通可能であるとともに、
前記第3レリーズシャフト(63)は、被動ギヤ(63a)が一体回転可能に支持されており、
前記第3レリーズシャフト(63)には、断面扇形をなして軸方向に延びる制御操作側カム(63b)が設けられる、請求項1に記載の変速システム。
【請求項7】
前記制御操作側カム(63b)は、前記第1レリーズシャフト(61)の手動操作側カム(61b)を、軸方向又は径方向で避けて配置される、請求項6に記載の変速システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、変速システムに関する。
本願は、2021年3月31日に、日本に出願された特願2021-062193号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の鞍乗り型車両において、クラッチ装置の断接操作を電気制御により自動で行うようにした自動クラッチシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5004915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、クラッチ装置の断接を手動および自動で行うことが可能な変速システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題の解決手段として、本発明の一態様は、動力伝達を断接するクラッチ装置(26)と、前記クラッチ装置(26)を作動させるための駆動力を出力するクラッチアクチュエータ(50)と、前記クラッチアクチュエータ(50)の駆動力を受けて前記クラッチ装置(26)を作動させるレリーズ機構(38)と、を備え、前記レリーズ機構(38)は、前記クラッチアクチュエータ(50)の駆動力を前記クラッチ装置(26)側に伝達するレリーズシャフト(53)を備える変速システムにおいて、前記レリーズシャフト(53)は、乗員の手動操作により回転する第1レリーズシャフト(61)と、前記クラッチアクチュエータ(50)により回転可能とされる第2レリーズシャフト(62)と、前記第1レリーズシャフト(61)と前記第2レリーズシャフト(62)の回転により回転され、前記クラッチ装置(26)を作動させる第3レリーズシャフト(63)と、が直線状に配置されることで構成され、前記第1レリーズシャフト(61)は、乗員の手動操作による入力により回動され、当該回転は、前記クラッチアクチュエータ(50)による第2レリーズシャフト(62)の回転と独立して前記第3レリーズシャフト(63)を回転可能である。
【0006】
上記態様において、前記クラッチ装置(26)は、当該クラッチ装置(26)を外方から覆うカバー(17a)を備え、前記第3レリーズシャフト(63)は、前記カバー(17a)に回転可能に支持されると共に、前記第1レリーズシャフト(61)及び第2レリーズシャフト(62)は、前記クラッチアクチュエータ(50)に配置されるギヤケース(59)に回転可能に支持されてもよい。
【0007】
上記態様において、前記レリーズ機構(38)は、前記第1レリーズシャフト(61)を上部に、前記第3レリーズシャフト(63)を下部に配置し、前記第2レリーズシャフト(62)は、前記第1レリーズシャフト(61)および前記第3レリーズシャフト(63)の間に配置されてもよい。
【0008】
上記態様において、前記第3レリーズシャフト(63)は、円筒状をなしており、前記第1レリーズシャフト(61)の下端部と、前記第2レリーズシャフト(62)の上端部と、の係合部分が挿通可能であるとともに、前記第3レリーズシャフト(63)は、被動ギヤ(63a)が一体回転可能に支持されており、前記第3レリーズシャフト(63)には、断面扇形をなして軸方向に延びる制御操作側カム(63b)が設けられてもよい。
【0009】
上記態様において、前記第1レリーズシャフト(61)と前記第2レリーズシャフト(62)との結合部が、前記第3レリーズシャフト(63)の円筒内に配置されてもよい。
【0010】
上記態様において、前記第3レリーズシャフト(63)は、円筒状をなしており、前記第1レリーズシャフト(61)の下端部と、前記第2レリーズシャフト(62)の上端部と、の係合部分が挿通可能であるとともに、前記第3レリーズシャフト(63)は、被動ギヤ(63a)が一体回転可能に支持されており、前記第3レリーズシャフト(63)には、断面扇形をなして軸方向に延びる制御操作側カム(63b)が設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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