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公開番号2025093319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2024216300
出願日2024-12-11
発明の名称食品調理機器
出願人セブ ソシエテ アノニム
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類A47J 27/00 20060101AFI20250616BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】操作中および/または使用中に、いかなる不快感および/または火傷の危険も存在しない食品調理機器を提供する。
【解決手段】圧力調理工程を備える少なくとも1つの第1の調理モードと、対流によって食品が加熱される工程を備える少なくとも1つの第2の調理モードを提供するように設計された食品調理機器であって、食品調理機器は、少なくとも、ハウジング(10)と、容器(30)と、閉じた位置と開いた位置との間で移動させられ得る可能な主蓋(20)と、ハウジング(10)と主蓋(20)の間に配置され、第1の調理モードを可能にする取り外し可能なシール手段と、を備え、容器(30)は、ハウジング(10)と主蓋(20)の間に配置された、少なくとも1つの容器ハンドル(30A)を備え、主蓋(20)は、少なくとも1つの容器ハンドル(30A)の上方に配置される間隙を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
食品を圧力調理する工程を備える少なくとも1つの第1の調理モードと、熱風流れによって食品を加熱する工程を備える少なくとも1つの第2の調理モードを提供するように設計された食品調理機器であって、前記食品調理機器は、少なくとも、
ハウジング(10)と、
前記ハウジング(10)内に配置された区画と、
料理を調理するために使用される食品を保持するための作業スペースを画定し、前記ハウジング(10)の区画内にセットされるように設計された容器(30)と、
作業スペースへのアクセスが防止される閉じた位置と、前記作業スペースへのアクセスが許容される開いた位置との間で移動させられ得る主蓋(20)と、
取り外し可能なシール手段と、を備え、前記取り外し可能なシール手段は、
前記ハウジング(10)または前記容器(30)と、前記主蓋(20)の間に配置され、前記主蓋(20)がその閉じた位置にあるときに圧力調理工程を備える第1の調理モードを可能にするように、および
前記ハウジング(10)または前記容器(30)と、前記主蓋(20)の間から取り外され、前記主蓋(20)が閉じた位置にあるとき、したがって、前記ハウジング(10)と前記主蓋(20)との間に、そこを通して熱風が通過し得るギャップ(21)を生成するときに第2の調理モードを可能にするように設計され、
前記容器(30)は、少なくとも1つの容器ハンドル(30A)を備え、前記少なくとも1つの容器ハンドル(30A)は、前記容器(30)が調理空間内に設置されたときに、前記ハウジング(10)と前記主蓋(20)との間に、完全に、または、部分的に配置され、
前記主蓋(20)は、前記主蓋(20)がその閉じた位置にあるときに、前記少なくとも1つの容器ハンドル(30A)の上方に配置される間隙を備えることを特徴とする食品調理機器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の食品調理機器であって、前記取り外し可能な密封手段は、少なくとも1つの取り外し可能な密封手段のハンドル(40A)を備え、
前記第1の調理モードでは、前記少なくとも1つの取り外し可能な密封手段のハンドル(40A)は、好ましくは、前記少なくとも1つの容器ハンドル(30A)を覆うように、前記間隙に配置されることを特徴とする食品調理機器。
【請求項3】
請求項2に記載の食品調理機器であって、前記ハウジング(10)は、前記少なくとも1つの容器ハンドル(30A)の下方に配置された少なくとも1つのハウジングハンドル(10A)を備えることを特徴とする食品調理機器。
【請求項4】
請求項3に記載の食品調理機器であって、前記第1の調理モードでは、前記少なくとも1つの取り外し可能な密封手段のハンドル(40A)は、前記少なくとも1つのハウジングハンドル(10A)に面して配置されることを特徴とする食品調理機器。
【請求項5】
請求項3または4に記載の食品調理機器であって、前記容器ハンドル(30A)と、前記ハウジング(10)および/または前記少なくとも1つのハウジングハンドル(10A)との間にギャップ(E)を備えることを特徴とする食品調理機器。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の食品調理機器であって、前記第1の調理モードにおいて、熱風流れ用のギャップ(21)は、前記取り外し可能なシール手段によって占有されるか、または、閉じられるように設計されることを特徴とする食品調理機器。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の食品調理機器であって、前記取り外し可能なシール手段は、前記主蓋(20)に取り外し可能に接続されるよう設計された、内蓋(40)を形成することを特徴とする食品調理機器。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の食品調理機器であって、前記取り外し可能なシール手段は、
圧力制御弁、および/または、
アロマピンなどの圧力計システムを備えた開/閉安全手段、および/または、
安全弁、および/または、
前記ハウジング(10)または前記容器(30)の縁部にぴったりと合うように設計されたガスケットを備えることを特徴とする食品調理機器。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載の食品調理機器であって、前記主蓋(20)は、前記取り外し可能な密封手段が、前記ハウジング(10)または前記容器(30)と、前記主蓋(20)との間に配置される場合に、前記主蓋(20)と前記取り外し可能な密封手段との間に配置された、加熱手段(22)および/または調理換気手段を備え、前記第1の調理モードを可能にすることを特徴とする食品調理機器。
【請求項10】
請求項2から5のいずれか一項に記載の食品調理機器、または、請求項2に従属する請求項6から9のいずれか一項に記載の食品調理機器であって、前記第1の調理モードにおいて、前記取り外し可能な密封手段が、前記ハウジング(10)または前記容器(30)と、前記主蓋(20)との間に配置される場合に、前記少なくとも1つの取り外し可能な密封手段のハンドル(40A)は、前記主蓋(20)におけるハンドルを形成することを特徴とする食品調理機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的には食品調理機器に関し、より具体的には、食品調理機器の取り外し可能な内蓋に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
技術水準
圧力調理モードおよび対流調理モードを備えた電気食品調理機器は、従来技術では一般的である。圧力調理を可能にするために、取り外し可能な内蓋が食品調理機器の主蓋に追加され得、食品が調理される調理空間を密閉し、空気または蒸気は、調理空間から漏れ得ない。しかし、対流調理に必要とされる加熱および換気手段が主蓋に設けられる場合、主蓋と調理空間の間に熱風の流れが必要とされ、内蓋は取り外される必要がある。対流調理からの熱風および蒸気の流れを排気するための通気口が一般に設けられるが、このシステムは、内蓋がない場合、特に容器ハンドルの周り、すなわち、主蓋と容器ハンドルの間から漏れを生じ得る。そのため、容器ハンドルは、調理中または調理直後に、容器を取り扱う使用者を不快感にさらすか、または、火傷の危険にさえもさらす温度に、やがて達し得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の1つの目的は、従来技術の前述の欠点を解決することであり、特に、まず、食品を圧力調理する工程を備える少なくとも1つの第1の調理モードと、熱風の流れによって食品を加熱する工程を備える少なくとも1つの第2の調理モードとを提供し、その操作中および/または使用中に、いかなる不快感および/または火傷の危険も存在しない食品調理機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的のため、本発明の第1の態様は、食品を圧力調理する工程を備える少なくとも1つの第1の調理モードと、熱風の流れによって食品を加熱する工程を備える少なくとも1つの第2の調理モードとを提供するように設計された食品調理機器に関し、食品調理機器は、少なくとも、
-ハウジングと、
-ハウジング内に配置された区画と、
-料理を調理するために使用される、食品を保持するための作業スペースを画定し、ハウジングの区画内にセットされるように設計された容器と、
-作業スペースへのアクセスが防止される閉じた位置と、作業スペースへのアクセスが許容される開いた位置との間で移動させられ得る主蓋と、
-取り外し可能なシール手段と、を備え、取り外し可能なシール手段は、
-ハウジングまたは容器と、主蓋の間に配置され、主蓋がその閉じた位置にあるときに圧力調理工程を備える第1の調理モードを可能にするように、および、
-ハウジングまたは容器と、主蓋の間から取り外され、主蓋がその閉じた位置にあるとき、したがって、ハウジングと主蓋の間に、そこを通して熱風が通過し得るギャップを生成するときに、第2の調理モードを可能にするように設計され、
容器は、少なくとも1つの容器ハンドルを備え、少なくとも1つの容器ハンドルは、容器が調理空間に設置されたときに、ハウジングと主蓋との間に、完全にまたは部分的に配置され、
主蓋は、主蓋がその閉じた位置にあるときに少なくとも1つの容器ハンドルの上方に配置される間隙を備える。間隙は、自由領域または切り欠きの形とされ得、これは、少なくとも容器ハンドルの一端(通常は、容器を取り扱うために指の間で掴まれるか保持される部分)の上方に、熱風の流れを閉じ込めるであろう、容器ハンドルの上方の壁または障害物が存在しないことを確実にする。容器ハンドルの上方の壁または障害物の不存在は、周囲の空気によって生成される冷却対流を可能にし、少なくとも1つのハンドリングインターフェースからの熱は、周囲の空気によって放散させられる。したがって、間隙は、熱風が容器ハンドルの上方を流れず、それが主蓋とハウジングの間のギャップから出るとすぐに上方に逃げることを確実にする。
【0005】
食品調理機器は、また、単独で、または、組み合わせて、以下の特徴の1つ以上を有し得る。
【0006】
一実施形態によれば、主蓋、および/または、食品調理機器、および/または、ハウジングは、少なくとも1つの容器ハンドルの上方、特に、容器ハンドルの端部の上方に、壁、および/または、障害物、および/または、内部部材、および/または、隆起、および/または、縁部を有しない。すなわち、主蓋、および/または、食品調理機器、および/または、ハウジングは、少なくとも1つの容器ハンドルの上方、特に、容器ハンドルの端部、および/または、把持部の上方に完全に遮るもののないアクセスを提供するように設計される。言い換えれば、少なくとも1つの容器ハンドルの上方、特に、容器ハンドルの端部、および/または、把持部の上方の垂直領域は、主蓋、および/または、食品調理機器、および/または、ハウジングによって占有されない状態とされる。
【0007】
一実施形態によれば、少なくとも1つの容器ハンドルの上方の間隙は、容器ハンドルの上方(その端部から始まる)で、少なくとも2センチメートル、好ましくは少なくとも3センチメートルの領域を占有されない状態とするか、または、覆われない状態とする。
【0008】
一実施形態によれば、取り外し可能なシール手段は、少なくとも1つの取り外し可能なシール手段のハンドルを備え、第1の調理モードでは、少なくとも1つの取り外し可能なシール手段のハンドルは、好ましくは少なくとも1つの容器ハンドルを覆うように、間隙内に配置される。シール手段の中央部分は、圧力調理後に非常に高温になり得る。シール手段のハンドルは、通常、機器の外側に配置され、特に圧力調理工程とその後の対流調理工程を必要とする調理操作中に、火傷の危険なしにシール手段の安全な取り扱いを確実にする。
【0009】
一実施形態によれば、ハウジングは、少なくとも1つの容器ハンドルの下に配置された少なくとも1つのハウジングハンドルを備える。ハウジング、より一般的には食品調理機器全体が容易に移動させられるように、2つの容器ハンドルと2つのハウジングハンドルが設けられ得る。
【0010】
一実施形態によれば、第1の調理モードにおいて、少なくとも1つの取り外し可能なシール手段のハンドルは、少なくとも1つのハウジングハンドルに面して配置される。言い換えれば、少なくとも1つのシール手段のハンドルは、ハウジングハンドルの上方に配置され、少なくとも1つのシール手段のハンドルは、ハウジングハンドルと形状において相補的である。この配置は、それが、使用者が両手の指すべてを使用して食品調理機器を容易に移動させることを可能にし、これは、ハウジングおよび/またはシール手段のハンドルをぎゅっと握り得るため、器具の人間工学を改善するのに役立つ。
(【0011】以降は省略されています)

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