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公開番号2025092421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2024190797
出願日2024-10-30
発明の名称調理器具の蓋体アセンブリ及び調理器具
出願人佛山市順徳区美的電熱電器制造有限公司,FOSHAN SHUNDE MIDEA ELECTRICAL HEATING APPLIANCES MANUFACTURING CO., LTD.
代理人個人,個人
主分類A47J 27/00 20060101AFI20250612BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】圧力調整の安定性と信頼性を確保することができる調理器具の蓋体アセンブリを提供する。
【解決手段】蓋体アセンブリの蓋本体には圧力調整通路が設けられ、圧力調整通路には圧力調整弁35が設けられている。圧力調整通路に対する圧力調整弁の閉塞圧力を調整するように圧力調整弁に圧力を加える。圧力調整駆動モジュールのモータ31の出力端にはねじ構造が設けられ、昇降加圧ロッド33が蓋本体に可動に設けられ、モータによって昇降加圧ロッドを圧力調整弁に対して接近または離間する方向に移動させ、圧力調整弁に圧力を加えて圧力調整通路に対する圧力調整弁の閉塞圧力を調整する。圧力調整弁に圧力を直接加え、蓋体アセンブリが調理器具の空気圧を調整する精度を高める。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
圧力調整通路が設けられている蓋本体であって、前記圧力調整通路には前記圧力調整通路を閉塞又は開放するための圧力調整弁が設けられている、蓋本体と、
前記圧力調整弁に対応して前記蓋本体に設けられ、前記圧力調整通路に対する前記圧力調整弁の閉塞圧力を調整するように前記圧力調整弁に圧力を加えるための圧力調整駆動モジュールと、を備え、
前記圧力調整駆動モジュールはモータと昇降加圧ロッドを備え、前記モータの出力端にはねじ構造が設けられ、前記昇降加圧ロッドは前記蓋本体に可動に設けられ、且つ前記昇降加圧ロッドは前記ねじ構造に螺合されており、前記モータによって前記昇降加圧ロッドを前記圧力調整弁に対して接近または離間する方向に移動させ、前記昇降加圧ロッドによって前記圧力調整弁に圧力を加えることを特徴とする調理器具の蓋体アセンブリ。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記モータのモータ軸にねじ軸が固定連結され、前記ねじ軸の外周面に前記ねじ構造が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の調理器具の蓋体アセンブリ。
【請求項3】
前記蓋本体には昇降ガイド孔が設けられ、前記昇降加圧ロッドが前記昇降ガイド孔に可動に設けられており、
前記昇降ガイド孔は前記圧力調整弁に対応して設けられ、
前記昇降加圧ロッドは、前記昇降ガイド孔に沿って移動し、前記昇降ガイド孔を突き抜けて前記圧力調整弁に圧力を加えることを特徴とする請求項1に記載の調理器具の蓋体アセンブリ。
【請求項4】
前記昇降加圧ロッドの側部に第1のストッパ部が設けられ、前記昇降ガイド孔の内壁に第2のストッパ部が設けられており、
前記第1のストッパ部と前記第2のストッパ部は位置止めするように嵌合して、前記昇降加圧ロッドが前記モータとともに回転することを制限することを特徴とする請求項3に記載の調理器具の蓋体アセンブリ。
【請求項5】
前記第1のストッパ部は、前記昇降加圧ロッドの側部に設けられたストッパ突起であり、
前記第2のストッパ部は、前記昇降ガイド孔の内壁に設けられたストッパ溝であり、
前記ストッパ溝は、前記昇降ガイド孔の軸方向に沿って延び、
前記ストッパ突起は、前記ストッパ溝に挿着されて前記ストッパ溝に摺動可能に連結されていることを特徴とする請求項4に記載の調理器具の蓋体アセンブリ。
【請求項6】
前記昇降加圧ロッドの側部には、前記昇降加圧ロッドの前記圧力調整弁から離れた一端に位置する縦方向ストッパ部が設けられており、前記昇降加圧ロッドが前記圧力調整弁に向かって設定位置まで移動したとき、
前記縦方向ストッパ部は前記蓋本体に当接して、前記昇降加圧ロッドが前記モータのねじ構造から外れることを制限することを特徴とする請求項1に記載の調理器具の蓋体アセンブリ。
【請求項7】
前記蓋本体は、表面蓋と前記表面蓋に連結された裏面蓋とを備え、前記圧力調整駆動モジュールが前記表面蓋に設けられており、
前記裏面蓋には、前記昇降加圧ロッドに対応する取付貫通孔が設けられ、
前記取付貫通孔には、前記裏面蓋の前記取付貫通孔の周囲に位置する領域に連結されて前記取付貫通孔を覆う圧力調整シール部材が設けられ、
前記圧力調整シール部材は、前記昇降加圧ロッドと前記圧力調整弁との間に位置し、
前記圧力調整シール部材は、前記昇降加圧ロッドの圧力作用によって弾性変形して前記圧力調整弁に圧力を加えるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の調理器具の蓋体アセンブリ。
【請求項8】
前記蓋本体は、前記裏面蓋の前記表面蓋と反対側に取り外し可能に取り付けられた可動蓋体をさらに備え、
前記圧力調整通路および前記圧力調整弁は、前記可動蓋体に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の調理器具の蓋体アセンブリ。
【請求項9】
前記圧力調整シール部材は、加圧ブロック部と前記加圧ブロック部の縁部に連結されたアーム部とを備え、
前記加圧ブロック部は、前記昇降加圧ロッド及び前記圧力調整弁に対向して設けられ、 前記昇降加圧ロッドは、前記加圧ブロック部を介して前記圧力調整弁に圧力を加え、
前記アーム部は、前記昇降加圧ロッドが前記加圧ブロック部に圧力を加えるとき弾性変形するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の調理器具の蓋体アセンブリ。
【請求項10】
前記加圧ブロック部の前記昇降加圧ロッドの移動方向に沿った高さは、前記昇降加圧ロッドの移動ストロークよりも大きく、および/または
前記加圧ブロック部の前記昇降加圧ロッドに当接するための端面と前記昇降加圧ロッドの前記加圧ブロック部に当接するための端面との面積の比が0.6以上であることを特徴とする請求項9に記載の調理器具の蓋体アセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は調理装置の技術分野に関し、特に、調理器具の蓋体アセンブリ及び調理器具に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の圧力調整可能な調理器具は、調理圧力を調整するための装置が動力部品、2段階又は2段階以上の伝動部品、および実行部品により構成されることが多いが、伝動部品の組み合わせが多すぎると、圧力調整の精度が低くなり、調理器具が異なる食品に応じて最適な調理圧力を適合させることが困難になり、さらには不適切な圧力を使用することによって米飯または雑穀を過度に調理することになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願は、上記の技術的問題を解決するために、または上記の技術的問題を少なくとも部分的に解決するために、調理器具の蓋体アセンブリ及び調理器具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願の第1の態様は、圧力調整通路が設けられている蓋本体であって、前記圧力調整通路には前記圧力調整通路を閉塞又は開放するための圧力調整弁が設けられている、蓋本体と、前記圧力調整弁に対応して前記蓋本体に設けられ、前記圧力調整通路に対する前記圧力調整弁の閉塞圧力を調整するように前記圧力調整弁に圧力を加えるための圧力調整駆動モジュールと、を備え、前記圧力調整駆動モジュールはモータと昇降加圧ロッドを備え、前記モータの出力端にはねじ構造が設けられ、前記昇降ロッドは前記蓋本体に可動に設けられ、且つ前記昇降ロッドは前記ねじ構造に螺合されており、前記モータによって前記昇降加圧ロッドを前記圧力調整弁に対して接近または離間する方向に移動させ、前記昇降加圧ロッドによって前記圧力調整弁に圧力を加える調理器具の蓋体アセンブリを提供する。
【0005】
本願により提供される調理器具の蓋体アセンブリにおいて、蓋本体に圧力調整通路が設けられ、圧力調整通路には圧力調整通路を閉塞又は開放するための圧力調整弁が設けられ、圧力調整駆動モジュールが圧力調整弁に対応して蓋本体に設けられ、圧力調整通路に対する圧力調整弁の閉塞圧力を調整するように圧力調整弁に圧力を加える。これにより、調理器具内の気体圧力の値を制御する。ここで、圧力調整駆動モジュールは、モータと昇降加圧ロッドを備え、モータの出力端にはねじ構造が設けられ、昇降加圧ロッドは蓋本体に可動に設けられ、且つ昇降加圧ロッドはねじ構造に螺合されており、モータによって前記昇降加圧ロッドを圧力調整弁に対して接近または離間する方向に移動させ、昇降加圧ロッドによって前記圧力調整弁に圧力を加える。これにより、圧力調整通路に対する圧力調整弁の閉塞圧力を調整する。モータにより出力されたトルクは、ねじ嵌合によって、昇降加圧ロッドを移動するように駆動して、圧力調整弁に圧力を直接加える。これにより、モータの出力パワーが圧力調整弁まで伝達される過程の伝動部材の数を減少させ、蓋体アセンブリが圧力調整弁を介して調理室の空気圧を調整する精度を高める。そして、昇降加圧ロッドの移動によって圧力調整弁に圧力を加える方法をとることで、昇降加圧ロッドと圧力調整弁との運動方向が一致するので、圧力調整弁に対する昇降加圧ロッドの作用力のバランスを効果的に確保でき、圧力調整駆動モジュールと圧力調整弁の協働による圧力調整の安定性と信頼性を確保することができる。
【0006】
いくつかの実施例において、前記モータのモータ軸にねじ軸が固定連結され、前記ねじ軸の外周面に前記ねじ構造が形成されている。
【0007】
いくつかの実施例において、前記蓋本体には昇降ガイド孔が設けられ、前記昇降加圧ロッドが前記昇降ガイド孔に可動に設けられており、前記昇降ガイド孔は前記圧力調整弁に対応して設けられ、前記昇降加圧ロッドは、前記昇降ガイド孔に沿って移動し、前記昇降ガイド孔を突き抜けて前記圧力調整弁に圧力を加える。
【0008】
いくつかの実施例において、前記昇降加圧ロッドの側部に第1のストッパ部が設けられ、前記昇降ガイド孔の内壁に第2のストッパ部が設けられており、前記第1のストッパ部と前記第2のストッパ部は位置止めするように嵌合して、前記昇降加圧ロッドが前記モータとともに回転することを制限する。
【0009】
いくつかの実施例において、前記第1のストッパ部は、前記昇降加圧ロッドの側部に設けられたストッパ突起であり、前記第2のストッパ部は、前記昇降ガイド孔の内壁に設けられたストッパ溝であり、前記ストッパ溝は、前記昇降ガイド孔の軸方向に沿って延び、前記ストッパ突起は、前記ストッパ溝に挿着されて前記ストッパ溝に摺動可能に連結されている。
【0010】
いくつかの実施例において、前記昇降加圧ロッドの側部には、前記昇降加圧ロッドの前記圧力調整弁から離れた一端に位置する縦方向ストッパ部が設けられており、前記昇降加圧ロッドが前記圧力調整弁に向かって設定位置まで移動したとき、前記縦方向ストッパ部は前記蓋本体に当接して、前記昇降加圧ロッドが前記モータのねじ構造から外れることを制限する。
(【0011】以降は省略されています)

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