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公開番号2025092004
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207617
出願日2023-12-08
発明の名称調理方法及び調理用蓋
出願人個人
代理人個人,個人
主分類A47J 36/06 20060101AFI20250612BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】調理用蓋を使用し、調理の際の熱効率が改善された調理方法及びこれに使用される調理用蓋を提供する。
【解決手段】底壁と周壁を備える加熱容器及び調理用蓋を使用した調理方法であって、
前記調理用蓋は、外周部から中心部に行くに従い高くなる略円錐形状に形成された蓋本体と、前記蓋本体における前記略円錐形状の頂点部分に蒸気を排出するための蒸気排出孔を備えた突起部とからなり、前記蓋本体の外周部には汁受け溝を有し、かつ、前記調理用蓋の内径が前記加熱容器の底壁の上面の直径未満の大きさであり、
前記加熱容器の底壁の上面に食材を広げて配置し、前記調理用蓋における前記蓋本体の外周部が、広げて配置された前記食材の上に載置された状態で加熱する工程を有することを特徴とする調理方法。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
底壁と周壁を備える加熱容器及び調理用蓋を使用した調理方法であって、
前記調理用蓋は、外周部から中心部に行くに従い高くなる略円錐形状に形成された蓋本体と、前記蓋本体における前記略円錐形状の頂点部分に蒸気を排出するための蒸気排出孔を備えた突起部とからなり、前記蓋本体の外周部には汁受け溝を有し、かつ、前記調理用蓋の内径が前記加熱容器の底壁の上面の直径未満の大きさであり、
前記加熱容器の底壁の上面に食材を広げて配置し、
前記調理用蓋における前記蓋本体の外周部が、広げて配置された前記食材の上に載置された状態で加熱する工程を有することを特徴とする調理方法。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
底壁と周壁を備える加熱容器及び調理用蓋を使用した調理方法であって、
前記調理用蓋は、外周部から中心部に行くに従い高くなる略円錐形状に形成された蓋本体と、前記蓋本体における前記略円錐形状の頂点部分に蒸気を排出するための蒸気排出孔を備えた突起部とからなり、前記蓋本体の外周部には汁受け溝を有し、かつ、前記調理用蓋の内径が前記加熱容器の底壁の上面の直径未満の大きさであり、
前記加熱容器の底壁の上面中心部に食材を配置し、
前記調理用蓋を前記配置された食材全体を覆うように被せ、前記調理用蓋における前記蓋本体の外周部は前記加熱容器の底壁の上面に接するように載置された状態で加熱する工程を有することを特徴とする調理方法。
【請求項3】
前記突起部の蒸気排出孔の内側には、蒸気を誘導する凸部が形成されている請求項1または2に記載の調理方法。
【請求項4】
調理用蓋の内径が10cm以上20cm以下である請求項1または2に記載の調理方法。
【請求項5】
底壁と周壁を備える加熱容器に被せて使用される調理用蓋であって、
前記調理用蓋は、外周部から中心部に行くに従い高くなる略円錐形状に形成された蓋本体と、前記蓋本体における前記略円錐形状の頂点部分に蒸気を排出するための蒸気排出孔を備えた突起部とからなり、
前記蓋本体の外周部には汁受け溝を有し、
前記調理用蓋の内径が前記加熱容器の底壁の上面の直径未満の大きさである調理用蓋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フライパン等の調理容器に使用される調理用蓋及びこれを使用した調理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、煮物や炒め物等の調理をする際に、フライパンや鍋等のような加熱容器が広く使用されている。調理効率向上のために調理器具には、蓋を被せて調理することがある。
【0003】
しかしながら、蓋を被せて調理をすると、調理の際に蓋の内部に付着した水滴が食材や油に滴下し、味が水っぽくなったり、油はねが起きたりするという問題があった。そのような問題を解決するために、調理の際に発生する蒸気を外部に排出する蓋として、開閉可能なドアを取り付けた蓋(例えば、特許文献1)が報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2009-513295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のような蓋では、蒸気を常に外部に排出することができないため、蓋の内部に水滴が付着するという欠点があった。また、当該蓋は、フライパン等の加熱容器全体を覆うように設計されているため、調理の際に無駄な空間が発生し、調理時の熱効率が悪くなるという問題があった。
【0006】
かかる状況下、本発明の目的は、調理用蓋を使用し、調理の際の熱効率が改善された調理方法及びこれに使用される調理用蓋を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記の発明が上記目的に合致することを見出し、本発明に至った。
【0008】
すなわち、本発明は、以下の発明に係るものである。
<1> 底壁と周壁を備える加熱容器及び調理用蓋を使用した調理方法であって、
前記調理用蓋は、外周部から中心部に行くに従い高くなる略円錐形状に形成された蓋本体と、前記蓋本体における前記略円錐形状の頂点部分に蒸気を排出するための蒸気排出孔を備えた突起部とからなり、前記蓋本体の外周部には汁受け溝を有し、かつ、前記調理用蓋の内径が前記加熱容器の底壁の上面の直径未満の大きさであり、
前記加熱容器の底壁の上面に食材を広げて配置し、
前記調理用蓋における前記蓋本体の外周部が、広げて配置された前記食材の上に載置された状態で加熱する工程を有することを特徴とする調理方法。
<2> 底壁と周壁を備える加熱容器及び調理用蓋を使用した調理方法であって、
前記調理用蓋は、外周部から中心部に行くに従い高くなる略円錐形状に形成された蓋本体と、前記蓋本体における前記略円錐形状の頂点部分に蒸気を排出するための蒸気排出孔を備えた突起部とからなり、前記蓋本体の外周部には汁受け溝を有し、かつ、前記調理用蓋の内径が前記加熱容器の底壁の上面の直径未満の大きさであり、
前記加熱容器の底壁の上面中心部に食材を配置し、
前記調理用蓋を前記配置された食材全体を覆うように被せ、前記調理用蓋における前記蓋本体の外周部は前記加熱容器の底壁の上面に接するように載置された状態で加熱する工程を有することを特徴とする調理方法。
<3> 前記突起部の蒸気排出孔の内側には、蒸気を誘導する凸部が形成されている<1>または<2>に記載の調理方法。
<4> 調理用蓋の内径が10cm以上20cm以下である<1>または<2>に記載の調理方法。
<5> 底壁と周壁を備える加熱容器に被せて使用される調理用蓋であって、
前記調理用蓋は、外周部から中心部に行くに従い高くなる略円錐形状に形成された蓋本体と、前記蓋本体における前記略円錐形状の頂点部分に蒸気を排出するための蒸気排出孔を備えた突起部とからなり、
前記蓋本体の外周部には汁受け溝を有し、
前記調理用蓋の内径が前記加熱容器の底壁の上面の直径未満の大きさである調理用蓋。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、調理用蓋を使用し、調理の際の熱効率が改善された調理方法及びこれに使用される調理用蓋が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る調理用蓋を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る調理用蓋を示す図であり、(a)は平面図、(b)は下面図である。
本発明の実施形態に係る調理用蓋の蒸気排出孔の拡大平面図である。
図1の右下部(破線で囲んだA)の拡大図である。
本発明の実施形態に係る調理用蓋の使用状態を示す斜視図である。
図5を正面方向から見た調理用蓋の縦断面図である。
本発明に係る調理方法(第1実施形態)を示す説明図である。
本発明に係る調理方法(第2実施形態)を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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