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公開番号2025089875
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204815
出願日2023-12-04
発明の名称陳列棚用棚板及び陳列棚
出願人日鉄ステンレス株式会社,ヨー・コーポレーション株式会社
代理人アクシス国際弁理士法人
主分類A47F 1/00 20060101AFI20250609BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】たわみが生じ難く、陳列物品をスムーズに移動させることができるとともに、設置作業やメインテナンス作業が容易であり、且つコストを低減することが可能な陳列棚用棚板を提供する。
【解決手段】陳列物品Pを所定の方向に移動させるための棚板10である。棚板10は、陳列物品Pの移動方向Xに直交する断面において複数の凸部13を含む表面を有する。複数の凸部13の頂面は曲面状及び/又は平面状である。複数の凸部13は、陳列物品Pの移動方向Xに直交する両端の間に延在しており、1個の陳列物品Pの底部が複数の凸部13と接触可能である。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
陳列物品を所定の方向に移動させるための陳列棚用棚板であって、
前記陳列物品の移動方向に直交する断面において複数の凸部を含む表面を有し、
複数の前記凸部の頂面が曲面状及び/又は平面状であり、
複数の前記凸部は、前記陳列物品の移動方向に直交する両端の間に延在しており、
1個の前記陳列物品の底部が複数の前記凸部と接触可能である、陳列棚用棚板。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
1個の前記陳列物品の底部が2~20個の前記凸部と接触可能である、請求項1に記載の陳列棚用棚板。
【請求項3】
複数の前記凸部の頂面が曲面状であり、
前記陳列物品の移動方向に直交する断面において、隣り合う前記凸部の頂点の間隔が4~8mm、前記凸部それぞれの曲率半径が3~6mmである、請求項1又は2に記載の陳列棚用棚板。
【請求項4】
複数の前記凸部の前記頂面が平面状であり、
前記陳列物品の移動方向に直交する断面において、隣り合う前記凸部の平面中心点の間隔が4~10mm、前記凸部それぞれの平面領域の長さが2~6mmである、請求項1又は2に記載の陳列棚用棚板。
【請求項5】
前記陳列物品の移動方向に直交する断面において、前記平面領域の両端が曲部を有し、前記曲部の曲率半径が0.05~1.5mmである、請求項4に記載の陳列棚用棚板。
【請求項6】
複数の前記凸部は、前記陳列物品の移動方向に直交する両端の間に非直線状に延在している、請求項1又は2に記載の陳列棚用棚板。
【請求項7】
複数の前記凸部は、前記陳列物品の移動方向に平行な断面において段差部を有する、請求項1又は2に記載の陳列棚用棚板。
【請求項8】
前記陳列棚用棚板は、ステンレス鋼板と、前記ステンレス鋼板の表面に形成された表面処理皮膜とを備える、請求項1又は2に記載の陳列棚用棚板。
【請求項9】
前記ステンレス鋼板の厚みが0.1~3.0mmである、請求項8に記載の陳列棚用棚板。
【請求項10】
前記凸部の高さが0.05~1.0mmである、請求項1又は2に記載の陳列棚用棚板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、陳列棚用棚板及び陳列棚に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの食品小売業店舗などでは、ウォークイン型冷蔵庫や保温・加熱ケースなどの陳列棚に物品を陳列して販売することが行われている。陳列棚に陳列される物品(以下、「陳列物品」という)としては、例えば、清涼飲料水などの液体を缶やペットボトルなどに収容したものが挙げられる。陳列物品は、陳列棚の手前側(例えば、店頭側)から奥側(例えば、バックヤード側)に向かって整列した状態で陳列棚に載置されている。
【0003】
消費者が陳列棚の手前側から陳列物品を手に取ると、その部分には陳列物品が載置されていないスペースが生じてしまう。そのため、店舗スタッフが陳列物品を手前側に移動させることにより、スペースに陳列物品を補充する作業が必要であった。しかしながら、このような作業は、多くの労力及び時間が必要となる。
【0004】
そこで、上記の問題点を解決するために、陳列物品を奥側から手前側にスムーズに移動させる手段として、複数のローラー部材と、複数のローラー部材を回動自在に収容する底板部及びこの底板部の周辺部から立ち上がる周壁部を有するベース部材と、複数のローラー部材の周面の一部を突出させた状態で周壁部に囲繞された開口部に脱着自在に配される板状のカバー部材とを備える物品移動具が提案されている(特許文献1)。
【0005】
しかしながら、上記の物品移動具は、設置作業やメインテナンス作業に長時間を要するとともに破損も起こり易い。例えば、設置作業時にはローラー部材が脱落して破損する恐れがあるため、設置作業を慎重に行わざるを得ない。また、ローラー部材の間に付着したホコリなどは除去し難く、除去作業に手間がかかる。さらに、上記の物品移動具は、複雑な構造を有するため製造コストも高い。
【0006】
そこで、エンボス加工により表面に複数の凸部が形成された金属板表面に塗膜が形成された滑り性に優れた金属板を陳列棚用棚板として用いることが提案されている(特許文献2及び3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
国際公開第2016/052650号
特開2005-96442号公報
特開2007-83172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献2及び3に記載された金属板は、陳列物品の滑り性は良好であるものの、陳列物品の質量によってたわみ易い。金属板にたわみが生じると、陳列物品の底部と金属板の凸部との接触状態が場所によって変化してしまうため、陳列物品をスムーズに移動させることが難しくなる。また、陳列物品の底部と金属板の凸部とが点接触に近い状態であるため、陳列物品の質量が金属板の凸部に集中してしまう。その結果、金属板の表面に形成された塗膜が剥がれ易くなるとともに、陳列物品の底部と金属板の凸部との接触部の摩擦抵抗が増大するため陳列物品の滑り性も低下する。
【0009】
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、たわみが生じ難く、陳列物品をスムーズに移動させることができるとともに、設置作業やメインテナンス作業が容易であり、且つコストを低減することが可能な陳列棚用棚板及び陳列棚を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、陳列棚用棚板について鋭意研究を行った結果、陳列棚用棚板の表面に所定の形状を有する凸部を形成することにより、上記の問題を全て解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
(【0011】以降は省略されています)

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