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公開番号
2025088112
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202586
出願日
2023-11-30
発明の名称
骨分化促進剤及び骨形成促進剤
出願人
株式会社山田養蜂場本社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
A23L
33/10 20160101AFI20250604BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】新規な骨分化促進剤及び骨形成促進剤を提供する。さらに、骨粗鬆症予防剤及びロコモティブシンドローム予防剤を提供する。
【解決手段】セバシン酸又はその塩を含む骨分化促進剤及び骨形成促進剤、該骨形成促進剤を含む骨粗鬆症予防剤、並びに該骨粗鬆症予防剤を含むロコモティブシンドローム予防剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
セバシン酸又はその塩を含む骨分化促進剤。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
骨髄中の間葉系幹細胞へのWnt/β-カテニンシグナル伝達経路依存的なRunx2発現の活性化作用を有する、請求項1に記載の骨分化促進剤。
【請求項3】
セバシン酸又はその塩を含む骨形成促進剤。
【請求項4】
請求項3に記載の骨形成促進剤を含む骨粗鬆症予防剤。
【請求項5】
請求項4に記載の骨粗鬆症予防剤を含むロコモティブシンドローム予防剤。
【請求項6】
飲食品、医薬品又は医薬部外品である、請求項1~5のいずれか一項に記載の剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、骨分化促進剤及び骨形成促進剤に関する。さらに、本発明は、骨粗鬆症予防剤及びロコモティブシンドローム予防剤に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
骨は、破壊と形成の絶妙なバランスによって動的な恒常性を保ちながら、常に生まれ変わっている。骨リモデリングと呼ばれるこの再構築は、破骨細胞が古くなった骨を吸収(破壊)することで一連のプロセスが始まる(吸収期)。次に、古くなった破骨細胞がマクロファージに貪食されて破骨細胞の機能が抑制され(逆転期)、骨芽細胞がその欠失部分に骨基質を分泌し充填する(形成期)。骨芽細胞による骨形成で骨が補完された後、骨形成は休止される(静止期)。このように、骨の破壊と形成の均衡は、骨形成を担当する骨芽細胞と骨吸収を担当する破骨細胞の両者により厳密に調節されており、この均衡が崩れると、骨組織は異常をきたし、骨粗鬆症等の各種骨疾患を呈することが知られている。
【0003】
現在、骨粗鬆症に対する治療薬としてビスフォスフォネート製剤等が使用されている。しかし、未だ治療効率のみならず、安全性等で解決できていない課題もあり、それらを解決した更なる治療薬の開発が求められている。特に、日常的に使用できるという観点から、食品にも医薬品にも使える素材が望ましい。
【0004】
ローヤルゼリーは蜜蜂の唾液腺で合成され、頭部にあるマンデブラー腺から分泌されるミルク状の物質で、女王蜂幼虫用の巣房に入れられた幼虫蜂に対して働き蜂が女王蜂を作るために与えるものである。現在、ローヤルゼリーは健康食品、医薬品、化粧品など世界中で広く利用されており、有効性として、血流増加作用、血圧降下作用、成長促進作用、性ホルモン様作用、抗菌作用、抗腫瘍作用、創傷治癒促進作用、自律神経失調症治癒作用、抗ストレス作用、カルシウム吸収促進作用、血糖値低下作用、抗酸化作用等が報告されている。
【0005】
非特許文献1には、閉経後の女性72名を対象にした臨床試験にて、ローヤルゼリー摂取によりプラセボ群で見られた骨密度の低下及び骨形成マーカーの発現低下が緩和されたことが報告されている。
【0006】
非特許文献2には、更年期モデルマウスを対象にしたローヤルゼリーの摂取により骨密度の低下が抑制されていたこと、間葉系幹細胞を含むマウス由来の骨髄細胞を対象に破骨細胞分化誘導条件下において、ローヤルゼリー及び10-ヒドロキシ-2-デセン酸を添加すると破骨細胞への分化が抑制されていたことが報告されている。
【0007】
特許文献1には、10-ヒドロキシデカン酸、10-ヒドロキシ-2-デセン酸などの炭素数が10の直鎖脂肪酸又はその塩がエストロゲン様作用を発揮すること、これらを骨粗鬆症予防剤の有効成分とすることが報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2006-62986号公報
【非特許文献】
【0009】
Climacteric,DOI:10.1080/13697137.2020.1806815
J.Biol.Chem.294(34)12224-12232(2020)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、非特許文献1、2及び特許文献1のいずれにおいても、セバシン酸における骨分化促進作用は確認されておらず、報告がない。
(【0011】以降は省略されています)
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