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公開番号2025087860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2025036721,2023181223
出願日2025-03-07,2014-12-23
発明の名称気化装置のシステムおよび方法
出願人ジュール・ラブズ・インコーポレイテッド,JUUL Labs, Inc.
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人,個人
主分類A24F 40/40 20200101AFI20250603BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】電子気化装置において吸入可能な蒸気を生成するシステムと方法が提供される。
【解決手段】気化装置は、1以上の定義された特徴を備えた蒸気を生成してもよい。場合によっては、蒸気はあらかじめ決められたエアロゾル数密度および/またはあらかじめ決められた平均エアロゾル粒径を有してもよい。気化装置は、気化可能な材料から蒸気を生成してもよい。場合によっては、気化可能な材料はカートリッジ30内に収容される液体材料であってもよい。気化装置は再充電可能な電力蓄積装置を含んでもよい。
【選択図】図7B
特許請求の範囲【請求項1】
吸入可能なエアロゾルを生成する装置であって、該装置は:
オーブンであって、オーブンチャンバと、蒸気を生成するためにオーブンチャンバ中の蒸気形成媒体を加熱するためのヒーターとを含む、オーブン;
吸入可能なエアロゾルを形成するために蒸気の少なくとも一部が中で凝縮する凝縮チャンバを含む、コンデンサ;
オーブンチャンバを含む第1の気流経路を起点とする空気入口;及び
第2の気流経路を起点とする通気口であって、第2の気流経路は、通気口からの空気を、凝縮チャンバの前又は中にあり且つオーブンチャンバから下流にある第1の気流経路に繋げ、それにより連結経路を形成し、ここで、連結経路はユーザーに凝縮チャンバ中で形成される吸入可能なエアロゾルを送達するように構成される、通気口を含むことを特徴とする、装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
オーブンは装置の本体内にある、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記装置は更に、空気入口、通気口、及びコンデンサの少なくとも1つを含む、マウスピースを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項4】
マウスピースがオーブンから分離自在である、ことを特徴とする請求項1又は3に記載の装置。
【請求項5】
マウスピースが装置の本体に一体化され、該本体はオーブンを含む、ことを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項6】
オーブン、コンデンサ、空気入口、及び通気口を含む本体を更に含む、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
マウスピースが本体から分離自在である、ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項8】
前記オーブンチャンバは、オーブンチャンバ入口とオーブンチャンバ出口とを含み、オーブンは更に、オーブンチャンバ入口にある第1のバルブと、オーブンチャンバ出口にある第2のバルブとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記通気口は第3のバルブを更に含む、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記第1のバルブ、又は前記第2のバルブは、チェック弁、羽打弁、逆止弁、及び一方向弁の群から選択される、ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、2013年12月23日出願の米国仮特許出願第61/920,225号、2014年2月6日出願の米国仮特許出願第61/936,593号、および2014年2月10日出願の米国仮特許出願第61/937,755号の利益を主張するものであり、これらは参照により全体的に本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
本発明は、電子吸入可能なエアロゾル装置、または電子吸い込み装置(electronic vaping devices)、特に、ユーザーに活性成分を送達することが可能なエアロゾル蒸気を作り出すために蒸発される気化可能な材料を利用する、電子エアロゾル装置に関するものである。
【0003】
発明の概要
本発明の幾つかの態様において、前記装置は吸入可能なエアロゾルを含み、該装置は:オーブンであって、オーブンチャンバと、蒸気を生成するためにオーブンチャンバ中の蒸気形成媒体(vapor forming medium)を加熱するためのヒーターとを含む、オーブン;吸入可能なエアロゾルを形成するために蒸気の少なくとも一部が中で凝縮する凝縮チャンバを含む、コンデンサ;オーブンチャンバを含む第1の気流経路を起点とする空気入口;および、第2の気流経路を起点とする通気口であって、第2の気流経路は、通気口からの空気を、凝縮チャンバの前または中にあり且つオーブンチャンバから下流にある第1の気流経路に繋げ、それにより連結経路を形成し、ここで、連結経路はユーザーに凝縮チャンバ中で形成される吸入可能なエアロゾルを送達するように構成される、通気口、を含む。
【0004】
本発明の幾つかの態様において、オーブンは、装置の本体の中にある。前記装置は更に、空気入口、通気口、およびコンデンサの少なくとも1つを含む、マウスピースを含んでもよい。マウスピースはオーブンから分離自在でもよい。マウスピースは装置の本体に一体化されてもよく、該本体はオーブンを含む。装置は更に、オーブン、コンデンサ、空気入口、および通気口を含む本体を含んでもよい。マウスピースは本体から分離自在でもよい。
【0005】
本発明の幾つかの態様において、オーブンチャンバは、オーブンチャンバ入口とオーブンチャンバ出口とを含んでもよく、オーブンは更に、オーブンチャンバ入口にある第1のバルブと、オーブンチャンバ出口にある第2のバルブとを含む。通気口は第3のバルブを含んでもよい。第1のバルブ、または前記第2のバルブは、チェック弁、羽打弁、逆止弁、および一方向弁の群から選択されてもよい。第3のバルブは、チェック弁、羽打弁、逆止弁、および一方向弁の群から選択されてもよい。第1または第2のバルブは機械的に動かされてもよい。第1または第2のバルブは電気的に動かされてもよい。第1のバルブまたは第2のバルブは手動で動かされてもよい。第3のバルブは機械的に動かされてもよい。第3のバルブは機械的に動かされてもよい。第3のバルブは電気的に動かされてもよい。第3のバルブは手動で動かされてもよい。
【0006】
本発明の別の態様において、前記装置は、電源、プリント回路基板、スイッチ、および温度調節器の少なくとも1つを含む、本体を含んでもよい。装置は更に、温度センサと連通状態にある温度調節器を含んでもよい。温度センサはヒーターでもよい。電源は再充電自在でもよい。電源は取り外し自在でもよい。オーブンは更に、アクセス蓋(access lid)を含んでもよい。蒸気形成媒体は煙草(tobacco)を含んでもよい。蒸気形成媒体は植物性薬品を含んでもよい。蒸気形成媒体はオーブンチャンバの中で加熱されてもよく、ここで、蒸気形成媒体は、蒸気を生成するために湿潤剤を含んでもよく、蒸気は気相湿潤剤を含む。約1ミクロンの平均サイズの粒径を含む、吸入可能なエアロゾルを生成するために、蒸気は、凝縮チャンバの中で通気口からの空気と混合されてもよい。蒸気形成媒体はオーブンチャンバの中で加熱されてもよく、ここで、上記は、約0.9ミクロン以下の平均サイズの粒径を含む、吸入可能なエアロゾルを生成するために、凝縮チャンバの中で通気口からの空気と混合される。蒸気形成媒体はオーブンチャンバの中で加熱されてもよく、ここで、上記は、約0.8ミクロン以下の平均サイズの粒径を含む、吸入可能なエアロゾルを生成するために、凝縮チャンバの中で通気口からの空気と混合される。蒸気形成媒体はオーブンチャンバの中で加熱されてもよく、ここで、上記は、約0.7ミクロン以下の平均サイズの粒径を含む、吸入可能なエアロゾルを生成するために、凝縮チャンバの中で通気口からの空気と混合される。蒸気形成媒体はオーブンチャンバの中で加熱されてもよく、ここで、上記は、約0.6ミクロン以下の平均サイズの粒径を含む、吸入可能なエアロゾルを生成するために、凝縮チャンバの中で通気口からの空気と混合される。蒸気形成媒体はオーブンチャンバの中で加熱されてもよく、ここで、上記は、約0.5ミクロン以下の平均サイズの粒径を含む、吸入可能なエアロゾルを生成するために、凝縮チャンバの中で通気口からの空気と混合される。
【0007】
本発明の幾つかの態様において、湿潤剤は、蒸気形成媒体としてグリセロールを含んでもよい。湿潤剤は植物性グリセロールを含んでもよい。湿潤剤はプロピレングリコールを含んでもよい。湿潤剤は、プロピレングリコールに対する植物性グリセロールの比率を含んでもよい。プロピレングリコールに対する植物性グリセロールの比率は、約100:0でもよい。プロピレングリコールに対する植物性グリセロールの比率は、約90:10でもよい。プロピレングリコールに対する植物性グリセロールの比率は、約80:20でもよい。プロピレングリコールに対する植物性グリセロールの比率は、約70:30でもよい。プロピレングリコールに対する植物性グリセロールの比率は、約60:40でもよい。プロピレングリコールに対する植物性グリセロールの比率は、約50:50でもよい。湿潤剤は風味材料を含んでもよい。蒸気形成媒体は、その熱分解温度に加熱されてもよい。蒸気形成媒体は、最大200℃に加熱されてもよい。蒸気形成媒体は、最大160℃に加熱されてもよい。吸入可能なエアロゾルは、マウスピースのエアロゾル出口を出る前に、最大50℃-70℃の温度に冷却されてもよい。
【0008】
本発明の態様において、前記方法は、吸入可能なエアロゾルを生成する方法を含み、該方法は、吸入可能なエアロゾルの生成装置を設ける工程を含み、該装置は:オーブンであって、オーブンチャンバと、該オーブンチャンバ中の蒸気形成媒体を加熱し且つその中に蒸気を形成するためのヒーターとを含む、オーブン;蒸気が吸入可能なエアロゾルを形成する凝縮チャンバを含む、コンデンサ;オーブンチャンバを含む第1の気流経路を起点とする空気入口;および、第2の気流経路を起点とする通気口であって、第2の気流経路は、通気口からの空気を、凝縮チャンバの前または中にあり且つオーブンチャンバから下流にある第1の気流経路に繋げ、それにより連結経路を形成し、ここで、連結経路はユーザーに凝縮チャンバ中で形成される吸入可能なエアロゾルを送達するように構成される、通気口、を含む。
【0009】
本発明の幾つかの態様において、オーブンは、装置の本体の中にある。前記装置は更に、空気入口、通気口、およびコンデンサの少なくとも1つを含む、マウスピースを含んでもよい。マウスピースはオーブンから分離自在でもよい。マウスピースは装置の本体に一体化されてもよく、該本体はオーブンを含む。前記方法は更に、オーブン、コンデンサ、空気入口、および通気口を含む本体を含んでもよい。マウスピースは本体から分離自在でもよい。
【0010】
本発明の幾つかの態様において、オーブンチャンバは、オーブンチャンバ入口とオーブンチャンバ出口とを含んでもよく、オーブンは更に、オーブンチャンバ入口にある第1のバルブと、オーブンチャンバ出口にある第2のバルブとを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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