TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025087501
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023202200
出願日2023-11-29
発明の名称給湯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類F24H 15/14 20220101AFI20250603BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】レジオネラ菌などの繁殖を防ぐことができる給湯機を提供する。
【解決手段】熱源で加温される湯を貯める貯湯タンクと、前記貯湯タンクから供給口に湯を供給する給湯回路と、前記給湯回路内の湯を前記貯湯タンクに戻す還流配管と、前記還流配管に設けられた戻しポンプと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記貯湯タンク内の湯温を、レジオネラ菌などの殺菌が可能な温度に沸き上げ、所定時間、前記貯湯タンクの殺菌を行う貯湯タンク殺菌モードと、前記所定時間が経過した後、前記戻しポンプをON制御し、前記給湯回路に前記貯湯タンクの湯を循環し、前記給湯回路を殺菌する給湯回路殺菌モードと、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
熱源で加温される湯を貯める貯湯タンクと、前記貯湯タンクから供給口に湯を供給する給湯回路と、前記給湯回路内の湯を前記貯湯タンクに戻す還流配管と、前記還流配管に設けられた戻しポンプと、制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記貯湯タンク内の湯温を、レジオネラ菌などの殺菌が可能な温度に沸き上げ、所定時間、前記貯湯タンクの殺菌を行う貯湯タンク殺菌モードと、前記所定時間が経過した後、前記戻しポンプをON制御し、前記給湯回路に前記貯湯タンクの湯を循環し、前記給湯回路内を殺菌する給湯回路殺菌モードと、を実行する、
給湯機。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記戻しポンプのON時間は、前記戻しポンプをON制御して湯を循環させる配管長さ内を少なくとも5周循環させる時間で設定される、
請求項1に記載の給湯機。
【請求項3】
前記貯湯タンク内の湯温を測定するセンサを備え、
前記制御部は、
前記センサの測定値に応じて前記戻しポンプのON時間を補正する補正部を備える、
請求項1に記載の給湯機。
【請求項4】
前記制御部は、
前記貯湯タンク殺菌モードと前記給湯回路殺菌モードを実行中であることをリモコンの表示部に表示する、
請求項1に記載の給湯機。
【請求項5】
前記制御部は、
前記供給口からの給湯停止中に前記戻しポンプをON、OFF制御する、
請求項1に記載の給湯機。
【請求項6】
前記制御部は、
前記貯湯タンクが一定期間沸き上げられていない場合、前記貯湯タンクを強制的に沸き上げた後に、前記貯湯タンク殺菌モードと前記給湯回路殺菌モードを実行する、
請求項1乃至5の何れか一項に記載の給湯機。
【請求項7】
前記沸き上げ温度は60℃以上である、
請求項6に記載の給湯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、熱源で加温される湯を貯める貯湯槽と、貯湯槽から供給口に湯を供給する供給通路と、供給通路内の湯を貯湯槽に戻す還流通路と、還流通路に設けられた戻しポンプと、を備える給湯機を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-187511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、レジオネラ菌などの繁殖を防ぐことができる給湯機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における給湯機は、熱源で加温される湯を貯める貯湯タンクと、前記貯湯タンクから供給口に湯を供給する給湯回路と、前記給湯回路内の湯を前記貯湯タンクに戻す還流配管と、前記還流配管に設けられた戻しポンプと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記貯湯タンク内の湯温を、レジオネラ菌などの殺菌が可能な温度に沸き上げ、所定時間、前記貯湯タンクの殺菌を行う貯湯タンク殺菌モードと、前記所定時間が経過した後、前記戻しポンプをON制御し、前記給湯回路に前記貯湯タンクの湯を循環し、前記給湯回路を殺菌する給湯回路殺菌モードと、を実行する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、貯湯タンク殺菌モードと、給湯回路殺菌モードと、の実行により、レジオネラ菌などの繁殖を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態における回路図
配管長さと、戻しポンプのON時間の関係を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、熱源で加温される湯を貯める貯湯槽と、貯湯槽から供給口に湯を供給する供給通路と、供給通路内の湯を貯湯槽に戻す還流通路と、還流通路に設けられた戻しポンプと、を備える給湯機があった。この給湯機は、供給通路内の湯を、還流通路によって、貯湯タンクに戻す構成とされているため、還流通路内のレジオネラ菌などの繁殖を防ぐ必要がある、という課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、貯湯タンク殺菌モードと、給湯回路殺菌モードと、の実行により、レジオネラ菌などの繁殖を防ぐことができる給湯機を提供する。
【0009】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0010】
(実施の形態)
[構成]
図1は、給湯機1の構成を示す図である。
図1に示すように給湯機1は、ヒートポンプユニット2、貯湯ユニット3を備える。
ヒートポンプユニット2は、ヒートポンプ回路20を備える。
ヒートポンプ回路20は、圧縮機21、四方弁22、第1熱交換器23、減圧装置24、第2熱交換器25、送風ファン26を備える。
圧縮機21、四方弁22、第1熱交換器23、減圧装置24、第2熱交換器25は、冷媒配管27により連結される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
空気調和機
9日前
個人
エアコン室内機
3日前
株式会社コロナ
加湿装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
給湯装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
加湿装置
17日前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
空気調和機
1か月前
個人
住宅換気空調システム
3か月前
株式会社パロマ
給湯器
4か月前
株式会社パロマ
給湯器
4か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
4か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯機
12日前
個人
ソーラークッカー
4か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
4か月前
3ms株式会社
風調整具
4か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
3か月前
ダイダン株式会社
ブース
4か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
2か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
1か月前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
4か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
3か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
4日前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
3か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
19日前
三菱電機株式会社
送風機
1か月前
株式会社ヒューテック
屋内装置
4か月前
株式会社千石
燃焼機
4か月前
株式会社パロマ
給湯暖房機
26日前
続きを見る