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公開番号2025087277
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201819
出願日2023-11-29
発明の名称冷蔵庫
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F25D 23/02 20060101AFI20250603BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】利便性の向上を図ることができる冷蔵庫を提供することである。
【解決手段】実施形態の冷蔵庫は、筐体と、第1扉と、第1検出部と、第2検出部と、開扉装置と、制御部とを備える。前記筐体は、第1貯蔵室を含む。前記第1扉は、前記第1貯蔵室の開口を閉塞可能である。前記第1検出部は、前記第1扉に対するユーザの所定の動作を検出可能である。前記第2検出部は、前記第1扉に対する前記ユーザの近接状態を検出可能である。前記開扉装置は、前記第1扉を開くように動作可能である。前記制御部は、前記開扉装置を制御する。前記制御部は、前記第1検出部により前記所定の動作が検出された後、前記第2検出部の検出結果の変化に基づき、前記開扉装置を動作させる。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
第1貯蔵室を含む筐体と、
前記第1貯蔵室の開口を閉塞可能な第1扉と、
前記第1扉に対するユーザの所定の動作を検出可能な第1検出部と、
前記第1扉に対する前記ユーザの近接状態を検出可能な第2検出部と、
前記第1扉を開くように動作可能な開扉装置と、
前記開扉装置を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1検出部により前記所定の動作が検出された後、前記第2検出部の検出結果の変化に基づき、前記開扉装置を動作させる、
冷蔵庫。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第1検出部により前記所定の動作が検出された後、前記第2検出部の検出結果が所定状態に変化した場合に、前記開扉装置を動作させる、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1検出部により前記所定の動作が検出されてから前記第2検出部の検出結果が所定状態に変化するまでの経過時間の長さに基づいて、前記第1扉の開扉速度が異なるように前記開扉装置を動作させる、
請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1検出部により前記所定の動作が検出された後、前記第2検出部の検出結果が所定状態に変化した場合に、前記所定状態への変化の後に所定時間待機してから前記開扉装置を動作させる、
請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記制御部は、前記第1検出部により前記所定の動作が検出されてから前記第2検出部の検出結果が前記所定状態に変化するまでの経過時間の長さに基づいて、前記所定時間の長さを変更する、
請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記冷蔵庫は、前記第1扉と異なる第2扉を有し、
前記制御部は、前記第2扉が閉じられた状態では前記所定時間として第1所定時間を適用し、前記第2扉が開かれた状態では前記所定時間として前記第1所定時間とは異なる第2所定時間を適用する、
請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記第2扉は、前記第1扉とともに前記第1貯蔵室の開口を閉塞可能な扉であり、
前記第2扉の寸法は、第1扉の寸法よりも大きく、
前記第2所定時間は、前記第1所定時間と比べて短い、
請求項6に記載の冷蔵庫。
【請求項8】
前記第2扉は、前記第1扉とともに前記第1貯蔵室の開口を閉塞可能な扉であり、
前記第2扉の寸法は、第1扉の寸法よりも小さく、
前記第2所定時間は、前記第1所定時間と比べて長い、
請求項6に記載の冷蔵庫。
【請求項9】
前記第2扉は、前記第1扉とともに前記第1貯蔵室の開口を閉塞可能な扉であり、
前記筐体は、第2貯蔵室を有し、
前記冷蔵庫は、前記第2貯蔵室の開口を閉塞可能な第3扉を有し、
前記制御部は、前記第3扉が開かれた状態では前記所定時間として第3所定時間を適用する、
請求項6に記載の冷蔵庫。
【請求項10】
前記筐体は、第2貯蔵室を有し、
前記第2扉は、前記第2貯蔵室の開口を閉塞可能であり、
前記第2所定時間は、前記第1所定時間と比べて短い、
請求項6に記載の冷蔵庫。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫の扉に設けられた接触検知部と、上記接触検知部によりユーザの接触が検知された場合に上記扉を開く開扉装置とを備えた冷蔵庫が提案されている。ところで、冷蔵庫は、利便性のさらなる向上が期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-073621号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、利便性の向上を図ることができる冷蔵庫を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の冷蔵庫は、筐体と、第1扉と、第1検出部と、第2検出部と、開扉装置と、制御部とを備える。前記筐体は、第1貯蔵室を含む。前記第1扉は、前記第1貯蔵室の開口を閉塞可能である。前記第1検出部は、前記第1扉に対するユーザの所定の動作を検出可能である。前記第2検出部は、前記第1扉に対する前記ユーザの近接状態を検出可能である。前記開扉装置は、前記第1扉を開くように動作可能である。前記制御部は、前記開扉装置を制御する。前記制御部は、前記第1検出部により前記所定の動作が検出された後、前記第2検出部の検出結果の変化に基づき、前記開扉装置を動作させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態の家電システムの全体構成を示す図。
第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図。
図2に示された冷蔵庫のF3-F3線に沿う断面図。
第1実施形態の制御装置に関連した構成を示すブロック図。
第1実施形態のサーバの機能構成を示すブロック図。
第1実施形態の端末装置の機能構成を示すブロック図。
第1実施形態の操作検出部を示す正面図。
第1実施形態の操作検出部に関連する機能構成を示すブロック図。
第1実施形態のタッチ検出領域を用いた検出処理を説明するための図。
第1実施形態において、タッチ検出領域を用いた検出処理と、近接検出領域を用いた検出処理と、保護用検出領域を用いた検出処理とを比較するための図。
第1実施形態の開扉動作の基本制御の流れを示すフローチャート。
第1実施形態の最低タッチON時間の変更テーブルの一例を示す図。
第1実施形態のタッチON閾値を変更する場合を説明するための図。
第1実施形態のタッチON閾値を変更する場合を説明するための別の図。
第1実施形態の検出領域の機能割当の変更を説明するための図。
第1実施形態の検出領域の機能割当の変更テーブルの一例を示す図。
第1実施形態の検出領域の機能割当の変更テーブルの別の一例を示す図。
第1実施形態の検出領域の機能割当の変更テーブルの一例を示す図。
第1実施形態の検出領域の機能変更に関連した設定画面の一例を示す図。
第1実施形態の開扉装置による開扉タイミングを説明するための図。
第1実施形態の開扉装置による開扉タイミングを説明するための別の図。
第1実施形態の開扉タイミングの違いによる作用を説明するための図。
第1実施形態の待機時間の長さの変更を説明するための図。
第1実施形態の待機時間の長さの変更を説明するための別の図。
第1実施形態の待機時間および開扉強さの変更テーブルを示す図。
第1実施形態の待機時間の変更テーブルを示す図。
第1実施形態で野菜室扉が開かれている場合の待機時間を示す図。
第1実施形態で野菜室扉が開かれている場合の作用を説明するための図。
第1実施形態で主冷凍室扉が開かれている場合の待機時間を示す図。
第1実施形態で主冷凍室扉が開かれている場合の作用を説明するための図。
第1実施形態の複数回の所定の動作が検出される場合の制御例を示す図。
第1実施形態の複数回の所定の動作が検出される場合を説明するための図。
第1実施形態の複数回の近接状態が検出される場合の制御例を示す図。
第1実施形態の複数回の近接状態が検出される場合の別の制御例を示す図。
第1実施形態のタッチ操作後の近接状態解除までの経過時間が長い場合の制御例を示す図。
第1実施形態のタッチ操作後から近接状態解除までの経過時間が長い場合を説明するための図。
第1実施形態の開扉強さの変更テーブルを示す図。
第1実施形態の開扉タイミングなどに関連した設定画面の一例を示す図。
第1実施形態の開扉装置に関連した制御の流れを示すフローチャート。
第1実施形態の待機時間を設定する処理の流れを示すフローチャート。
第2実施形態の操作検出部を示す正面図。
第2実施形態の操作検出部に関連する機能構成を示すブロック図。
第2実施形態の設定画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の冷蔵庫を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本出願で「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含み得る。また「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算または加工が行われたものに基づく場合も含み得る。本出願で「XXまたはYY」とは、XXとYYのうちいずれか一方の場合に限定されず、XXとYYの両方の場合も含み得る。これは選択的要素が3つ以上の場合も同様である。XXおよびYYは、任意の要素(例えば任意の情報)である。本出願では、冷蔵庫の正面に立つユーザから冷蔵庫を見た方向を基準に上下左右を定義する。また本出願では、冷蔵庫から見て、冷蔵庫の正面に立つユーザに近い側を「前」、冷蔵庫の正面に立つユーザから遠い側を「後」と定義する。
【0008】
<A.第1実施形態>
<1.家電システムの全体構成>
図1は、第1実施形態の家電システム1の全体構成を示す図である。家電システム1は、例えば、冷蔵庫100、サーバ200、および端末装置300を含む。後述するネットワークNWは、例えば、インターネット、セルラー網、Wi-Fi網、LPWA(Low Power Wide Area)、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、またはその他の公衆回線や専用回線などを状況に応じて利用すればよい。
【0009】
(冷蔵庫)
冷蔵庫100は、ユーザUによって使用される家電機器であり、ユーザUの住居内に配置される。冷蔵庫100は、例えば、ユーザUの住居内に設置された無線ルータWRおよびモデムMを介してネットワークNWと接続される。冷蔵庫100は、ネットワークNWを介して、サーバ200または端末装置300と通信可能である。冷蔵庫100は、Bluetooth(登録商標)のような近距離無線通信を利用して端末装置300と直接に通信可能でもよい。なお、冷蔵庫100は、上述した通信機能を有しなくてもよい。すなわち、冷蔵庫100は、サーバ200または端末装置300とは関連せず、単独で利用されてもよい。
【0010】
(サーバ)
サーバ200は、冷蔵庫100を管理する管理サーバである。サーバ200は、1つまたは複数のサーバ装置(例えばクラウドサーバ)により構成される。サーバ200は、ネットワークNWを介して、冷蔵庫100または端末装置300と通信可能である。サーバ200は、ネットワークNW中のルータに含まれる情報処理部など、エッジコンピューティングやフォグコンピューティングを行う情報処理部を含んでもよい。サーバ200は、クラウドサーバに限定されず、ユーザUの住居にあるコンピュータでもよく、家庭内ルータなどでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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