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公開番号2025087111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201536
出願日2023-11-29
発明の名称調理機器
出願人クリナップ株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類A47B 77/02 20060101AFI20250603BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】機能ユニットの位置関係を自由に変更可能な調理機器を提供する。
【解決手段】本発明の調理機器は、調理のための機能を有する機能ユニット2を複数備え、それぞれの機能ユニットは、位置が異なる複数の設置位置に対して、人が持ち上げて移動可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
調理のための機能を有する機能ユニットを複数備え、
それぞれの前記機能ユニットは、位置が異なる複数の設置位置に対して、人が持ち上げて移動可能に構成されている調理機器。
続きを表示（約 700 文字）【請求項２】
前記複数の機能ユニットは、調理のための機能を有する第一ユニット及び第二ユニットを備え、
前記第一ユニットは、第一の設置位置と、前記第一の設置位置とは異なる第二の設置位置を含む第一用他設置位置と、の間で人が持ち上げて移動可能であり、
前記第二ユニットは、前記第二の設置位置と、前記第一の設置位置を含む第二用他設置位置と、の間で人が持ち上げて移動可能である請求項１に記載の調理機器。
【請求項３】
前記複数の機能ユニットのうち少なくとも１つの前記機能ユニットは、前記機能ユニットを使用する作業者が対向する側面を有し、
前記側面は、第一側面部と、前記第一側面部と異なる位置である第二側面部と、を備え、
前記少なくとも１つの機能ユニットは、第一作業位置にいる前記作業者が前記第一側面部に対向する第一の設置位置と、前記第一作業位置と異なる第二作業位置にいる前記作業者が前記第二側面部に対向し、前記第一の設置位置とは異なる位置である第二の設置位置と、の間で人が持ち上げて移動可能である請求項１又は２に記載の調理機器。
【請求項４】
前記複数の機能ユニットは、互いに積み重ねることができるように構成されている、請求項１又は２に記載の調理機器。
【請求項５】
前記各機能ユニットは、調理のための機能を有する機能部と、前記機能部を収容する外枠部と、を備え、
前記複数の機能ユニットのそれぞれの前記外枠部は、収容する前記機能部に変えて異なる前記機能部を収容可能に構成されている請求項１又は２に記載の調理機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、調理機器に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、特許文献１に記載のキッチンカウンターを備えるキッチンが知られている。キッチンカウンターは、天板と、天板に配置されたシンク及びコンロと、を備え、天板は、上下移動及び壁面に接近又は離反する方向に移動可能に構成されている。
【０００３】
以上のような構成によれば、天板を下方に移動させるとともに、壁面に接近させることで、キッチンカウンター周辺のスペースを広くすることができるので、車椅子を使用している利用者が天板を利用しやすく、かつ、キッチンでの移動が容易になるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１５－９２９４３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に記載のキッチンは、シンクやコンロなどの調理のための機能を有する機能ユニットが天板に設けられており、天板が上下や壁面に対して移動する構成である。しかしながら、機能ユニットは、天板に依存しており、各機能ユニットを自由に移動させることができなかった。発明者らは、従来のキッチンを踏まえて鋭意研究を重ね、機能ユニットの自由な移動を実現できる調理機器を発明するに至った。
【０００６】
本発明は、機能ユニットの位置関係を自由に変更可能な調理機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の調理機器は、調理のための機能を有する機能ユニットを複数備え、それぞれの前記機能ユニットは、位置が異なる複数の設置位置に対して、人が持ち上げて移動可能に構成されている。
【０００８】
かかる構成によれば、機能ユニットを人が持ち上げて複数の設置位置に対して移動させることができるので、機能ユニットの位置関係を自由に変更することができる。
【０００９】
また、前記複数の機能ユニットは、調理のための機能を有する第一ユニット及び第二ユニットを備え、前記第一ユニットは、第一の設置位置と、前記第一の設置位置とは異なる第二の設置位置を含む第一用他設置位置と、の間で人が持ち上げて移動可能であり、前記第二ユニットは、前記第二の設置位置と、前記第一の設置位置を含む第二用他設置位置と、の間で人が持ち上げて移動可能であるよう構成することもできる。
【００１０】
かかる構成によれば、第一ユニットを第一の設置位置から第一用他設置位置に移動させることができ、第二ユニットを第二の設置位置から第二用他設置位置に移動させることができる。しかも、第一ユニットと第二ユニットの位置関係を入れ替えることもできる。
（【００１１】以降は省略されています）

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