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公開番号2025086002
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199754
出願日2023-11-27
発明の名称薬剤在庫案内システム、管理サーバ、薬剤在庫案内方法、および薬剤在庫案内プログラム
出願人株式会社ニイム
代理人個人
主分類G16H 20/10 20180101AFI20250530BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】調剤薬局は作業負担が少なく、患者は処方された薬剤の入手がしやすい薬剤在庫案内システム等を提供する。
【解決手段】薬局端末装置200の薬剤名取得部202が、薬剤発注システムに記憶する所定期間の薬剤購入情報から所定期間に購入した薬剤名を取得し、通信部201が薬局名と薬剤名とをサーバ装置100に送信する。サーバ装置100が、薬局名と薬局情報とを対応付けて記憶する薬局情報記憶部120を備え、通信部101が薬局端末装置200から受信した、薬局名と薬剤名とを対応付けて薬剤在庫情報記憶部110に格納し、ユーザ端末装置300から薬剤名を受信し、薬局名取得部102が薬剤名に対応付けられた薬局名を薬剤在庫情報記憶部110から取得し、薬局情報取得部104が薬局名に対応付けられた薬局情報を薬局情報記憶部120から取得し、通信部101が薬局名と薬局情報とを対応付けてユーザ端末装置300に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1または複数の薬局それぞれの薬局端末装置と、サーバ装置と、をネットワークを介して接続する薬剤在庫案内システムであって、
前記薬局端末装置が、
薬剤発注システムに記憶する所定期間の薬剤購入情報から所定期間に購入した薬剤名を取得する薬剤名取得手段と、
前記薬局を識別する薬局名と前記薬剤名とを前記サーバ装置に送信する薬剤名送信手段と、を備え、
前記サーバ装置が、
前記薬局名と前記薬局に関する情報である薬局情報とを対応付けて記憶する薬局情報記憶手段と、
前記薬局端末装置から受信した、前記薬局名と前記薬剤名とを対応付けて薬剤在庫情報記憶部に格納する格納手段と、
前記ネットワークを介して接続するユーザ端末装置から薬剤名を受信する薬剤名受信手段と、
前記薬剤名受信手段によって受信した前記薬剤名に対応付けられた薬局名を前記薬剤在庫情報記憶部から取得する薬局名取得手段と、
前記薬局名取得手段によって取得した前記薬局名に対応付けられた前記薬局情報を前記薬局情報記憶手段から取得する薬局情報取得手段と、
前記薬局名と前記薬局情報とを対応付けて前記ユーザ端末装置に送信する薬局情報送信手段と、
を備える薬剤在庫案内システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
1または複数の薬局それぞれの薬局端末装置とをネットワークを介して接続するサーバ装置であって、
前記薬局を識別する薬局名と、前記薬局に関する情報である薬局情報とを対応付けて記憶する薬局情報記憶手段と、
前記薬局名と薬剤名とを前記薬局端末装置から受信し、受信した前記薬局名と前記薬剤名とを対応付けて薬剤在庫情報記憶部に格納する在庫情報受信手段と、
前記ネットワークを介して接続するユーザ端末装置から薬剤名を受信する薬剤名受信手段と、
前記薬剤名受信手段によって受信した前記薬剤名に対応付けられた薬局名を前記薬剤在庫情報記憶部から取得する薬局名取得手段と、
前記薬局名取得手段によって取得した前記薬局名に対応付けられた薬局情報を前記薬局情報記憶手段から取得する薬局情報取得手段と、
前記薬局名と前記薬局情報とを対応付けて前記ユーザ端末装置に送信する薬局情報送信手段と、
を備えるサーバ装置。
【請求項3】
1または複数の薬局それぞれの薬局端末装置と、前記薬局端末装置とネットワークを介して接続し、前記薬局を識別する薬局名と前記薬局に関する情報である薬局情報とを対応付けて記憶する薬局情報記憶部を備えるサーバ装置と、で実行する薬剤在庫案内方法であって、
前記薬局端末装置が、
薬剤発注システムに記憶する所定期間の薬剤購入情報から所定期間に購入した薬剤名を取得する薬剤名取得ステップと、
前記薬局を識別する薬局名と前記薬剤名とを前記サーバ装置に送信する薬剤名送信ステップと、を含み、
前記サーバ装置が、
前記薬局端末装置から受信した、前記薬局名と前記薬剤名とを対応付けて薬剤在庫情報記憶部に格納する格納ステップと、
前記ネットワークを介して接続するユーザ端末装置から薬剤名を受信する薬剤名受信ステップと、
前記薬剤名受信ステップによって受信した前記薬剤名に対応付けられた薬局名を前記薬剤在庫情報記憶部から取得する薬局名取得ステップと、
前記薬局名取得ステップによって取得した前記薬局名に対応付けられた前記薬局情報を前記薬局情報記憶部から取得する薬局情報取得ステップと、
前記薬局名と前記薬局情報とを対応付けて前記ユーザ端末装置に送信する薬局情報送信ステップと、
を含む薬剤在庫案内方法。
【請求項4】
前記薬局名取得ステップは、前記薬剤名受信ステップによって受信した前記薬剤名が複数である場合、
複数の薬剤名すべてに対応付けられた薬局名、
複数の薬剤名のうち、少なくとも1の薬剤名に対応付けられた薬局名、
または、複数の薬剤名のうち、指定された薬剤名に対応付けられた薬局名、
の少なくとも1つを取得する、請求項3に記載の薬剤在庫案内方法。
【請求項5】
前記サーバ装置が、
前記薬局名取得ステップによって取得した前記薬局名から所定条件で薬局名を選択する薬局名選択ステップ、を含み、
前記所定条件は、
前記ユーザ端末装置から受信したユーザの現在の位置情報と薬局の位置情報との距離が所定距離以下である薬局名を選択すること、
または、前記ユーザ端末装置から受信したユーザの指定した位置情報と薬局の位置情報との距離が所定距離以下である薬局名を選択すること、
である、請求項3または請求項4に記載の薬剤在庫案内方法。
【請求項6】
前記サーバ装置が、
前記薬剤在庫情報記憶部に記憶する前記薬局名に対応付けて記憶する購入日ごとの薬剤名から薬局ごとの薬剤の購入回数を算出する購入回数算出ステップ、を含む請求項3または請求項4に記載の薬剤在庫案内方法。
【請求項7】
前記薬剤名受信ステップで前記薬剤名に代えて、処方箋の画像データを前記ユーザ端末装置から受信し、受信した前記画像データから薬剤名を抽出する薬剤名抽出ステップ、を含む請求項3または請求項4に記載の薬剤在庫案内方法。
【請求項8】
請求項3~7のいずれか1つに記載の薬剤在庫案内方法をコンピュータに実行させることを特徴とする薬剤在庫案内プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤在庫案内システム、管理サーバ、薬剤在庫案内方法、および薬剤在庫案内プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
調剤薬局は、医師や歯科医師が交付した処方箋に応じて薬剤を調剤するため、処方される可能性のある、さまざまな種類の薬剤を保管している。しかし、処方薬は種類が多いため患者が訪れた調剤薬局に処方された薬剤の在庫がない場合がある。かかる場合に調剤薬局の位置情報と医薬品在庫情報を記憶しておき、携帯端末から処方箋情報と患者の現在地情報および目的地情報とを受信し、現在地および目的地間のルート上に位置し、かつ処方箋によって処方される医薬品の在庫を有する調剤薬局を特定し、その処理結果を携帯端末に送信する調剤薬局情報提供装置が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-003996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、かかる技術では、調剤薬局の調剤薬局端末から医薬品在庫情報を調剤薬局情報提供装置に送信するため、調剤薬局で医薬品ごとの数量を管理する必要があり、調剤薬局での作業負担が大きかった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、調剤薬局は作業負担が少なく、患者は処方された薬剤の入手がしやすい薬剤在庫案内システム、管理サーバ、薬剤在庫案内方法、および薬剤在庫案内プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明では、1または複数の薬局それぞれの薬局端末装置と、サーバ装置と、をネットワークを介して接続する薬剤在庫案内システムであって、薬局端末装置が、薬剤発注システムに記憶する所定期間の薬剤購入情報から所定期間に購入した薬剤名を取得し、薬局を識別する薬局名と薬剤名とをサーバ装置に送信し、サーバ装置が、薬局名と薬局に関する情報である薬局情報とを対応付けて記憶する薬局情報記憶部を備え、薬局端末装置から受信した、薬局名と薬剤名とを対応付けて薬剤在庫情報記憶部に格納し、ネットワークを介して接続するユーザ端末装置から薬剤名を受信し、受信した薬剤名に対応付けられた薬局名を薬剤在庫情報記憶部から取得し、取得した薬局名に対応付けられた薬局情報を薬局情報記憶部から取得し、薬局名と薬局情報とを対応付けてユーザ端末装置に送信することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
上述したように構成した本発明によれば、調剤薬局は作業負担が少なく、患者は処方された薬剤の入手がしやすいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例にかかる薬剤在庫案内システム10の構成を示すブロック図である。
薬剤在庫情報記憶部110および薬局情報記憶部120のデータ構成の一例を示す説明図である。
管理サーバ100と薬局端末装置200が実行する在庫情報収集処理手順を示すフローチャートである。
管理サーバ100とユーザ端末装置300が実行する薬局在庫案内処理手順を示すフローチャートである。
ユーザ端末装置300で表示する画面例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、添付図面を参照し、本願にかかる薬剤在庫案内システム、管理サーバ、薬剤在庫案内方法、および薬剤在庫案内プログラムを実施する実施例を説明する。なお、以下の説明は、本願の実施の形態の例示であり、本願にかかる薬剤在庫案内システム、管理サーバ、薬剤在庫案内方法、および薬剤在庫案内プログラムは、これらの実施例に限定されるものではない。
【0010】
図1は、本実施例にかかる薬剤在庫案内システム10の構成を示すブロック図である。薬剤在庫案内システム10は、管理サーバ100と薬局端末装置200-1~n(以下、薬局端末装置200と示す)とユーザ端末装置300とを備える。管理サーバ100は、ユーザ端末装置300から受信した薬剤名に対応付けられた薬局名を記憶部から検索し、検索した薬局名および薬局情報をユーザ端末装置300に送信するコンピュータである。また管理サーバ100は、薬局端末装置200から受信した、所定期間の購入日ごとの薬剤名を薬剤在庫情報記憶部110に格納する。薬局端末装置200は、薬局の担当者が操作するコンピュータであり、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等である。ユーザ端末装置300は、医師等から処方箋を交付された患者であるユーザが操作するコンピュータであり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ウェラブル端末等である。
(【0011】以降は省略されています)

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