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公開番号
2025085574
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2024013743
出願日
2024-01-31
発明の名称
内容物調製システムおよび内容物調製方法
出願人
株式会社ダイゾー
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
83/00 20060101AFI20250529BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】内容物の詰替え時に加圧剤を放出せず、内容物に濃縮液を用いることで持ち帰りや保管時に嵩張らず、内容液の濃度を調製しやすい内容物調製システムを提供する。
【解決手段】外部容器13と、外部容器13内を内容物収容室Scと加圧剤収容室Spとに容積変動可能に区画する内部容器14と、内容物収容室Scの容積が減少するように内部容器14を加圧する加圧剤Pとを備えた二重加圧容器11と、内容物収容室Scに充填される濃縮液Ccと、二重加圧容器11と水道の蛇口Jとを連結する蛇口ジョイント20とからなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外部容器と、外部容器内を内容物収容室とそれ以外の室とに容積変動可能に区画する区画壁と、内容物収容室の容積が減少するように区画壁を加圧する加圧手段とを備えた二重加圧容器と、
内容物収容室に充填される濃縮物と、
二重加圧容器の口部と水道の蛇口とを連結する蛇口ジョイントとからなる、
内容物調製システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
二重加圧容器が、内容物収容室の圧力により閉じられ、外部から内容物収容室への充填圧力が内容物収容室内の圧力より高くなったときに開く弁を備えている、
請求項1記載の内容物調製システム。
【請求項3】
蛇口ジョイントが、内容物収容室の圧力により閉じられ、外部から内容物収容室への充填圧力が内容物収容室内の圧力より高くなったときに開く弁を備えている、
請求項1記載の内容物調製システム。
【請求項4】
二重加圧容器に着脱自在に取り付けられる吐出用のバルブを備えており、バルブを取り付けた状態では弁が開放状態になり、外した状態では閉鎖状態になるように構成されている、
請求項2項記載の内容物調製システム。
【請求項5】
外部容器と、外部容器内を内容物収容室とそれ以外の室とに容積変動可能に区画する区画壁と、内容物収容室の容積が減少するように区画壁を加圧する加圧手段と、吐出用のバルブとを備えた二重吐出容器と、
内容物収容室に充填される濃縮物と、
二重吐出容器と水道の蛇口とを連結する蛇口ジョイントとからなる、
内容物調製システム。
【請求項6】
区画壁が可撓性を有する内部容器であり、加圧手段が外部容器と内部容器の間の空間からなる加圧剤収容室に充填された加圧剤である、
請求項1または5記載の内容物調製システム。
【請求項7】
区画壁が外部容器内を気密に摺動するピストンであり、
加圧手段がピストンと外部容器の間に介在される加圧剤またはスプリングである、
請求項1または5記載の内容物調製システム。
【請求項8】
外部容器と、外部容器内を内容物収容室とそれ以外の室とに容積変動可能に区画する区画壁と、内容物収容室の容積が減少するように区画壁を加圧する加圧手段とを備えた二重加圧容器を準備し、
二重加圧容器の口部から濃縮物を充填し、
二重加圧容器の口部と水道の蛇口とを蛇口ジョイントで連結し、
二重加圧容器に水道水を充填する、
内容物調製方法。
【請求項9】
外部容器と、外部容器内を内容物収容室とそれ以外の室とに容積変動可能に区画する区画壁と、内容物収容室の容積が減少するように区画壁を加圧する加圧手段とを備えた二重加圧容器にバルブを取り付けて二重吐出容器を準備し、
二重吐出容器のバルブから濃縮物を充填し、
二重吐出容器のバルブと水道の蛇口とを蛇口ジョイントで連結し、
二重吐出容器に水道水を充填する、
内容物調製方法。
【請求項10】
外部容器と、外部容器内を内容物収容室とそれ以外の室とに容積変動可能に区画する区画壁と、内容物収容室の容積が減少するように区画壁を加圧する加圧手段と、吐出用のバルブとを備えた二重吐出容器を準備し、
二重吐出容器のバルブから濃縮物を充填し、
二重吐出容器のバルブと水道の蛇口とを蛇口ジョイントで連結し、
二重吐出容器に水道水を充填する、
内容物調製方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は圧力により内容物を吐出する技術分野における内容物調製システムおよび内容物調製方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、それぞれエアゾールバルブが装着されている親容器と子容器を有し、親容器の内容液を子容器内へ充填可能な詰め替えエアゾールシステムが開示されている。このシステムでは、親容器は内容液を収容する内容液収容部を備えており、その外部空間(容器と内容液収容部との間の空間)に噴射剤が充填されている。
【0003】
子容器には親容器の内容液が充填される子内袋が収容され、子容器と子内袋の間の空間に子内袋を加圧する噴射剤が充填されている。そして子容器のアクチュエータを介して親容器と子容器とを接続することにより、親容器の内容液が子容器に移充填される。それにより子容器では子容器の噴射剤の圧力で内容液を噴射することができる。
【0004】
特許文献2には、濃縮原液と液化ガスを含む移充填用の内容物が充填された親容器と、親容器から移充填された濃縮原液を希釈すると共に、親容器から移充填された液化ガスの気化ガスの圧力で内容物を噴射する子容器と、親容器と子容器を連結する連結手段を備えている移充填システムが開示されている。
【0005】
特許文献3には、外部容器と、内部容器と、それらを塞ぐ蓋体を備えた二重加圧容器が開示されている。蓋体には二重加圧容器に装着される吐出部材(バルブ)によって開封される被開封部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
WO2023/127035A1号公報
特開2023-13425号公報
特開2020-19570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の詰替えエアゾールシステムでは、子内袋で内容液と噴射剤が区画されているため、子容器内の噴射剤が外部に噴射されない。それにより消費者は親容器から子容器に内容液を移充填して、繰り返し使用することができる。しかし親容器は複数回の詰替えに要する内容液を収容するため大型になり、購入後の持ち帰りに手間がかかり、家庭内での保管に嵩張る。
【0008】
特許文献2の移充填システムでは、消費者は家庭内で子容器に希釈剤である水を充填したのち、親容器から濃縮原液と液化ガスの気化ガス(加圧剤)を充填することができるため、親容器は大型にしなくてもよい。そのため購入時の持ち帰りに手間がかからず、また、保管も嵩張らない。しかし子容器に水を充填するとき、蓋体を取り外して大気下で充填するので、交換のたびに液化ガス(噴射剤)が失われる。そのため環境が汚染され、不経済である。
【0009】
特許文献3の二重加圧容器は、内容物を使い切った後、バルブを外して新たな二重加圧容器に装着して再利用できる。しかし外部容器、内部容器および蓋体は使い捨てになる。
【0010】
本発明は内容物の詰替え時に加圧剤を放出せず、しかも内容物に濃縮物(濃縮液)を用いることで持ち帰りや保管時に嵩張らず、消費者が家庭で内容物を調製することができる内容物調製システムおよび内容物調製方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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