TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025085234
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023198956
出願日2023-11-24
発明の名称給排水装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類F24F 6/00 20060101AFI20250529BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】第1容器から第2容器へ液体を供給する給排水装置において、第2容器で液体が溢れることを抑制する。
【解決手段】第1貯留空間S1を有する第1容器11と、第2貯留空間S2を有する第2容器12とを備え、第1容器11に、排出口34と、供給口36とが形成され、第1貯留空間S1が、供給口36に連通する第1領域R1と、第3領域R3と、排出口34に連通する第2領域R2とを含み、第1容器11が、第1領域R1と第3領域R3との境界の第1仕切壁41と、第2領域R2と第3領域R3との境界の第2仕切壁42とを含み、第1仕切壁41に、第1領域R1と第3領域R3とを連通する第1連通口43が形成され、第2仕切壁42に、第1連通口43よりも高位置で第2領域R2と第3領域R3とを連通する第2連通口44が形成され、排出口34の下端が、第2貯留空間S2の内部において、第2貯留空間S2の最大液位よりも下方に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
底面、側面、及び天面で囲まれた第1貯留空間(S1)を有する第1容器(11)と、
底面及び側面で囲まれた第2貯留空間(S2)を有する第2容器(12)と、を備え、
前記第1容器(11)に、前記第1貯留空間(S1)に貯留された液体を前記第2貯留空間(S2)へ排出するための排出口(34)と、前記排出口(34)よりも高い位置に配置されかつ前記第1貯留空間(S1)に液体を供給するための供給口(36)とが形成され、
前記第1貯留空間(S1)が、前記供給口(36)に連通する第1領域(R1)と、前記第1領域(R1)に水平方向に隣接する第3領域(R3)と、前記第3領域(R3)に水平方向に隣接しかつ前記排出口(34)に連通する第2領域(R2)とを含み、
前記第1容器(11)が、前記第1領域(R1)と前記第3領域(R3)との境界に配置された第1仕切壁(41)と、前記第2領域(R2)と前記第3領域(R3)との境界に配置された第2仕切壁(42)とを含み、
前記第1仕切壁(41)に、前記第1領域(R1)と前記第3領域(R3)とを連通する第1連通口(43)が形成され、
前記第2仕切壁(42)に、前記第1連通口(43)よりも高い位置に配置されかつ前記第2領域(R2)と前記第3領域(R3)とを連通する第2連通口(44)が形成され、
前記排出口(34)の下端が、前記第2貯留空間(S2)の内部において、前記第2貯留空間(S2)の最大液位よりも下方に配置されている、給排水装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
底面、側面、及び天面で囲まれた第1貯留空間(S1)を有する第1容器(11)と、
底面及び側面で囲まれた第2貯留空間(S2)を有する第2容器(12)と、を備え、
前記第1容器(11)に、前記第1貯留空間(S1)に貯留された液体を前記第2貯留空間(S2)へ排出するための排出口(34)と、前記排出口(34)よりも高い位置に配置されかつ前記第1貯留空間(S1)に液体を供給するための供給口(36)とが形成され、
前記第1貯留空間(S1)が、前記供給口(36)に連通する第1領域(R1)と、前記第1領域(R1)に水平方向に隣接する第2領域(R2)とを含み、
前記第1容器(11)が、前記第1領域(R1)と前記第2領域(R2)との境界に配置された第1仕切壁(41)を含み、
前記第1仕切壁(41)に、前記供給口(36)よりも低い位置に配置され、かつ、前記第1領域(R1)と前記第2領域(R2)とを連通する連通口(43)が形成され、
前記連通口(43)の上端(43a)と前記排出口(34)の下端とが、前記第2貯留空間(S2)の内部において前記第2貯留空間(S2)の最大液位(Lmax)よりも下方に配置されている、給排水装置。
【請求項3】
前記第1容器(11)に、前記第2領域(R2)を大気に開放する開口(37)が形成され、
前記開口(37)を開閉する蓋(38)をさらに備えている、請求項1又は2に記載の給排水装置。
【請求項4】
前記開口(37)が、前記供給口(36)よりも小さい、請求項3に記載の給排水装置。
【請求項5】
前記蓋(38)が、前記開口(37)を塞ぐとともに前記供給口(36)を覆う、請求項3に記載の給排水装置。
【請求項6】
前記供給口(36)と前記開口(37)とが隣接して形成され、
前記供給口(36)と前記開口(37)とが前記第1仕切壁(41)で区画されている、請求項3に記載の給排水装置。
【請求項7】
前記蓋(38)が、前記開口(37)に密着するシール部(38a2)と、前記シール部(38a2)を支持する支持部(38a1)と、を有する、請求項3に記載の給排水装置。
【請求項8】
前記排出口(34)を開閉する弁装置(13)をさらに備え、
前記弁装置(13)が、前記排出口(34)を開閉する弁体(24)と、前記弁体(24)を動作させる開閉機構(25)とを備え、
前記開閉機構(25)は、前記第1容器(11)を、前記第2容器(12)へ液体を排出させるための第1姿勢としたときに前記弁体(24)を開き、前記第1容器(11)を前記第1姿勢に対して傾斜させた第2姿勢、又は、前記第1容器(11)を前記第1姿勢よりも上昇させた第3姿勢としたときに前記弁体(24)を閉じる、請求項1又は2に記載の給排水装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給排水装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、給水タンクに貯留した水を加熱槽に供給し、加熱槽において水を蒸発させて外部へ放出する加湿器が開示されている。給水タンクの下端には、給水開閉弁により開閉される供給口が形成され、給水開閉弁は、加熱槽の水位に応じて開閉する。具体的に、給水開閉弁は、バネによって閉方向に付勢されており、加熱槽には、水位によって上下動するフロートと、フロートに連動して開閉給水弁を開操作する押圧動作部とを備える。水の減少によって加熱槽の水位が低下し、フロートが下降すると、それに連動して押圧動作部がバネに抗して給水開閉弁を開き、給水タンクの供給口から加熱槽へ給水される。再び加熱槽の水位が上昇すると、フロートの上昇に連動して押圧動作部の開操作が解除され、バネの付勢により供給口が給水開閉弁で閉じられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-2797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の技術では、供給口と給水開閉弁との間にごみ等の異物が付着すると、給水開閉弁が完全に閉じず、給水タンクの供給口から漏れた水が加熱槽に流入し、加熱槽から溢れてしまう虞がある。
【0005】
本開示は、第1容器から第2容器へ液体を供給する給排水装置において、第2容器で液体が溢れることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の給排水装置は、
底面と側面と天面とで囲まれた第1貯留空間を有する第1容器と、
底面と側面とで囲まれた第2貯留空間を有する第2容器と、を備え、
前記第1容器に、前記第1貯留空間に貯留された液体を前記第2貯留空間へ排出するための排出口と、前記排出口よりも高い位置に配置されかつ前記第1貯留空間に液体を供給するための供給口とが形成され、
前記第1貯留空間が、前記供給口に連通する第1領域と、前記第1領域に水平方向に隣接する第2領域とを含み、
前記第1容器が、前記第1領域と前記第2領域との境界に配置された第1仕切壁を含み、
前記第1仕切壁に、前記供給口よりも低い位置に配置され、かつ、前記第1領域と前記第2領域とを連通する連通口が形成され、
前記連通口の上端と前記排出口の下端とが、前記第2貯留空間の内部において前記第2貯留空間の最大液位よりも下方に配置されている。
【0007】
上記構成によれば、供給口から供給された液体は、第1貯留空間の第1領域に貯留され、連通口を介して第2領域にも貯留される。第1容器の排出口から排出された液体は第2容器の第2貯留空間に貯留される。第2貯留空間の液位が排出口及び連通口の上端以上である場合、第1領域の液体で第2領域が封止され、第2領域が封止状態となる。そのため、排出口から第2貯留空間へ液体が排出されなくなり、第2容器で液体が溢れてしまうことを抑制することができる。第2貯留空間内の液位が排出口又は連通口の上端よりも低くなると、第2領域の封止が解かれ、第1貯留空間内の液体が排出口から第2貯留空間に供給される。
【0008】
(2)本開示の給排水装置は、
底面と側面と天面とで囲まれた第1貯留空間を有する第1容器と、
底面と側面とで囲まれた第2貯留空間を有する第2容器と、を備え、
前記第1容器に、前記第1貯留空間に貯留された液体を前記第2貯留空間へ排出するための排出口と、前記排出口よりも高い位置に配置されかつ前記第1貯留空間に液体を供給するための供給口とが形成され、
前記第1貯留空間が、前記供給口に連通する第1領域と、前記第1領域に水平方向に隣接する第3領域と、前記第3領域に水平方向に隣接しかつ前記排出口に連通する第2領域とを含み、
前記第1容器が、前記第1領域と前記第3領域との境界に配置された第1仕切壁と、前記第2領域と前記第3領域との境界に配置された第2仕切壁とを含み、
前記第1仕切壁に、前記第1領域と前記第3領域とを連通する第1連通口が形成され、
前記第2仕切壁に、前記第1連通口よりも高い位置に配置されかつ前記第2領域と前記第3領域とを連通する第2連通口が形成され、
前記排出口の下端が、前記第2貯留空間の内部において、前記第2貯留空間の最大液位よりも下方に配置されている。
【0009】
上記構成によれば、供給口から供給された液体は、第1貯留空間の第1領域に貯留され、さらに第1連通口を介して第3領域に貯留され、第2連通口を介して第2領域に貯留される。第1容器の排出口から排出された液体は第2容器の第2貯留空間に貯留される。第2貯留空間内の液位が排出口の下端以上である場合、第1領域及び第3領域の液体で第2領域が封止され、第2領域が封止状態となる。そのため、排出口から第2貯留空間へ液体が排出されなくなり、第2容器で水が溢れてしまうことを抑制することができる。第2貯留空間内の液位が排出口の下端よりも低くなると、第2領域の封止が解かれ、第1貯留空間内の液体が排出口から第2貯留空間に供給される。
【0010】
(3)前記(1)又は(2)の給排水装置において、前記第1容器に、前記第2領域を大気に開放する開口が形成され、
前記開口を開閉する蓋をさらに備えている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
即湯器
4か月前
個人
空気調和機
2日前
株式会社コロナ
加湿器
5か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
加湿装置
10日前
株式会社コロナ
加湿装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
加湿装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
給湯装置
4か月前
株式会社コロナ
給湯装置
4か月前
株式会社コロナ
加湿装置
5か月前
株式会社コロナ
暖房装置
5か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
個人
住宅換気空調システム
2か月前
株式会社コロナ
空気調和機
1か月前
個人
ソーラークッカー
4か月前
株式会社パロマ
給湯器
4か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯機
5日前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
4か月前
株式会社パロマ
給湯器
4か月前
株式会社ヒューテック
屋内装置
4か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
3か月前
3ms株式会社
風調整具
4か月前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
1か月前
三菱電機株式会社
送風機
1か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
3か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
1か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
3か月前
ダイダン株式会社
ブース
4か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
4か月前
続きを見る