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公開番号2025085011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025036230,2023525635
出願日2025-03-07,2022-03-30
発明の名称データ収集解析装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G16H 10/00 20180101AFI20250527BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザの心身の加齢に応じた健康状態を推定することができるデータ収集解析装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の健康状態推定装置100は、一のユーザが保持する端末10が取得した当該一のユーザ情報(属性情報、位置情報、端末操作情報、アプリ利用情報、ヘルスケア情報の少なくとも一つを含む)を取得するデータ取得部104と、心身における加齢に応じた健康状態を推定するための健康状態推定モデル105aと、健康状態推定モデル105aにユーザ情報を入力して、一のユーザの健康状態を推定する健康状態推定部105と、を備える。社交性に関する情報は、端末10に対する操作ログに基いて得られた、アプリ利用情報を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
一のユーザが保持する端末が取得した当該一のユーザの情報を取得する取得部と、
心身の加齢に応じた健康状態を推定するための健康状態推定モデルと、
前記健康状態推定モデルに前記情報を入力して、前記一のユーザの前記健康状態を推定する推定部と、
を備え、
前記情報は、前記端末に対する操作ログに基いて得られたアプリ利用情報を含み、
前記アプリ利用情報とは、前記端末にインストールされているアプリケーションにおける、当該アプリケーションの名称、前記アプリケーションの種類、前記アプリケーション内の設定情報、前記アプリケーションの設定変更情報、前記アプリケーションの利用回数、および前記アプリケーションの利用時間の少なくとも一つを含む、
データ収集解析装置。
続きを表示（約 380 文字）【請求項２】
心身の加齢に応じた健康状態を推定するための健康状態推定モデルを用いる端末のデータ収集解析方法において、
一のユーザが保持する端末が取得した当該一のユーザの情報を取得する取得ステップと、
前記健康状態推定モデルに前記情報を入力して、前記一のユーザの前記健康状態を推定する推定ステップと、
を備え、
前記情報は、前記端末に対する操作ログに基いて得られたアプリ利用情報を含み、
前記アプリ利用情報とは、前記端末にインストールされているアプリケーションにおける、当該アプリケーションの名称、前記アプリケーションの種類、前記アプリケーション内の設定情報、前記アプリケーションの設定変更情報、前記アプリケーションの利用回数、および前記アプリケーションの利用時間の少なくとも一つを含む、
データ収集解析方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ユーザの健康状態を推定するデータ収集解析装置に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、経時的に取得した生体情報に基づいて関心健康領域の健康度と予防的介入行動のそれぞれとの相関度及び影響度を評価する発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１６１１８７号
特許第６８１５０５５号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の発明における健康度は、ロコモティブシンドロームを示しており、主に、運動器の障害のための運動機能の低下をきたした状態を示す。従って、加齢に伴うユーザの精神的な面または社会的な面の衰えを推定することができない。また、特許文献２に記載の発明では、バイタル値および運動量などの生体データと、その基準値とからフレイルを判断しているが、その精度の向上が求められる。
【０００５】
本発明は、上記課題を解決するために、ユーザの心身における加齢に応じた健康状態を推定することができるデータ収集解析装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明のデータ収集解析装置は、一のユーザが保持する端末が取得した当該一のユーザの情報を取得する取得部と、心身の加齢に応じた健康状態を推定するための健康状態推定モデルと、前記健康状態推定モデルに前記情報を入力して、前記一のユーザの前記健康状態を推定する推定部と、を備え、前記情報は、社交性に関する情報を含み、前記社交性に関する情報は、前記端末に対する操作ログおよびセンサ値に基いて得られた、アプリ利用情報を含み、前記アプリ利用情報とは、前記ユーザ端末にインストールされているアプリケーションにおける、当該アプリケーションの名称、前記アプリケーションの種類、前記アプリケーション内の設定情報、前記アプリケーションの設定変更情報、前記アプリケーションの利用回数、および前記アプリケーションの利用時間の少なくとも一つを含む。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によると、ユーザの心身の加齢に応じた健康状態を推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の健康状態推定システムのシステム構成を示す図である。
健康状態推定装置１００の機能構成を示す図である。
学習用情報の具体例を示す図である。
ユーザ情報および精神状態情報の具体例を示す図である。
健康状態推定モデル１０５ａの生成方法および健康状態推定モデル１０５ａを用いた推定方法を示すフローチャートである。
健康状態推定モデル生成部１０３における健康状態推定モデル１０５ａの生成処理を示すフローチャートである。
処理Ｓ２０５における精神状態情報の補完処理を示すフローチャートである。
処理Ｓ１０４の健康状態推定処理を示すフローチャ－トである。
処理Ｓ１０４の健康状態推定処理において推定に寄与したデータ項目を通知するための処理を示すフローチャートである。
健康状態推定モデル生成部１０３の生成処理において、ユーザを年齢、性別、家族構成、精神状態、社会的活動で層別化する処理を示すフローチャートである。
本開示の一実施の形態に係る健康状態推定装置１００のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
添付図面を参照しながら本開示の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【００１０】
図１は、本開示の健康状態推定システムのシステム構成を示す図である。図に示されるとおり、この健康状態推定システムは、端末ログ収集装置２０、属性情報取得装置５０、位置情報取得装置６０、端末操作情報取得装置７０、アプリ利用情報取得装置８０、ヘルスケア情報取得装置９０、および健康状態推定装置１００を含んで構成されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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