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公開番号2025084296
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198085
出願日2023-11-22
発明の名称イーサーネットフレームの送信元MACアドレスの下位アドレスおよび中間アドレスでそれぞれアクセスされるメモリの記憶領域に2つのビット1を記憶するMACアドレス記憶方法をリングノード装置に適用した、リングネットワークを用いた移動端末のハンドオーバー方法
出願人個人
代理人
主分類H04L 12/42 20060101AFI20250527BHJP(電気通信技術)
要約【課題】イーサーフレームをリングネットワークを介して転送し、ハンドオーバーを実現すること。
【解決手段】パケットのアッド、ドロップおよび通過の装置にリングからパケットが到着した場合、第1ビットと第3ビットのどちらか一方のみが初めての記憶ビットの場合、前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第5ビット位置にビット1を記憶し、第6ビット位置に第5ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶し、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第7ビット位置にビット1を記憶し、第8ビット位置に第7ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
右回りリングの伝送路2と左回りリングの伝送路1のリングネットワークに複数のパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置を挿入し、前記パケットのアッド、ドロップおよび通過の装置にL2スイッチ、基地局を接続し、前記L2スイッチ、基地局それぞれの配下の端末、移動端末が、リングネットワークの左回りリングから到着するパケットを受信し、ルータに転送する機能と、前記ルータのリングネットワークインタフェースのNICMACアドレスを送信元MACアドレスとして持つパケットの通過を、前記パケットの送信元MACアドレスが自装置のMACアドレステーブルに記憶されている場合に、遮断する機能を持つ、リングネットワーク上の頂点装置に、接続された前記ルータを介して宛先サーバと通信するため、前記端末、移動端末からのパケットは、それぞれ、前記リングネットワークを挟んで前記ルータとの間をTCP、TCPおよび通話信号等のUDPのイーサーネット(登録商標)フレームとして、前記ルータとサーバ間、前記ルータと前記サーバまたは交換機間は、IPパケットとして、往来させるシステムであって、
前記移動端末からのパケットが前記リングネットワークのパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置に到着した場合に、それぞれ、前記パケットが移動先基地局変更直後のパケットいかんにかかわらず、前記パケットが通信開始パケットいかんにかかわらず、
前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1を記憶し、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶し、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1を記憶し、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶する場合、第1ビットと第3ビットのどちらか一方のみが初めての記憶ビットの場合、前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第5ビット位置にビット1を記憶し、第6ビット位置に第5ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶し、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第7ビット位置にビット1を記憶し、第8ビット位置に第7ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶し、
一方、前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1を記憶し、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶し、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1を記憶し、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶する場合、第1ビットと第3ビットの両方が初めての記憶ビットの場合、または、両方のビットが既に記憶されている場合、前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1を記憶し、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶し、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1を記憶し、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶し、前記パケットを左回りリングに送出し、
前記パケットがパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置に到着した場合、
前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1が記憶され、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶され、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1が記憶され、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶されている場合、または、前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第5ビット位置にビット1が記憶され、第6ビット位置に第5ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶され、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第7ビット位置にビット1が記憶され、第8ビット位置に第7ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶されている場合、前記パケットが移動先基地局変更直後のパケットで、右回りリング上でパケットの転送される方向への基地局移動のパケットの場合、前記第1ビット、第2ビット、第3ビットおよび第4ビットのビット1または第5ビット、第6ビット、第7ビットおよび第8ビットのビット1を消去して、一方、前記パケットが移動先基地局変更直後のパケットで、右回りリング上でパケットの転送される方向への基地局移動のパケットでない場合、前記パケットの送信元MACアドレスをパケットの通過を指定するアドレステーブルにためのSRAMに記憶して、前記パケットを左回りリングでサーバがルータを経由で接続されるルータのリングネットワークインタフェースNICMACアドレスが前記パケットの宛先MACアドレスとして記憶されているリングノード装置に向かわせる手段と、
サーバからのパケットがルータ経由でルータのNICMACアドレスが前記パケットの送信元MACアドレスとして記憶されているリングノード装置から右回りリングに送出され、前記パケットがパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置に到着した場合、
前記パケットの宛先MACアドレスがパケットの通過を指定するアドレステーブルのためのSRAMに記憶されている場合には、前記パケットを右回りリング前方に送出し、前記パケットの宛先MACアドレスがパケットの通過を指定するアドレステーブルのためのSRAMに記憶されておらず、かつ、前記パケットの宛先MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第5ビット位置にビット1が記憶され、第6ビット位置に第7ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶され、かつ、前記パケットの宛先MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第7ビット位置にビット1が記憶され、第8ビット位置に第7ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶されている場合には、前記パケットをリング外に送出し、前記パケットの宛先MACアドレスがパケットの通過を指定するアドレステーブルのためのSRAMに記憶されておらず、かつ、前記パケットの宛先MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1が記憶され、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶され、かつ、前記パケットの宛先MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1が記憶され、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶されている場合には、前記パケットをリング外に送出し、上記以外は前記パケットを右回りリング前方に送出する手段とを備えたことを特徴とするシステム。
続きを表示(約 4,500 文字)【請求項2】
前記移動端末は、周期的に、受信メールサーバにアクセスし、受信メールサーバから応答パケットを受信できない場合に、再送パケットを受信メールサーバに送出するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記移動端末が移動先基地局から移動直後のパケットをリングネットワークの前記移動先基地局の属するパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置に送出する場合、前記パケットの送信元MACアドレスを宛先MACアドレスとする移動準備前パケットを右回りリングに送出し、前記パケットがパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置に到着した場合、前記パケットの宛先MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第5ビット位置にビット1が記憶され、第6ビット位置に第7ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶され、かつ、前記パケットの宛先MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第7ビット位置にビット1が記憶され、第8ビット位置に第7ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶されている場合には、前記パケットをリング外に送出し、前記パケットの宛先MACアドレスがパケットの通過を指定するアドレステーブルのためのSRAMに記憶されておらず、かつ、前記パケットの宛先MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1が記憶され、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶され、かつ、前記パケットの宛先MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1が記憶され、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶されている場合には、前記パケットをリング外に送出し、上記以外は前記パケットを右回りリング前方に送出し、前記リング外に送出されたパケットが基地局に到着し、前記パケットの宛先MACアドレスがMACアドレステーブルに記憶されておらず、前記パケットの宛先MACアドレスの下位アドレスと同じ下位アドレスのMACアドレスが記憶されている場合、前記記憶されているMACアドレスを送信元MACアドレスとする修繕パケットを自基地局の属するパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置から左回りリングに送出し、前記修繕パケットがパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置に到着した場合、前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1が記憶され、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶され、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1が記憶され、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶されている場合、または、前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第5ビット位置にビット1が記憶され、第6ビット位置に第5ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶され、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第7ビット位置にビット1が記憶され、第8ビット位置に第7ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶されている場合、前記修繕パケットの送信元MACアドレスをパケットの通過を指定するアドレステーブルにためのSRAMに記憶する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
右回りリングの伝送路2と左回りリングの伝送路1のリングネットワークに複数のパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置を挿入し、前記パケットのアッド、ドロップおよび通過の装置にL2スイッチ、基地局を接続し、前記L2スイッチ、基地局それぞれの配下の端末、移動端末が、リングネットワークの左回りリングから到着するパケットを受信し、ルータに転送する機能と、前記ルータのリングネットワークインタフェースのNICMACアドレスを送信元MACアドレスとして持つパケットの通過を、前記パケットの送信元MACアドレスが自装置のMACアドレステーブルに記憶されている場合に、遮断する機能を持つ、リングネットワーク上の頂点装置に、接続された前記ルータを介して宛先サーバと通信するため、前記端末、移動端末からのパケットは、それぞれ、前記リングネットワークを挟んで前記ルータとの間をTCP、TCPおよび通話信号等のUDPのイーサーネット(登録商標)フレームとして、前記ルータとサーバ間、前記ルータと前記サーバまたは交換機間は、IPパケットとして、往来させる方法であって、
前記移動端末からのパケットが前記リングネットワークのパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置に到着した場合に、それぞれ、前記パケットが移動先基地局変更直後のパケットいかんにかかわらず、前記パケットが通信開始パケットいかんにかかわらず、
前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1を記憶し、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶し、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1を記憶し、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶する場合、第1ビットと第3ビットのどちらか一方のみが初めての記憶ビットの場合、前記パケットの送信元MACアドレスをパケットドロップアドレステーブルに記憶し、
一方、前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1を記憶し、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶し、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1を記憶し、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶する場合、第1ビットと第3ビットの両方が初めての記憶ビットの場合、または、両方のビットが既に記憶されている場合、前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1を記憶し、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶し、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1を記憶し、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶して、
前記パケットを左回りリングに送出し、
前記パケットがパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置に到着した場合、
前記パケットの送信元MACアドレスがパケットドロップアドレステーブルに記憶されている場合には、前記MACアドレスを消去し、
前記パケットの送信元MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1が記憶され、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶され、かつ、前記パケットの送信元MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1が記憶され、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1を記憶されている場合、前記パケットが移動先基地局変更直後のパケットで、右回りリング上でパケットの転送される方向への基地局移動のパケットの場合、前記第1ビット、第2ビット、第3ビットおよび第4ビットのビット1を消去して、一方、前記パケットが移動先基地局変更直後のパケットで、右回りリング上でパケットの転送される方向への基地局移動のパケットでない場合、前記パケットの送信元MACアドレスをパケットの通過を指定するアドレステーブルにためのSRAMに記憶して、前記パケットを左回りリングでサーバがルータを経由で接続されるルータのリングネットワークインタフェースNICMACアドレスが前記パケットの宛先MACアドレスとして記憶されているリングノード装置に向かわせるステップと、
サーバからのパケットがルータ経由でルータのNICMACアドレスが前記パケットの送信元MACアドレスとして記憶されているリングノード装置から右回りリングに送出され、前記パケットがパケットのアッド、ドロップおよび通過の装置に到着した場合、
前記パケットの宛先MACアドレスがパケットの通過を指定するアドレステーブルのためのSRAMに記憶されている場合には、前記パケットを右回りリング前方に送出し、前記パケットの宛先MACアドレスがパケットドロップアドレステーブルに記憶されている場合には、前記パケットをリング外に送出し、前記パケットの宛先MACアドレスがパケットの通過を指定するアドレステーブルのためのSRAMに記憶されておらず、かつ、前記パケットの宛先MACアドレスがパケットドロップアドレステーブルに記憶されておらず、かつ、前記パケットの宛先MACアドレスの下位アドレスでアクセスされる下位アドレスおよび中間アドレス指定メモリのためのSRAMのアドレス位置の記憶領域の第1ビット位置にビット1が記憶され、第2ビット位置に第1ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶され、かつ、前記パケットの宛先MACアドレスの中間アドレスでアクセスされる前記SRAMのアドレス位置の記憶領域の第3ビット位置にビット1が記憶され、第4ビット位置に第3ビットの偶数パリティビットのビット1が記憶されている場合には、前記パケットをリング外に送出し、上記以外は前記パケットを右回りリング前方に送出するステップとを有することを特徴とする方法。
【請求項5】
前記移動端末は、周期的に、受信メールサーバにアクセスし、受信メールサーバから応答パケットを受信できない場合に、再送パケットを受信メールサーバに送出するステップをさらに有することを特徴とする請求項4に記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、イーサーネット(登録商標)フレームの送信元MACアドレスの下位アドレスおよび中間アドレスでそれぞれアクセスされるメモリの記憶領域にそれぞれ下位アドレス記憶を意味するビット1、中間アドレス記憶を意味するビット1を記憶するMACアドレス記憶方法をリングノード装置に適用した、イーネットフレームを転送するリングネットワークを用いた移動端末のハンドオーバー方法に関する。本発明では、イーサーネットフレームとIPv6アドレスのMACアドレス部分をMACパケットのMACアドレスとして用いるパケットを使用する。
続きを表示(約 2,200 文字)【0002】
アドレス記憶方法の従来例としては、特許文献1の特開2000-151617「テーブ
ル作成検索装置」がある。この従来例は、MACアドレスの記憶回路に関するもので、行
列アドレスとMACアドレスデータエリアとインデックスエリアを持つRAM等で構成される第1のテーブルと行列アドレスとMACアドレスデータエリアとインデックスエリアを持つRAM等で構成される第2のテーブルからなる。この従来例は、下位ビット列(例えば16ビット)で第1のテーブルのメモリを指定した位置AにMACアドレス48ビット全体を記憶する。その位置Aに既に他のMACアドレスが記憶されている場合には、、第2のテーブルのメモリの空きアドレス位置Bに記録し、その記録したアドレス位置Bを前記第1テーブルのアドレス位置Aのインデックスエリアに記憶する。これは記録エリアをネスティングで指定する方法である。
【0003】
また、アドレス記憶方法の従来技術としては、特許文献2の特開2004-15592
「MACアドレスポインタ構造、MACアドレスの並べ替え方法」がある。この従来例は、下位ビット列で指定されるエントリーテーブルの同じアドレス位置に複数のMACアドレスを記憶する方法である。もし、空きエリアが無ければ、MACアドレスの前記下位ビット列と違う下位ビット列で指定されるエントリーテーブルにMACアドレスを記憶する。
【0004】
リング形ネットワークの従来例としては特許文献3のようにマスタスイッチとスレーブスイッチを用いたリングネットワークが一般的である。このリングネットワークはマスタス
イッチの一方のリングポートがフレームを通過させないブロックポートになっていて、フ
ラッディングによる輻輳を防止している。リングネットワークに障害が発生した場合には、マスタスイッチから出てマスタスイッチに戻る監視フレームが届かなくなり、代わりに
障害点のスレーブスイッチから障害通知フレームがマスタスイッチに届くので、マスタス
イッチは、マスタスイッチのブロックポートのブロックを解除してフレームを通過させる。また、障害点の一方のスレーブスイッチの障害伝送路側にブロックポートを設定し、リ
ングネットワークの障害回復後もリングネットワークの動作を維持する。
一般に、従来のリングネットワークではリングノード装置にMACアドレステーブルを用いているので、伝送路障害時には、リングの全てのリングノード装置のFDBをクリアして、フラッディングでFDBを再構成する。
【0005】
ハンドオーバー方法の例として、特許文献4がある。この先行技術は、移動端末とアクセスルータ間にある基地局、ゲートウェイ経由の切り換え前の基地局経由のIPv6コネクションと切り換え先基地局経由のIPv6コネクションを持ち、コネクション経由のパケットがコネクション切り換え時に断時間を少なくする方法である。
【0006】
Mobile IPv6の高速ハンドオーバーとして、非特許文献2がある。これは旧アクセスルータとモービル端末間でFBU(Fast Biding Update)を用いて、CoA(care of address)をインターネットの端末に伝え、かつ、新アクセスルータへの移動を可能とする方法である。
【0007】
ハンドオーバ―を適用するモービルネットワークとして非特許文献3がある。これはコアネットワークにリングを用い、ホームエージェントをリングの各ノードに分散させたネットワークである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2000-151617 号公報
特開2004-15592 号公報
再表2008-068813 号公報
再表2017-195497 号公報
【非特許文献】
【0009】
G.8032“Ethernet Ring Protection Swithing”
RFC4260,“Mobile IPv6 Fast handovers for 802.11 networks,” Website, https://datatracker.org/doc/html/rfc4260
H. Yokota et. Al,“Study on Decentralized Micro-mobility Magement for Large-scale Mobile Networks,” Journal of information Processing(JIP), Vol. 47 No.4,pp1239-1247, Apr. 2006. (in Japanese)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従来のアドレス記憶法としての従来例特開2000-151617はネスティングでMACアドレスを記憶しているため、記憶アドレス先をインデックスに記憶されたアドレスでたどるのに場合時間がかかる問題がある。
(【0011】以降は省略されています)

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