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公開番号2025083571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025043591,2021023727
出願日2025-03-18,2021-02-17
発明の名称搬送装置、及び画像形成装置
出願人富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250523BHJP(電気通信技術)
要約【課題】開閉部の開位置から閉位置への移動と、掛止部の第二方向への回転とを共通の操作で行えるようにする。
【解決手段】搬送装置は、装置本体の上面を覆う閉位置と前記上面を露出させる開位置とに開閉可能に装置本体に取り付けられ、被搬送材が搬送される搬送路を内部に有する開閉部と、搬送路を構成する搬送路面を有し、一端側が開閉部に回転可能に支持され、他端側が開閉部から下方側へ移動することで、搬送路を開放する搬送路部材と、搬送路部材の他端側に回転可能に取り付けられ、開閉部の被掛止部に掛止される第一方向へ向かう力が作用され、被掛止部に対する掛止状態で搬送路部材を搬送路の閉塞状態に保持する掛止部であって、被掛止部に対する非掛止状態において、開閉部が開位置から閉位置へ移動されると、搬送路部材が前記上面で上方へ押されながら自身の上面が被掛止部に接触することで、第一方向とは逆の第二方向へ回転する掛止部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体と、
前記装置本体の上面を覆う閉位置と、前記上面を露出させる開位置と、に開閉可能に前記装置本体に取り付けられ、被搬送材が搬送される搬送路を内部に有する開閉部と、
前記搬送路を構成する搬送路面を有し、一端部側が前記開閉部に回転可能に支持され、他端部側が前記開閉部から下方側へ移動することで、前記搬送路を開放する搬送路部材と、
前記搬送路部材の他端部側に回転可能に取り付けられ、前記開閉部の被掛止部に掛止される第一回転方向へ向かう力が作用され、前記被掛止部に対する掛止状態で前記搬送路部材を前記搬送路の閉塞状態に保持する掛止部であって、前記被掛止部に対する非掛止状態において、前記開閉部が前記開位置から前記閉位置へ移動されると、前記搬送路部材が前記上面で上方へ押されながら自身の上面が前記被掛止部に接触することで、前記第一回転方向とは逆方向の第二回転方向へ回転する前記掛止部と、
を備える搬送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記掛止部は、
前記開閉部が前記開位置から前記閉位置へ移動されると、前記搬送路部材が前記上面で上方へ押されながら自身が前記被掛止部に接触することで、前記第二回転方向へ回転した後、自身の先端部が前記被掛止部に引っ掛かる
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記掛止部は、
前記開閉部が前記開位置から前記閉位置へ移動されると、前記搬送路部材が前記上面で上方へ押されながら自身が前記被掛止部に接触することで、前記第二回転方向へ回転した後、前記開閉部の前記閉位置において、自身の先端部が前記被掛止部に引っ掛かり、前記力により、前記搬送路部材の上昇と共に、前記被掛止部に対する掛止状態となる
請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記掛止部は、
前記被掛止部に対する掛止状態において、前記被掛止部に接触する底面が、前記上面に対して、前記第一回転方向に向かって上り勾配となるように、傾斜している
請求項2又は3に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記掛止部は、
前記搬送路部材における搬送方向に対する交差方向の一端部及び他端部の各々に備えられ、
各々の前記掛止部が、前記交差方向に沿った軸部に固定され、
一方の前記掛止部は、前記軸部から径方向外側に沿った長さが他方の前記掛止部における当該長さよりも長い
請求項1~4のいずれか1項に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記開閉部は、前記搬送路の搬送方向に対する交差方向の一端部が前記装置本体に取り付けられて、前記閉位置と前記開位置の開閉可能とされ、
前記一方の前記掛止部は、前記搬送路部材における前記交差方向の他端部に配置されている
請求項5に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記開閉部は、前記搬送路の搬送方向に対する交差方向の一端部が前記装置本体に取り付けられて、前記閉位置と前記開位置の開閉可能とされ、
前記搬送路部材における前記交差方向の一端部側には、弾性力により前記力を前記掛止部に作用させる弾性部材が、配置されている
請求項1~6のいずれか1項に記載の搬送装置。
【請求項8】
前記開閉部は、前記搬送路の搬送方向に対する交差方向の一端部が前記装置本体に取り付けられて、前記閉位置と前記開位置の開閉可能とされ、
前記装置本体には、前記上面に対する前記交差方向の一端部側で、前記上面から突出する縁部が形成され、
前記搬送路部材における前記交差方向の一端部には、前記搬送路部材から交差方向へ張り出し、前記縁部に接触する張出部が、設けられている
請求項1~7のいずれか1項に記載の搬送装置。
【請求項9】
前記装置本体に設けられ、前記閉位置の位置する前記開閉部の前記搬送路で搬送される前記被搬送材としての原稿の画像を読み取る読取部、
を備える請求項1~8のいずれか1項に記載の搬送装置。
【請求項10】
請求項9に記載の搬送装置と、
前記読取部が読み取った画像を記録媒体に形成する画像形成部と、
備える画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、装置本体内で原稿が搬送される搬送路を構成する搬送路面を備えるとともに、一端部側が装置本体に回転可能に支持され、他端部側が前記装置本体から離れる方向に移動することで、前記搬送路を開放する搬送路部材と、前記搬送路部材の他端部側に設けられた回転軸に取り付けられるとともに、装置本体の被掛止部に掛止される第1回転方向に付勢され、前記被掛止部に掛止されることで、前記搬送路部材を前記搬送路の閉塞状態に保持する掛止部材と、前記搬送路部材が露出される露出位置へ前記装置本体を移動させたときに、前記第1回転方向とは逆方向の第2回転方向における操作位置まで自重又は付勢力によって回転されるとともに、前記操作位置よりも前記第2回転方向への回転操作に伴い前記掛止部材が前記第2回転方向へ回転して前記被掛止部から離脱するように、前記回転軸に該回転軸の周方向に遊びを持って取り付けられた操作部材と、を有することを特徴とする自動原稿送り装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-81147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
搬送装置としては、装置本体と、前記装置本体の上面を覆う閉位置と前記上面を露出させる開位置とに開閉可能に前記装置本体に取り付けられ、被搬送材が搬送される搬送路を内部に有する開閉部と、前記搬送路を構成する搬送路面を有し、一端部側が前記開閉部に回転可能に支持され、他端部側が前記開閉部から下方側へ移動することで、前記搬送路を開放する搬送路部材と、を備える搬送装置が考えられる。
【0005】
当該搬送装置としては、前記搬送路部材の他端部側に回転可能に取り付けられ、前記開閉部の被掛止部に掛止される第一回転方向へ向かう力が作用され、前記被掛止部に対する掛止状態で前記搬送路部材を前記搬送路の閉塞状態に保持する掛止部、を備える搬送装置が考えられる。
【0006】
当該搬送装置では、掛止部が被掛止部に対して掛止されていない非掛止状態において、操作者が、搬送路部材を下側から直接押して、掛止部を被掛止部に接触させることで、掛止部が、第一回転方向とは逆方向の第二回転方向へ回転する。このような搬送装置では、操作者が搬送路部材を直接押さないと、掛止部を、第二回転方向へ回転させることができなかった。したがって、開閉部を閉じる操作と、掛止部を第二回転方向へ回転させる操作とは、別々に行う必要があった。
【0007】
本発明は、開閉部の開位置から閉位置への移動と、掛止部の第二回転方向への回転と、を共通の操作により行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1態様は、装置本体と、前記装置本体の上面を覆う閉位置と、前記上面を露出させる開位置と、に開閉可能に前記装置本体に取り付けられ、被搬送材が搬送される搬送路を内部に有する開閉部と、前記搬送路を構成する搬送路面を有し、一端部側が前記開閉部に回転可能に支持され、他端部側が前記開閉部から下方側へ移動することで、前記搬送路を開放する搬送路部材と、前記搬送路部材の他端部側に回転可能に取り付けられ、前記開閉部の被掛止部に掛止される第一回転方向へ向かう力が作用され、前記被掛止部に対する掛止状態で前記搬送路部材を前記搬送路の閉塞状態に保持する掛止部であって、前記被掛止部に対する非掛止状態において、前記開閉部が前記開位置から前記閉位置へ移動されると、前記搬送路部材が前記上面で上方へ押されながら自身が前記被掛止部に接触することで、前記第一回転方向とは逆方向の第二回転方向へ回転する前記掛止部と、を備える。
【0009】
第2態様では、前記掛止部は、前記開閉部が前記開位置から前記閉位置へ移動されると、前記搬送路部材が前記上面で上方へ押されながら自身が前記被掛止部に接触することで、前記第二回転方向へ回転した後、自身の先端部が前記被掛止部に引っ掛かる。
【0010】
第3態様では、前記掛止部は、前記開閉部が前記開位置から前記閉位置へ移動されると、前記搬送路部材が前記上面で上方へ押されながら自身が前記被掛止部に接触することで、前記第二回転方向へ回転した後、前記開閉部の前記閉位置において、自身の先端部が前記被掛止部に引っ掛かり、前記力により、前記搬送路部材の上昇と共に、前記被掛止部に対する掛止状態となる。
(【0011】以降は省略されています)

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