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公開番号2025083494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025040174,2021013241
出願日2025-03-13,2021-01-29
発明の名称ケーブル巻取装置及びケーブル巻取装置の組立方法
出願人古河電気工業株式会社,古河AS株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65H 75/38 20060101AFI20250523BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを容易に巻き付けることができ、ひいては組立性を向上させたケーブル巻取装置を提供する。
【解決手段】ケーブル巻取装置1は、FFC2と、FFC2を固定するシャフト3と、シャフト3及びシャフト3の周囲に巻き付けられたFFC2を収容する筐体4(ロアケース5及びアッパーカバー6)とを有している。そして、ケーブル巻取装置1には、シャフト3をロアケース5の内側における所定箇所に装着可能とする軸体装着部7が設けられている。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
フレキシブルフラットケーブルと、
前記フレキシブルフラットケーブルを固定する軸体と、
前記軸体及び当該軸体の周囲に巻き付けられた前記フレキシブルフラットケーブルを収容する筐体とを備えたケーブル巻取装置であって、
前記軸体を前記筐体の内側における所定箇所に装着可能とする軸体装着部が設けられ

前記筐体が、ロアケースと、当該ロアケースに嵌合されて開口を塞ぐアッパーカバーとで構成されており、
前記軸体装着部が、前記軸体の端面と、少なくとも前記ロアケースの底面又は当該底面に対向する前記アッパーカバーの裏面とを嵌合する嵌合部を有し、
前記嵌合部が、対向する面の一方側に設けられ
た嵌
合凹部と、対向する面の他方側に設けられ
た嵌
合凸部とで構成されており、

記嵌合凹部と前記嵌合凸部が挿入嵌合され

一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部と、他の一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部とが互いに対して平行に配置され、
前記軸体の中心軸上に一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部が設けられ、
前記軸体の中心軸に対して同心円上に他の前記嵌合凹部である位置決め用嵌合凹部が複数設けられており、
前記軸体の中心軸に対して前記同心円上に他の前記嵌合凸部である位置決め用嵌合凸部が設けられており、
いずれかの前記位置決め用嵌合凹部と前記位置決め用嵌合凸部が挿入嵌合される
ケーブル巻取装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記軸体の周面と端面との角部に径外側方向に延出する鍔部が設けられた
請求項
1に
記載のケーブル巻取装置。
【請求項3】
外径が異なる前記軸体の周囲に前記フレキシブルフラットケーブルを巻き付けて作成されたケーブル巻回体のうち、選択された一の前記ケーブル巻回体を備えた
請求項1
又は
請求項

に記載のケーブル巻取装置。
【請求項4】
フレキシブルフラットケーブルと、
前記フレキシブルフラットケーブルを固定する軸体と、
前記軸体及び当該軸体の周囲に巻き付けられた前記フレキシブルフラットケーブルを収容する筐体とを備えたケーブル巻取装置の組立方法であって、
前記軸体の周囲に前記フレキシブルフラットケーブルを巻き付けてケーブル巻回体を作成する工程と、
前記ケーブル巻回体を前記筐体の内側における所定箇所
に装
着する工程とを有し、
前記筐体が、ロアケースと、当該ロアケースに嵌合されて開口を塞ぐアッパーカバーとで構成されており、
軸体装着部が、前記軸体の端面と、少なくとも前記ロアケースの底面又は当該底面に対向する前記アッパーカバーの裏面とを嵌合する嵌合部を有し、
前記嵌合部が、対向する面の一方側に設けられ
た嵌
合凹部と、対向する面の他方側に設けられ
た嵌
合凸部とで構成されおり、

記嵌合凹部と前記嵌合凸部が挿入嵌合
し、
一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部と、他の一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部とが互いに対して平行に配置され、
前記軸体の中心軸上に一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部が設けられ、
前記軸体の中心軸に対して同心円上に他の前記嵌合凹部である位置決め用嵌合凹部が複数設けられ、
前記軸体の中心軸に対して前記同心円上に他の前記嵌合凸部である位置決め用嵌合凸部が設けられ、
いずれかの前記位置決め用嵌合凹部と前記位置決め用嵌合凸部が挿入嵌合する
ケーブル巻取装置の組立方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、フレキシブルフラットケーブルのケーブル巻取装置及びケーブル巻取装置の組立方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、フレキシブルフラットケーブルのケーブル巻取装置が知られている。特許文献1に開示されたケーブル巻取装置は、軸体と筐体とが一体的に構成されており、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルが巻き付けられた構造となっている。
【0003】
ところで、このような構造のケーブル巻取装置においては、その組立工程において次のような作業が行われる。すなわち、フレキシブルフラットケーブルを軸体に固定するとともに、フレキシブルフラットケーブルを軸体の周囲に巻き付ける作業が行われる。
【0004】
この点、フレキシブルフラットケーブルを軸体の周囲に巻き付ける作業は、フレキシブルフラットケーブルを斜め上方から案内しつつ、これを旋回させて筐体の内側に位置する軸体に対して垂直に巻き付けていく必要がある。しかし、かかる作業は、帯状の長尺物の取り回しの難しさから、作業者にとって困難を伴うものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-218150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明は、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを容易に巻き付けることができ、ひいては組立性を向上させたケーブル巻取装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、フレキシブルフラットケーブルと、前記フレキシブルフラットケーブルを固定する軸体と、前記軸体及び当該軸体の周囲に巻き付けられた前記フレキシブルフラットケーブルを収容する筐体とを備えたケーブル巻取装置であって、前記軸体を前記筐体の内側における所定箇所に装着可能とする軸体装着部が設けられ

前記筐体が、ロアケースと、当該ロアケースに嵌合されて開口を塞ぐアッパーカバーとで構成されており、前記軸体装着部が、前記軸体の端面と、少なくとも前記ロアケースの底面又は当該底面に対向する前記アッパーカバーの裏面とを嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部が、対向する面の一方側に設けられ
た嵌
合凹部と、対向する面の他方側に設けられ
た嵌
合凸部とで構成されており、

記嵌合凹部と前記嵌合凸部が挿入嵌合され
、一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部と、他の一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部とが互いに対して平行に配置され、前記軸体の中心軸上に一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部が設けられ、前記軸体の中心軸に対して同心円上に他の前記嵌合凹部である位置決め用嵌合凹部が複数設けられており、前記軸体の中心軸に対して前記同心円上に他の前記嵌合凸部である位置決め用嵌合凸部が設けられており、いずれかの前記位置決め用嵌合凹部と前記位置決め用嵌合凸部が挿入嵌合される
ことを特徴としている。
【0008】
またこの発明は、ケーブル巻取装置の組立方法であって、前記軸体の周囲に前記フレキシブルフラットケーブルを巻き付けてケーブル巻回体を作成する工程と、前記ケーブル巻回体を前記筐体の内側における所定箇所
に装
着する工程とを有
し、
前記筐体が、ロアケースと、当該ロアケースに嵌合されて開口を塞ぐアッパーカバーとで構成されており、前記軸体装着部が、前記軸体の端面と、少なくとも前記ロアケースの底面又は当該底面に対向する前記アッパーカバーの裏面とを嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部が、対向する面の一方側に設けられ
た嵌
合凹部と、対向する面の他方側に設けられ
た嵌
合凸部とで構成されおり、

記嵌合凹部と前記嵌合凸部が挿入嵌合
し、一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部と、他の一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部とが互いに対して平行に配置され、前記軸体の中心軸上に一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部が設けられ、前記軸体の中心軸に対して同心円上に他の前記嵌合凹部である位置決め用嵌合凹部が複数設けられ、前記軸体の中心軸に対して前記同心円上に他の前記嵌合凸部である位置決め用嵌合凸部が設けられ、いずれかの前記位置決め用嵌合凹部と前記位置決め用嵌合凸部が挿入嵌合
することを特徴としている。
【0009】
この発明により、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを容易に巻き付けることができ、ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
【0010】
詳述すると、本願発明に係るケーブル巻取装置によれば、軸体を筐体から取り外した状態で、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き付けることが可能となる。そのため、フレキシブルフラットケーブルを巻き付ける際に、筐体の周壁部をかわす必要がないため、フレキシブルフラットケーブルを軸体に対して垂直に案内し、かつ軸体を回転させることによって巻き付けていくことが可能となる。したがって、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを容易に巻き付けることができる。また、同作業の自動化に関しても、軸体を駆動軸に取り付けて回転させ、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き取ることが可能となる。したがって、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き付ける作業の自動化を図ることが容易となる。ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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