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公開番号
2025082988
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196590
出願日
2023-11-20
発明の名称
制御装置、制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/69 20230101AFI20250523BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 撮像画像から複数の部分画像が切り出される場合であっても、適切に切り出し画像の範囲を変更可能とすることを目的とする。
【解決手段】 判定手段は、撮像手段によって撮像される撮像画像から切り出される第1の部分画像の位置及び大きさの少なくともいずれかを変更する処理が行われる場合、撮像画像の画角を変更するか判定する。画角制御手段は、判定手段によって撮像画像の画角を変更すると判定された場合、処理によって変更された後の第1の部分画像の領域を含むように、撮像画像の画角を変更させる制御を行う。切り出し制御手段は、撮像画像から切り出される第2の部分画像であって第1の部分画像とは異なる第2の部分画像における、変更後の撮像画像の画角に対する位置及び大きさの少なくともいずれかを変更させる制御を行う。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像手段によって撮像される撮像画像から切り出される第1の部分画像の位置及び大きさの少なくともいずれかを変更する処理が行われる場合、前記撮像画像の画角を変更するか判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記撮像画像の画角を変更すると判定された場合、前記処理によって変更された後の前記第1の部分画像の領域を含むように、前記撮像画像の画角を変更させる制御を行う画角制御手段と、
前記画角制御手段によって前記撮像画像の画角が変更される場合、
前記撮像画像から切り出される第2の部分画像であって前記第1の部分画像とは異なる第2の部分画像における、変更後の前記撮像画像の画角に対する位置及び大きさの少なくともいずれかを変更させる制御を行う切り出し制御手段と
を有することを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記判定手段は、前記第1の部分画像の位置と、前記処理の内容に基づいて、前記撮像画像の画角を変更するか判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記処理は、ユーザによる操作に従って行われる
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記処理は、前記撮像画像における被写体の追尾結果に従って行われる
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記撮像画像の画角を変更するかの判定は、ユーザによって設定された前記撮像画像と前記第1の部分画像のどちらを優先するかを示す設定に基づいて行う
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
複数の部分画像ごとに、前記撮像画像における位置及び大きさの少なくともいずれかを補正するかを示すフラグを記憶し、
前記切り出し制御手段は、前記画角制御手段によって前記撮像画像の画角が変更される場合、前記第2の部分画像における前記フラグに基づいて、前記第2の部分画像の前記撮像画像における位置及び大きさの少なくともいずれかを変更するかを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記切り出し制御手段は、前記画角制御手段によって前記撮像画像の画角が変更される場合、前記第2の部分画像が外部に出力されているかに基づいて、前記第2の部分画像の前記撮像画像における位置及び大きさの少なくともいずれかを変更するかを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記切り出し制御手段は、前記画角制御手段によって前記撮像画像の画角が変更される場合、前記第2の部分画像に特定の被写体が含まれているかに基づいて、前記第2の部分画像の前記撮像画像における位置及び大きさの少なくともいずれかを変更するかを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
撮像手段によって撮像される撮像画像から切り出される第1の部分画像の位置及び大きさの少なくともいずれかを変更する処理が行われる場合、前記撮像画像の画角を変更するか判定する判定工程と、
前記判定工程において前記撮像画像の画角を変更すると判定された場合、前記処理によって変更された後の前記第1の部分画像の領域を含むように、前記撮像画像の画角を変更させる制御を行う画角制御工程と、
前記画角制御工程によって前記撮像画像の画角が変更される場合、
前記撮像画像から切り出される第2の部分画像であって前記第1の部分画像とは異なる第2の部分画像における、変更後の前記撮像画像の画角に対する位置及び大きさの少なくともいずれかを変更させる制御を行う切り出し制御工程と
を有することを特徴とする制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、請求項9に記載の制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像画像に関する制御技術に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、カメラの撮像方向を、パン方向やチルト方向に遠隔から駆動可能なパンチルトズームカメラ(以下、PTZカメラとも記す)が映像制作の現場や監視カメラで使用されている。映像製作の際には、コントローラと呼ばれる外部制御装置をPTZカメラにケーブルで接続し、コントローラに備えるスティックを操作してリモートからPTZカメラのパン、チルト、ズーム操作を行い、カメラの撮像方向を変えて被写体の撮像を行う。
【0003】
また、撮像画像から任意の範囲を切り出して出力するクロップ機能を有するカメラも多く使用されている。クロップ機能に対応したカメラでは、ユーザが撮像画像から任意の範囲をクロップ範囲(部分画像)として登録することができる。カメラは、指定された範囲の部分画像を撮像画像から切り出し・リサイズを行って、HDMI(登録商標)やSDI(Serial Digital Interface)などの映像出力端子、もしくはネットワークを介して外部機器に出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-100636号
特開2020-122883号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
クロップ機能におけるクロップ範囲の範囲を変更する際、ユーザは撮像画像の範囲内でしか指定できない。したがって、撮像範囲を超えてクロップ範囲の位置及び大きさの少なくともいずれか一方を変更したい場合は、一度ズームアウトの操作を行うことで撮像範囲を広げる必要があり、作業が煩雑になる。また、ズームを変更すると、すでに設定済みの他のクロップ範囲の画角がずれてしまい、設定のやり直しになってしまう。
【0006】
特許文献1では、ズームを制御するUI(User Inerface)において、関心領域が指定されたズーム範囲の境界に存在する場合、撮像範囲が関心領域を含むようにズーム範囲を調整する技術が提案されている。しかし、この技術では、関心領域が複数あった場合については考慮されていない。
【0007】
特許文献2では、パン・チルトの駆動に応じてデジタルズームの切り出し位置を変更する技術が開示されている。しかし、この技術は切り出したい範囲が常に撮像画像の範囲内にあることを前提としており、切り出し位置が収まるようにパンチルトズームを駆動することは行っていない。
【0008】
そこで、本発明は、撮像画像から複数の部分画像が切り出される場合であっても、適切に切り出し画像の範囲を変更可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の制御装置は以下の構成を備える。すなわち、撮像手段によって撮像される撮像画像から切り出される第1の部分画像の位置及び大きさの少なくともいずれかを変更する処理が行われる場合、前記撮像画像の画角を変更するか判定する判定手段と、前記判定手段によって前記撮像画像の画角を変更すると判定された場合、前記処理によって変更された後の前記第1の部分画像の領域を含むように、前記撮像画像の画角を変更させる制御を行う画角制御手段と、前記画角制御手段によって前記撮像画像の画角が変更される場合、前記撮像画像から切り出される第2の部分画像であって前記第1の部分画像とは異なる第2の部分画像における、変更後の前記撮像画像の画角に対する位置及び大きさの少なくともいずれかを変更させる制御を行う切り出し制御手段とを有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、撮像画像から複数の部分画像が切り出される場合であっても、適切に切り出し画像の範囲を変更可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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