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公開番号2025082892
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196416
出願日2023-11-20
発明の名称画像形成装置、温度調整方法および温度調整プログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250523BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 騒音の発生を抑制すること。
【解決手段】 画像形成装置は、プログラムを実行するCPU111と、プロセッサを冷却する冷却部115と、CPU111の温度を検出する温度センサー116と、を備え、CPU111は、起動期間において温度センサー116により検出された温度の上昇率に基づいて基準温度を決定し、起動期間とは別の実働期間に温度センサー116により検出される温度と基準温度とに基づいて、冷却部115を動作させる。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
プログラムを実行するプロセッサと、
前記プロセッサを冷却する冷却手段と、
前記プロセッサの温度を検出する検出手段と、を備え、
前記プロセッサは、起動期間において前記検出手段により検出された温度の上昇率に基づいて基準温度を決定し、前記起動期間とは別の実働期間に前記検出手段により検出される温度と前記基準温度とに基づいて、前記冷却手段を動作させる、画像形成装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
ユーザーにより入力される操作を受け付ける操作受付手段を、さらに備え、
前記実働期間は、前記操作受付手段が前記操作を受け付けている期間を含まない、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記実働期間に前記冷却手段が動作していないことを条件に、前記冷却手段を動作させる、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
記録媒体に画像を形成する画像形成手段を、さらに備え、
前記プロセッサは、前記画像形成手段に画像を形成させる処理を実行している間は、前記冷却手段を動作させる、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
外気温を検出する外気温検出手段をさらに備え、
前記プロセッサは、前記外気温検出手段により検出された外気温に基づいて、前記基準温度を補正する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
画像形成装置を制御するプロセッサで実行される温度調整方法であって、
前記画像形成装置は、前記プロセッサを冷却する冷却手段と、
前記プロセッサの温度を検出する検出手段と、を備え、
起動期間において前記検出手段により検出される温度の上昇率に基づいて基準温度を決定する決定ステップと、
前記起動期間とは別の実働期間に前記検出手段により検出される温度と前記基準温度とに基づいて、前記冷却手段を動作させる起動ステップと、を前記プロセッサに実行させる温度調整方法。
【請求項7】
画像形成装置を制御するプロセッサで実行される温度調整プログラムであって、
前記画像形成装置は、前記プロセッサを冷却する冷却手段と、
前記プロセッサの温度を検出する検出手段と、を備え、
起動期間において前記検出手段により検出される温度の上昇率に基づいて基準温度を決定する決定ステップと、
前記起動期間とは別の実働期間に前記検出手段により検出される温度と前記基準温度とに基づいて、前記冷却手段を動作させる起動ステップと、を前記プロセッサに実行させる温度調整プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、画像形成装置、温度調整方法および温度調整プログラムに関し、特に、画像形成装置を制御する制御ユニットの温度を調整する温度調整方法およびその温度調整補法をコンピューターに実行させる温度調整プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、複合装置(MFP)で代表される画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、中央演算装置(CPU)により制御される。CPUは、画像を形成する機能を実行する処理の他に、ウィルスチェックまたはデータバックアップなどのデータ処理を実行する。CPUは、処理の負荷がかかると温度が上昇するために、冷却ファンを用いてCPUが冷却されることが一般的である。
【0003】
特開2007-150605号公報には、画像処理等の各種処理を行うプロセッサを、該プロセッサの温度を検出する温度センサーの検出出力に従い冷却手段によって冷却する画像形成装置において、前記温度センサーで検出された温度に基づいて前記プロセッサの温度上昇率を算出する温度上昇率算出手段と、前記算出された温度上昇率が予め設定した所定値以上である否かを判別する第1の判別手段と、前記第1の判別手段により温度上昇率が所定値以上であると判別された場合に、前記プロセッサに大きな温度上昇をもたらすジョブに係る処理の実行中であるか否かを判別する第2の判別手段と、前記プロセッサが前記大きな温度上昇をもたらすジョブの実行中であると判別された場合、前記冷却手段を作動させる冷却動作制御手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置が記載されている。
【0004】
しかしながら、プロセッサには、温度上昇率に個体差がある。このため、予め定められたしきい値を用いて冷却手段を作動させる場合には、温度上昇率が比較的小さなプロセッサに対しては、そのプロセッサを不必要に冷却する場合がある。特に、MFPは、職場などに配置される場合が多いため、冷却動作により発生する騒音をできるだけ小さくすることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-150605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、騒音の発生を抑制した画像形成装置を提供することである。
【0007】
この発明の他の目的は、騒音の発生を抑制した温度調整方法を提供することである。
【0008】
この発明のさらに他の目的は、騒音の発生を抑制した温度調整プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明のある局面によれば、画像形成装置は、プログラムを実行するプロセッサと、プロセッサを冷却する冷却手段と、プロセッサの温度を検出する検出手段と、を備え、プロセッサは、起動期間において検出手段により検出された温度の上昇率に基づいて基準温度を決定し、起動期間とは別の実働期間に検出手段により検出される温度と基準温度とに基づいて、冷却手段を動作させる。
【0010】
この発明の他の局面によれば、温度調整方法は、画像形成装置を制御するプロセッサで実行される温度調整方法であって、画像形成装置は、プロセッサを冷却する冷却手段と、プロセッサの温度を検出する検出手段と、を備え、起動期間において検出手段により検出される温度の上昇率に基づいて基準温度を決定する決定ステップと、起動期間とは別の実働期間に検出手段により検出される温度と基準温度とに基づいて、冷却手段を動作させる起動ステップと、をプロセッサに実行させる。
(【0011】以降は省略されています)

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