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公開番号2025082153
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195435
出願日2023-11-16
発明の名称コンピュータプログラム、情報処理方法、情報処理装置及び情報処理システム
出願人株式会社タクマ
代理人個人,個人
主分類B65G 65/30 20060101AFI20250521BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ブリッジの発生を精度よく検出することができるコンピュータプログラム等を提供する。
【解決手段】コンピュータプログラムは、ホッパから対象物が落下供給されるシュートにおける振動又は音の波形データを取得し、取得した前記波形データに基づいて振動波又は音波の発生回数を算出し、算出した前記発生回数に基づいて前記ホッパにおけるブリッジの発生を検出する処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ホッパから対象物が落下供給されるシュートにおける振動又は音の波形データを取得し、
取得した前記波形データに基づいて振動波又は音波の発生回数を算出し、
算出した前記発生回数に基づいて前記ホッパにおけるブリッジの発生を検出する
処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
所定の時間幅における前記発生回数が所定値未満である場合に前記ブリッジの発生を検出する
請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記波形データにおける打楽器音成分を抽出し、
抽出した前記打楽器音成分に基づいて前記発生回数を算出する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記波形データにおける振動波又は音波の発生時点であるオンセットを検出することにより、前記発生回数を算出する
請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記ブリッジの発生を検出した場合、前記ブリッジを解除する解除装置の駆動指示又はアラート情報を出力する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記駆動指示又はアラート情報を出力した後、前記波形データの取得から前記ブリッジの発生の検出までの一連の処理を繰り返し実行し、
前記ブリッジの発生が再度検出された場合、前記駆動指示又はアラート情報を再度出力する
請求項5に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記シュートに設けられた振動センサ又は音センサにより検出された前記波形データを取得する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記振動センサ又は音センサは、前記シュートにおける前記対象物の落下位置又は前記落下位置周辺に設けられている
請求項7に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記ホッパ内における前記対象物の落下速度を取得し、
取得した前記落下速度及び前記発生回数に基づいて前記ブリッジの発生を検出する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
バイオマス発電プラントに設けられた前記ホッパにおけるブリッジの発生を検出する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータプログラム、情報処理方法、情報処理装置及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
生物資源(バイオマス)を原料として発電を行うバイオマス発電施設においては、バイオマスが投入されるホッパが設けられている。バイオマスは、ホッパを通り燃焼室に供給される。このようなバイオマス発電施設では、ホッパに投入されたバイオマスがホッパ内で目詰まりを起こすブリッジ現象が生じる場合がある。ブリッジ現象の発生は、燃焼室内へのバイオマスの供給を妨げる原因となる。ブリッジ現象の発生は、バイオマス発電施設に限られず生じ得る。このようなホッパにおけるブリッジを検出する技術が提案されている。
【0003】
例えば特許文献1には、ごみ焼却施設に設けられたホッパを上方から撮影した時系列の複数の画像から、ホッパにおけるブリッジの発生を検知する検知システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-165456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ブリッジの発生の検知精度が十分ではないという問題がある。
【0006】
本開示の目的は、ブリッジの発生を精度よく検出することができるコンピュータプログラム等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、ホッパから対象物が落下供給されるシュートにおける振動又は音の波形データを取得し、取得した前記波形データに基づいて振動波又は音波の発生回数を算出し、算出した前記発生回数に基づいて前記ホッパにおけるブリッジの発生を検出する処理をコンピュータに実行させる。
【0008】
本開示の一態様に係る情報処理方法は、ホッパから対象物が落下供給されるシュートにおける振動又は音の波形データを取得し、取得した前記波形データに基づいて振動波又は音波の発生回数を算出し、算出した前記発生回数に基づいて前記ホッパにおけるブリッジの発生を検出する処理をコンピュータが実行する。
【0009】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、ホッパから対象物が落下供給されるシュートにおける振動又は音の波形データを取得する取得部と、前記取得部で取得した前記波形データに基づいて振動波又は音波の発生回数を算出する算出部と、前記算出部で算出した前記発生回数に基づいて前記ホッパにおけるブリッジの発生を検出する検出部とを備える。
【0010】
本開示の一態様に係る情報処理システムは、ホッパから対象物が落下供給されるシュートにおける前記対象物の落下位置又は前記落下位置周辺に設けられた振動センサ又は音センサと、情報処理装置とを備え、前記情報処理装置は、前記振動センサ又は音センサにより検出された振動又は音の波形データを取得する取得部と、前記取得部で取得した前記波形データに基づいて振動波又は音波の発生回数を算出する算出部と、前記算出部で算出した前記発生回数に基づいて前記ホッパにおけるブリッジの発生を検出する検出部とを備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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