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公開番号2025081735
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2025033007,2024066111
出願日2025-03-03,2020-06-11
発明の名称中継装置、車両通信方法および車両通信プログラム
出願人住友電気工業株式会社,住友電装株式会社,株式会社オートネットワーク技術研究所
代理人弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類H04L 12/46 20060101AFI20250520BHJP(電気通信技術)
要約【課題】車載ネットワークにおけるセキュリティを向上させることが可能な中継装置、プログラムおよび車両通信方法を提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、複数の機能部を備える車両に搭載される中継装置100は、機能部の認証情報を車両の外部における外部装置から取得し、取得した認証情報を用いて機能部の認証処理を行う認証処理部140と、認証処理部による認証処理の結果に基づいて、機能部および他の機能部間の情報を中継する中継処理部120と、を備える。認証処理部140は、認証情報の有効期限が切れた場合、外部装置から新たな認証情報を取得する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の機能部を備える車両に搭載される中継装置であって、
前記機能部の認証情報を前記車両の外部における外部装置から取得し、取得した前記認証情報を用いて前記機能部の認証処理である車内認証処理を行う認証処理部と、
前記車内認証処理の結果に基づいて、前記機能部および他の前記機能部間の情報を中継する中継処理部とを備え、
前記認証処理部は、前記認証情報の有効期限が切れた場合、前記外部装置から新たな前記認証情報を取得し、
前記中継装置は、前記外部装置による前記機能部の認証処理である車外認証処理において用いられ、前記外部装置および前記機能部間においてやり取りされる情報を中継し、
前記認証処理部は、前記外部装置が前記車外認証処理に成功した場合、前記認証情報を用いて前記車内認証処理を行う、中継装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記認証処理部は、前記認証情報を取得するたびに異なる内容となる前記認証情報を前記外部装置から取得する、請求項1に記載の中継装置。
【請求項3】
複数の機能部を備える車両に搭載される中継装置における車両通信方法であって、
前記機能部の認証情報を前記車両の外部における外部装置から取得するステップと、
取得した前記認証情報を用いて前記機能部の認証処理である車内認証処理を行うステップと、
前記車内認証処理の結果に基づいて、前記機能部および他の前記機能部間の情報を中継するステップと、
前記認証情報の有効期限が切れた場合、前記外部装置から新たな前記認証情報を取得するステップとを含み、
前記車両通信方法は、さらに、
前記外部装置による前記機能部の認証処理である車外認証処理において用いられ、前記外部装置および前記機能部間においてやり取りされる情報を中継するステップを含み、
前記車内認証処理を行うステップにおいては、前記外部装置が前記車外認証処理に成功した場合、前記認証情報を用いて前記車内認証処理を行う、車両通信方法。
【請求項4】
複数の機能部を備える車両に搭載される中継装置における車両通信プログラムであって、
コンピュータに、
前記機能部の認証情報を前記車両の外部における外部装置から取得するステップと、
取得した前記認証情報を用いて前記機能部の認証処理である車内認証処理を行うステップと、
前記車内認証処理の結果に基づいて、前記機能部および他の前記機能部間の情報を中継するステップと、
前記認証情報の有効期限が切れた場合、前記外部装置から新たな前記認証情報を取得すステップとを実行させるためのプログラムであり、
前記車両通信プログラムは、さらに、
前記コンピュータに、
前記外部装置による前記機能部の認証処理である車外認証処理において用いられ、前記外部装置および前記機能部間においてやり取りされる情報を中継するステップを実行させるためのプログラムであり、
前記車内認証処理を行うステップにおいては、前記外部装置が前記車外認証処理に成功した場合、前記認証情報を用いて前記車内認証処理を行う、車両通信プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、中継装置および車両通信方法に関する。
この出願は、2019年7月5日に出願された日本出願特願2019-126255号を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2013-193598号公報)には、以下のような車両用認証装置が開示されている。すなわち、車両用認証装置は、車両に搭載され、インターネットプロトコルを用いて車両外の外部装置(3)と無線及び有線のうち少なくとも無線で通信できる車載の通信装置(2)に、車載ネットワークを介して接続される電子制御装置(1)に備えられる車両用認証装置(11)であって、前記外部装置から前記通信装置に当該外部装置を特定するための識別情報を含む情報が送信されてきた場合に、この識別情報を取得する識別情報取得手段(11、S1)と、前記車両の状態が、当該車両の操作を許可された正規のユーザが当該車両に対して操作する或いは操作したことを示す状態であるセキュリティ確保状態に該当するか否かを判定する状態判定手段(11、S5)と、状態判定手段でセキュリティ確保状態に該当すると判定した場合には、識別情報取得手段で取得した識別情報を前記車両に搭載される記憶装置(12)に登録する一方、セキュリティ確保状態に該当しないと判定した場合には、当該識別情報を前記記憶装置に登録しない登録手段(11、S7)と、識別情報取得手段で識別情報を取得した場合に、その識別情報が前記記憶装置に登録されているか否かを判定する登録判定手段(11、S2)と、登録判定手段で識別情報が記憶装置に登録されていると判定した場合に、その識別情報で特定される外部装置と前記電子制御装置との間での情報のやり取りを許可する一方、登録判定手段で識別情報が記憶装置に登録されていないと判定したことをもとに、その識別情報で特定される外部装置と前記電子制御装置との間での情報のやり取りを禁止する認証手段(11、S3、S6)とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-193598号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示の中継装置は、複数の機能部を備える車両に搭載される中継装置であって、前記機能部の認証情報を前記車両の外部における外部装置から取得し、取得した前記認証情報を用いて前記機能部の認証処理を行う認証処理部と、前記認証処理部による前記認証処理の結果に基づいて、前記機能部および他の前記機能部間の情報を中継する中継処理部とを備え、前記認証処理部は、前記認証情報の有効期限が切れた場合、前記外部装置から新たな前記認証情報を取得する。
【0005】
本開示の車両通信方法は、複数の機能部を備える車両に搭載される中継装置における車両通信方法であって、前記機能部の認証情報を前記車両の外部における外部装置から取得するステップと、取得した前記認証情報を用いて前記機能部の認証処理を行うステップと、前記認証処理の結果に基づいて、前記機能部および他の前記機能部間の情報を中継するステップと、前記認証情報の有効期限が切れた場合、前記外部装置から新たな前記認証情報を取得するステップとを含む。
【0006】
本開示の一態様は、中継装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、中継装置を含むシステムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、中継装置における処理のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。
図2は、本発明の実施の形態に係る車載通信システムの構成を示す図である。
図3は、本開示の実施の形態に係る車載ECUの構成を示す図である。
図4は、本開示の実施の形態に係る中継装置の構成を示す図である。
図5は、本開示の実施の形態に係る通信システムにおける中継装置が、認証処理の結果に基づいて車載ECU間の情報を中継する際の動作手順を定めたフローチャートである。
図6は、本開示の実施の形態に係る通信システムにおける車外認証処理のシーケンスの一例を示す図である。
図7は、本開示の実施の形態に係る通信システムにおける車外認証処理および車内認証処理のシーケンスの一例を示す図である。
図8は、本開示の実施の形態に係る通信システムにおける車内認証処理のシーケンスの一例を示す図である。
図9は、本開示の実施の形態に係る通信システムにおける車外認証処理および車内認証処理のシーケンスの他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
従来、車載ネットワークにおけるセキュリティを向上させるための車載ネットワークシステムが開発されている。
【0009】
[本開示が解決しようとする課題]
このような特許文献1に記載の技術を超えて、車載ネットワークにおけるセキュリティを向上させることが可能な技術が望まれる。
【0010】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、車載ネットワークにおけるセキュリティを向上させることが可能な中継装置および車両通信方法を提供することである。
(【0011】以降は省略されています)

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