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公開番号
2025081675
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025029215,2023536181
出願日
2025-02-26,2021-10-22
発明の名称
空間再利用パラメータを指示し空間再利用パラメータフィールドを決定する方法および装置
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
72/1268 20230101AFI20250520BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】超高スループット(EHT)局をスケジュールするか又は高効率(HE)局及びEHT局の両方をスケジュールする方法を提供する。
【解決手段】方法は、アクセスポイント(AP)が、EHT・トリガベース(TB)の物理層プロトコル・データユニット(PPDU)を送信するように局をトリガするトリガフレームを送信し、局(STA)が送信したEHT TB PPDUを受信し、そのユニバーサル信号フィールド(UーSIG)内の空間再利用パラメータ(SRP)が指示する値を、アップリンク(UL)EHT SRPによって指示される値及び共通情報フィールド内の1つ以上のUL SRPフィールドによって指示される値のうちの1つまたは2つに基づいて決定し、EHT TB PPDUのUーSIG内のUーSIG予約フィールドの値を、トリガフレーム内のUーSIG予約指示フィールドの値に基づいて決定する。
【選択図】図7a
特許請求の範囲
【請求項1】
トリガフレーム内で空間再利用パラメータを指示する方法であって、
アクセスポイントAPによって、トリガフレームを送信するステップであって、前記トリガフレームは、超高スループット・トリガベースの物理層プロトコル・データユニットEHT TB PPDUを送信するように局をトリガするために使用される、ステップと、
前記APによって、前記局によって送信された前記EHT TB PPDUを受信するステップであって、前記EHT TB PPDUのユニバーサル信号フィールドU-SIG内の空間再利用パラメータSRPによって指示される値は、アップリンクEHT空間再利用パラメータUL EHT SRPによって指示される値、および前記トリガフレームの共通情報フィールド内の、1つ以上のアップリンク空間再利用パラメータUL SRPフィールドによって指示される値のうちの1つまたは2つに基づいて決定される、ステップと
を含む、方法。
続きを表示(約 3,300 文字)
【請求項2】
無線ローカルエリアネットワークWLANで使用される通信装置であって、
トリガフレームを生成するように構成された、プロセッサと、
前記トリガフレームを送信するように構成されたトランシーバであって、前記トリガフレームは、超高スループット・トリガベースの物理層プロトコル・データユニットEHT TB PPDUを送信するように局をトリガするために使用され、前記トランシーバは、前記局によって送信された前記EHT TB PPDUを受信するように構成され、前記EHT TB PPDUのユニバーサル信号フィールドU-SIG内の空間再利用パラメータSRPによって指示される値は、アップリンクEHT空間再利用パラメータUL EHT SRPによって指示される値、および前記トリガフレームの共通情報フィールド内の、1つ以上のアップリンク空間再利用パラメータUL SRPフィールドによって指示される値のうちの1つまたは2つに基づいて決定される、トランシーバと
を備える、通信装置。
【請求項3】
前記トリガフレームの前記共通情報フィールドが、4つのアップリンク空間再利用パラメータUL SRPフィールドを含み、前記4つのUL SRPフィールドが、UL SRP1フィールド、UL SRP2フィールド、UL SRP3フィールド、およびUL SRP4フィールドであり、
前記EHT TB PPDUの前記U-SIGが1つのSRPフィールドを含み、前記SRPフィールドの値が、前記UL SRP1フィールド、前記UL SRP2フィールド、前記UL SRP3フィールド、および前記UL SRP4フィールドによって指示される値の最小値と等しい、請求項1に記載の方法、または請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記UL EHT SRPフィールドが、前記共通情報フィールドの予約フィールド内に配置され、
前記EHT TB PPDUの前記U-SIGが1つのSRPフィールドを含み、前記SRPフィールドの値が、前記UL EHT SRPフィールドによって指示された前記値と等しい、請求項1に記載の方法、または請求項2に記載の通信装置。
【請求項5】
前記トリガフレームの前記共通情報フィールドが、4つのアップリンク空間再利用パラメータUL SRPフィールドを含み、前記4つのUL SRPフィールドが、UL SRP1フィールド、UL SRP2フィールド、UL SRP3フィールド、およびUL SRP4フィールドであり、前記UL EHT SRPフィールドが、前記共通情報フィールドの予約フィールド内に配置され、
前記EHT TB PPDUが非集約PPDUであり、前記EHT TB PPDUの前記U-SIGが、SRP1フィールドおよびSRP2フィールドの2つのSRPフィールドを含み、
前記SRP1フィールドの値が、前記UL SRP1フィールドおよび前記UL SRP2フィールドによって指示される値の最小値と等しく、
前記SRP2フィールドの値が、前記UL SRP3フィールドおよび前記UL SRP4フィールドによって指示される値の最小値と等しい、請求項1に記載の方法、または請求項2に記載の通信装置。
【請求項6】
前記トリガフレームの前記共通情報フィールドが、4つのアップリンク空間再利用パラメータUL SRPフィールドを含み、前記4つのUL SRPフィールドが、UL SRP1フィールド、UL SRP2フィールド、UL SRP3フィールド、およびUL SRP4フィールドであり、前記UL EHT SRPフィールドが、前記共通情報フィールドの予約フィールド内に配置され、
前記EHT TB PPDUの帯域幅が320 MHzであるか、または前記EHT TB PPDUが集約PPDUの一部であり、前記EHT TB PPDUの前記U-SIGが、SRP1フィールドおよびSRP2フィールドの2つのSRPフィールドを含み、前記SRP1フィールドの値は前記SRP2フィールドの値と等しく、その両方が、前記UL SRP1フィールド、前記UL SRP2フィールド、前記UL SRP3フィールド、および前記UL SRP4フィールドによって指示される値の最小値と等しい、請求項1に記載の方法、または請求項2に記載の通信装置。
【請求項7】
前記トリガフレームの前記共通情報フィールドが、4つのアップリンク空間再利用パラメータUL SRPフィールドを含み、前記4つのUL SRPフィールドが、UL SRP1フィールド、UL SRP2フィールド、UL SRP3フィールド、およびUL SRP4フィールドであり、前記UL EHT SRPフィールドが、前記共通情報フィールドの予約フィールド内に配置され、
前記EHT TB PPDUの帯域幅が320 MHzであるか、または前記EHT TB PPDUが集約PPDUの一部であり、前記EHT TB PPDUの前記U-SIGが、SRP1フィールドおよびSRP2フィールドの2つのSRPフィールドを含み、前記SRP1フィールドの値が、前記UL SRP1フィールド、前記UL SRP2フィールド、前記UL SRP3フィールド、および前記UL SRP4フィールドによって指示される値の最小値と等しく、前記SRP2フィールドの値が、前記UL EHT SRPフィールドの前記値と等しい、請求項1に記載の方法、または請求項2に記載の通信装置。
【請求項8】
前記EHT TB PPDUの前記ユニバーサル信号フィールドU-SIGが、U-SIG予約フィールドをさらに含み、前記U-SIG予約フィールドの値がデフォルト値である、請求項1から3から6のいずれか一項に記載の方法、または請求項2から6のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項9】
物理層プロトコル・データユニット内の空間再利用パラメータフィールドを決定する方法であって、
局STAによって、トリガフレームを受信するステップであって、前記トリガフレームは、超高スループット物理層プロトコル・データユニットEHT TB PPDUを送信するように前記局をトリガするために使用される、ステップと、
前記STAによって、前記EHT TB PPDUを送信するステップであって、前記EHT TB PPDUのU-SIG内のSRPによって指示される値は、アップリンクEHT空間再利用パラメータUL EHT SRPによって指示される値、および前記トリガフレームの共通情報フィールド内の、1つ以上のUL SRPフィールドによって指示される値のうちの1つまたは2つに基づいて決定される、ステップと
を含む、方法。
【請求項10】
無線ローカルエリアネットワークWLANで使用される通信装置であって、
トリガフレームを受信するように構成されたトランシーバであって、前記トリガフレームは、超高スループット物理層プロトコル・データユニットEHT TB PPDUを送信するように前記通信装置をトリガするために使用される、トランシーバと、
前記EHT TB PPDUを生成するように構成されたプロセッサであって、前記EHT TB PPDUのU-SIG内のSRPによって指示される値は、アップリンクEHT空間再利用パラメータUL EHT SRPによって指示される値、および前記トリガフレームの共通情報フィールド内の、1つ以上のUL SRPフィールドによって指示される値のうちの1つまたは2つに基づいて決定される、プロセッサとを備え、
前記トランシーバは、前記EHT TB PPDUを送信するように構成される、通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、無線通信技術の分野に関し、特に空間再利用パラメータを指示する方法、物理層プロトコル・データユニットPPDU内の空間再利用パラメータフィールドを決定するための対応する方法、トリガフレーム送信方法、PPDU送信方法、および関連する装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)は、802.11a/b/g、802.11n、802.11ac、802.11ax、および検討中の802.11beを含む多くの世代にわたって開発されてきた。802.11ax規格は、高効率(high efficient、HE)規格と呼ばれてもよく、802.11be規格は、超高スループット(extremely high throughput、EHT)規格またはWi-Fi 7規格と呼ばれてもよい。802.11axとは異なり、802.11beは、超高送信速度を達成し、超高ユーザ密度を有するシナリオをサポートするために、超大帯域幅、例えば320 MHzを使用する。以下では、802.11ax規格をサポートするが、802.11be規格をサポートしない局が略してHE局と呼ばれ、802.11be規格をサポートする局は略してEHT局と呼ばれる。
【0003】
802.11ax WLANデバイス(アクセスポイント(access point、AP)および局(station、STA))は、半二重送信のみをサポートする。言い換えると、同じスペクトル帯域幅またはチャネル上で、1つのデバイスのみが情報を送信することができ、他のデバイスは、信号を受信することしかできず、信号を送信することはできない。これにより、現在の送信デバイスへの干渉を回避する。しかしながら、WLANデバイスの密度が高まるにつれて、基本サービスセット(basic service set、BSS)は他のBSSと重複することがより一般的になっている。言い換えると、重複基本サービスセット(Overlapping BSS、OBSS)がより一般的になる。OBSS内に配置されたWLANデバイスは、2つのBSSから物理層プロトコル・データユニット(physical protocol data unit、PPDU、パケットまたはデータパケットとも呼ばれる)を受信する場合があるため、従来の方法では送信効率が低くなる。そこで、802.11axは空間再利用(spatial reuse)方法を提案している。送信電力の適応的調整によって、重複基本サービスセット内のWLANデバイスは、同時に送信を実行することができる。これにより送信効率を大幅に向上させる。具体的には、802.11axでは、トリガフレームベースのアップリンクスケジューリング送信方法に空間再利用が導入されている。高効率トリガベースの物理層データプロトコルユニット(high efficient trigger based physical layer protocol data unit、HE TB PPDU)を送信するときに、局は、受信したトリガフレームの共通情報フィールド内の、アップリンク空間再利用(UL spatial reuse)フィールドの4つのアップリンク空間再利用パラメータ(uplink spatial reuse parameter、UL SRP)フィールド(アップリンクパラメータ化空間再利用(uplink parameterized spatial reuse、UL PSR)フィールドと呼ばれてもよい)の値を、HE TB PPDUの高効率信号フィールドA(high efficient signal field A、HE-SIG-A)に含まれる、4つの空間再利用パラメータ(spatial reuse parameter、SRP)フィールドにコピーする。
【0004】
しかしながら、802.11be規格は、802.11ax規格におけるトリガフレームベースのアップリンクスケジューリング送信方法をいまだに使用しており、EHT局をスケジュールするため、あるいはHE局およびEHT局の両方をスケジュールするために、どのようにトリガフレームを設計するかが解決されるべき緊急の問題になっている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本出願の実施形態は、トリガフレーム内で空間再利用パラメータを指示する方法および関連する装置、ならびにPPDU内の空間再利用パラメータフィールドを決定する方法および関連する装置を提供する。本出願の実施形態で提供される技術的解決策によれば、EHT局、またはHE局およびEHT局の両方をスケジュールするためにトリガフレームが使用されるシナリオでは、EHT TB PPDUのフレーム構造を変更することなく、トリガフレームに基づいて、EHT TB PPDUの空間再利用パラメータフィールド、およびU-SIG予約フィールドのうちの1つまたは2つが設定され得る。
【0006】
以下、本出願を複数の態様から説明する。以下の実施態様および異なる態様の有益な効果への相互参照がなされ得ることを理解されたい。
【0007】
第1の態様によれば、本出願は、トリガフレーム内で空間再利用パラメータを指示する方法を提供し、以下のステップを含む。
【0008】
アクセスポイントAPがトリガフレームを送信し、トリガフレームは、超高スループット・トリガベースの物理層プロトコル・データユニットEHT TB PPDUを送信するように局をトリガするために使用される。
【0009】
APは、局によって送信されたEHT TB PPDUを受信し、EHT TB PPDUのユニバーサル信号フィールドU-SIG内の、空間再利用パラメータSRPによって指示される値は、アップリンクEHT空間再利用パラメータUL EHT SRPによって指示される値、およびトリガフレームの共通情報フィールド内の、1つ以上のアップリンク空間再利用パラメータUL SRPフィールドによって指示される値のうちの1つまたは2つに基づいて決定される。
【0010】
任意選択で、トリガフレームは、HE TB PPDUを送信するように局をトリガするためにさらに使用される。HE TB PPDUのHE-SIG-Aに含まれる4つのSRPフィールドの値は、前述した4つのUL SRPフィールドからそれぞれコピーされる。各UL SRPフィールドの長さは4ビットで、HE-SIG-A内の各SRPフィールドの長さも4ビットである。
(【0011】以降は省略されています)
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