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公開番号2025081435
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2025022010,2024517068
出願日2025-02-14,2021-12-01
発明の名称雨水処理デバイス
出願人ストームトラップ・エルエルシー,STORMTRAP LLC
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E03F 5/14 20060101AFI20250520BHJP(上水;下水)
要約【課題】雨水から汚染物質を除去するためのシステム、方法、及びデバイスを提供する。
【解決手段】雨水処理デバイス100が、床及び壁115を有するチャンバと、壁に形成されていてチャンバの入口側へ雨水を受け入れる入口105と、壁に形成されていてチャンバの出口側から雨水を排出する出口110と、チャンバの出口側内に配置された強化型沈降分離デバイス125と、チャンバの下側部分内の分流板と、出口に近接して配置された出口制御分流器と、を含み得る。雨水は、入口によって第1の流れ方向に受け入れられ、入口側からチャンバの下側部分へ第2の流れ方向に流れ、強化型沈降分離デバイスを通ってチャンバの上側部分へ第3の流れ方向に流れ、出口制御分流器135を通って第4の流れ方向に流れ、出口によって第5の流れ方向に排出される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
雨水処理デバイスであって、
床及び壁を有するチャンバと、
前記壁に形成されていて前記チャンバの入口側へ雨水を受け入れる入口と、
前記壁に形成されていて前記チャンバの出口側から雨水を排出する出口と、
前記チャンバの少なくとも一部分を前記入口側と前記出口側に分割している垂直バッフルであって、前記入口側と前記出口側は流体連通にある、垂直バッフルと、
前記チャンバの前記出口側内に配置された強化型沈降分離デバイスであって、前記チャンバの前記強化型沈降分離デバイスの底部より下方の部分が当該チャンバの下側部分を画定し、前記チャンバの前記強化型沈降分離デバイスの頂部より上方の部分が当該チャンバの上側部分を画定する、強化型沈降分離デバイスと、
前記チャンバの下側部分内の分流板と、
前記出口に近接して配置された出口制御分流器と、を備える雨水処理デバイスにおいて、
雨水は、前記入口によって第1の流れ方向に受け入れられ、前記入口側から前記チャンバの前記下側部分へ第2の流れ方向に流れ、前記強化型沈降分離デバイスを通って前記チャンバの上側部分へ第3の流れ方向に流れ、前記出口制御分流器を通って第4の流れ方向に流れ、前記出口によって第5の流れ方向に排出される、雨水処理デバイス。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1に記載の雨水処理デバイスであって、
前記垂直バッフル上に配置された複数の実質的に垂直方向の羽根を更に備え、前記複数の実質的に垂直方向の羽根は前記チャンバの前記入口側へと延びている、雨水処理デバイス。
【請求項3】
請求項1に記載の雨水処理デバイスであって、
前記垂直バッフル上に配置された水平方向の羽根を更に備え、前記水平方向の羽根は前記チャンバの前記入口側へと延びている、雨水処理デバイス。
【請求項4】
請求項3に記載の雨水処理デバイスであって、
複数の垂直方向の羽根を更に備え、前記垂直方向の羽根は前記水平方向の羽根の端から延びている、雨水処理デバイス。
【請求項5】
請求項1に記載の雨水処理デバイスにおいて、
前記強化型沈降分離デバイスは複数の管を備え、各管は前記壁から前記垂直バッフルに向かって角度を成して配置されている、雨水処理デバイス。
【請求項6】
請求項1に記載の雨水処理デバイスにおいて、
前記強化型沈降分離デバイスは複数の管を備え、前記複数の管の第1のサブセットは水平に対し第1の角度に配置され、前記複数の管の第2のサブセットは水平に対し第2の角度に配置されている、雨水処理デバイス。
【請求項7】
請求項1に記載の雨水処理デバイスにおいて、
前記強化型沈降分離デバイスの頂部は、前記出口制御分流器の下側表面より下方にある、雨水処理デバイス。
【請求項8】
請求項1に記載の雨水処理デバイスにおいて、
特定の値より上の流量を有する雨水は前記垂直バッフルを越えて流れる、雨水処理デバイス。
【請求項9】
請求項1に記載の雨水処理デバイスにおいて、
前記出口制御分流器は、底面部片及び2つの垂直方向側面部片を含み、雨水を受け入れるための開口部が前記底面部片と前記垂直方向側面部片の1つと前記壁とによって画定されている、雨水処理デバイス。
【請求項10】
請求項1に記載の雨水処理デバイスにおいて、
前記流れ方向の変化は前記雨水が前記チャンバ内で費やす時間を最適化する、雨水処理デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[0001]本開示は、概括的には、雨水から汚染物質を除去するためのシステム、方法、及びデバイスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
[0002]雨が降ったとき、雨水は下水道へ到達する前に様々な表面を進んでゆく。その経路に沿って、雨水は自然のものと人工のもの両方の汚染物質を拾い上げ、懸濁させ、汚染物質を下水道へ運ぶ。下水道は、雨水が水域へとその道のりを継続する前に、雨水からこれらの汚染物質の幾らかを除去する最初の機会を提供している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
[0003]雨水から汚染物質を除去するためのシステム、方法、及びデバイスを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0004]或る実施形態によれば、雨水処理デバイスが以下を含み、即ち、床及び壁を有するチャンバと、壁に形成されていてチャンバの入口側へ雨水を受け入れる入口と、壁に形成されていてチャンバの出口側から雨水を排出する出口と、チャンバの少なくとも一部分を入口側と出口側に分割している垂直バッフルであって、入口側と出口側は流体連通にある、垂直バッフルと、チャンバの出口側内に配置された強化型沈降分離デバイスであって、チャンバの強化型沈降分離デバイスの底部より下方の部分がチャンバの下側部分を画定し、チャンバの強化型沈降分離デバイスの頂部より上方の部分がチャンバの上側部分を画定する、強化型沈降分離デバイスと、チャンバの下側部分内の分流板と、出口に近接して配置された出口制御分流器と、を含み、雨水は、入口によって第1の流れ方向に受け入れられ、入口側からチャンバの下側部分へ第2の流れ方向に流れ、強化型沈降分離デバイスを通ってチャンバの上側部分へ第3の流れ方向に流れ、出口制御分流器を通って第4の流れ方向に流れ、出口によって第5の流れ方向に排出されるようになっていてもよい。
【0005】
[0005]1つの実施形態では、雨水処理デバイスは、更に、垂直バッフル上に配置された1つ又はそれ以上の羽根を含み、複数の羽根はチャンバの入口側へと延びていてもよい。
【0006】
[0006]1つの実施形態では、水平方向の羽根が垂直バッフル上に配置されていて、チャンバの入口側へと延びていてもよい。加えて、複数の垂直方向の羽根が提供されていて、垂直方向の羽根は水平方向の羽根の端から延びていてもよい。
【0007】
[0007]1つの実施形態では、強化型沈降分離デバイスは複数の管を含み、各管は壁から垂直バッフルに向かって角度を成して配置されていてもよい。1つの実施形態では、角度は、それぞれの管毎に異なる、複数の管毎に異なる、などであってもよい。
【0008】
[0008]1つの実施形態では、強化型沈降分離デバイスは複数の管を含み、複数の管の第1のサブセットは水平に対し第1の角度に配置され、複数の管の第2のサブセットは水平に対し第2の角度に配置されていてもよい。
【0009】
[0009]1つの実施形態では、強化型沈降分離デバイスの頂部は、出口制御分流器の下側表面より下方にあってもよい。
【0010】
[0010]1つの実施形態では、特定の値より上の流量を有する雨水は垂直バッフルを越え
て流れる。
(【0011】以降は省略されています)

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