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公開番号
2025079192
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191723
出願日
2023-11-09
発明の名称
メカニカルシール
出願人
イーグル工業株式会社
,
イーグルブルグマンジャパン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16J
15/34 20060101AFI20250514BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】一層簡単に摩耗状況を把握することができるメカニカルシールを提供する。
【解決手段】相対的に回転する一対のシール要素Q1,R1を備え、一方のシール要素R1は、付勢手段9により付勢されるシール部材6が、シール部材6を固定する固定部材7に対して軸方向に相対移動可能となっているメカニカルシール1であって、固定部材7に固定され、一方のシール要素R1の一部である視認対象6dを側方から視認可能な覗き窓14,15を有する視認部品10を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
相対的に回転する一対のシール要素を備え、
一方のシール要素は、付勢手段により付勢されるシール部材が、当該シール部材を固定する固定部材に対して軸方向に相対移動可能となっているメカニカルシールであって、
前記固定部材に固定され、前記一方のシール要素の一部である視認対象を側方から視認可能な覗き窓を有する視認部品を備えているメカニカルシール。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記視認部品は、前記固定部材側から前記視認対象を有する部材の側部に沿って延びる片を有し、該片に前記覗き窓が形成されている請求項1に記載のメカニカルシール。
【請求項3】
前記視認部品は、前記固定部材に対して軸方向に位置調整可能に固定されている請求項1に記載のメカニカルシール。
【請求項4】
前記視認対象は、前記一方のシール要素を構成する部材のエッジである請求項1に記載のメカニカルシール。
【請求項5】
前記覗き窓は、軸方向における幅が異なる形状である請求項1に記載のメカニカルシール。
【請求項6】
前記覗き窓の形状は、円形状である請求項5に記載のメカニカルシール。
【請求項7】
前記覗き窓は、孔および切り欠きのうち少なくとも一方である請求項1に記載のメカニカルシール。
【請求項8】
前記孔と前記切り欠きがそれぞれ軸方向で異なる位置に設けられている請求項7に記載のメカニカルシール。
【請求項9】
前記覗き窓は、周方向に複数設けられている請求項1ないし8のいずれかに記載のメカニカルシール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、メカニカルシール、例えばシール部材の摩耗状況を判断可能なメカニカルシールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
メカニカルシールは、流体機器のハウジングと該ハウジングを貫通するように配置される回転軸との間に装着して使用されるものである。詳しくは、メカニカルシールは、ハウジング側に取付けられる静止密封環の摺動面と、回転軸側に取付けられ回転する回転密封環の摺動面とを、付勢手段の付勢力を利用して周方向に摺接させることで、被密封流体の漏れを防ぐ機能を有している。
【0003】
このようなメカニカルシールでは、静止密封環の摺動面と回転密封環の摺動面との相対摺動により、これらの摺動面が摩耗することがある。摺動面が摩耗すると、被密封流体の漏れ、相対摺動時に発生する摩擦力の上昇などが生じることがある。そこで、運転中の漏れ、停止中のスプリング用隙間部の寸法計測などを目視で確認し、摺動面の摩耗状況に応じて予備品の手配や交換時期の決定がなされている。このような摩耗状況を、メカニカルシールを分解することなく外観から判断可能とした特許文献1のようなメカニカルシールも知られている。
【0004】
特許文献1のメカニカルシールは、コイルスプリングによりシールリングに向かって付勢されるフローティングシートが、フローティングシートを固定するケースに対して軸方向に相対移動可能となっている。また、フローティングシートは、ケースに挿通されたドライブピンによって回り止めがなされている。ドライブピンは、ケースを貫通する係合孔に軸方向へ移動可能に挿入されている。また、ドライブピンの摩耗量計測端は、ケースの端面より外側に突出している。
【0005】
特許文献1のメカニカルシールは、シールリングおよびフローティングシートのうち少なくとも一方が摩耗すると、摩耗した分コイルスプリングに押されるフローティングシートがシールリング側に移動する。これにより、シールリングとフローティングシートとの接触状態が保たれるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実願昭59-53556号(実全昭60-167265号)のマイクロフィルム(第6~9頁、第3図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このような特許文献1のメカニカルシールにおいては、フローティングシートがシールリング側に移動すると、ドライブピンもフローティングシートに従動して、ドライブピンの摩耗量計測端がケースの端面より外側に突出している部分が短くなる。このことから、ドライブピンの摩耗量計測端を目視することで、摩耗状況を判定することが可能となっている。
【0008】
本発明は、一層簡単に摩耗状況を把握することができるメカニカルシールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明のメカニカルシールは、
相対的に回転する一対のシール要素を備え、
一方のシール要素は、付勢手段により付勢されるシール部材が、当該シール部材を固定する固定部材に対して軸方向に相対移動可能となっているメカニカルシールであって、
前記固定部材に固定され、前記一方のシール要素の一部である視認対象を側方から視認可能な覗き窓を有する視認部品を備えている。
これによれば、視認部品における覗き窓から視認される一方のシール要素の一部である視認対象の位置が変化することで、シール部材の摩耗量を簡単に把握できる。
【0010】
前記視認部品は、前記固定部材側から前記視認対象を有する部材の側部に沿って延びる片を有し、該片に前記覗き窓が形成されていてもよい。
これによれば、覗き窓を視認対象に精度よく配置できる。
(【0011】以降は省略されています)
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