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公開番号
2025077771
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190223
出願日
2023-11-07
発明の名称
バッテリ管理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
G01R
31/3828 20190101AFI20250512BHJP(測定;試験)
要約
【課題】駐車中の車両のバッテリを高SOC領域で充放電制御することが可能なバッテリ管理装置を提供する。
【解決手段】車両の駐車中におけるバッテリの容量を制御するバッテリ管理装置であって、所定のタイミングが来るごとに、バッテリから流出する暗電流の情報を取得する取得部と、取得部が取得した暗電流の情報に基づいて、今回のタイミングから次回のタイミングが来るまでにバッテリが消費する容量を予測する予測部と、予測部が予測したバッテリの消費容量に基づいて、次回のタイミングが来たときのバッテリの容量を推定する推定部と、推定部が推定したバッテリの容量が所定の閾値以下である場合、バッテリの充電を要求する要求部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の駐車中におけるバッテリの容量を制御するバッテリ管理装置であって、
所定のタイミングが来るごとに、前記バッテリから流出する暗電流の情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記暗電流の情報に基づいて、今回のタイミングから次回のタイミングが来るまでに前記バッテリが消費する容量を予測する予測部と、
前記予測部が予測した前記バッテリの消費容量に基づいて、前記次回のタイミングが来たときの前記バッテリの容量を推定する推定部と、
前記推定部が推定した前記バッテリの容量が所定の閾値以下である場合、前記バッテリの充電を要求する要求部と、を備える、バッテリ管理装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記予測部は、前記取得部が過去に取得した複数の前記暗電流の平均値に基づいて、前記今回のタイミングから前記次回のタイミングが来るまでの前記バッテリの消費容量を予測する、請求項1に記載のバッテリ管理装置。
【請求項3】
前記推定部は、前記予測部が過去に予測した複数の前記バッテリの消費容量の平均値に基づいて、前記次回のタイミングが来たときの前記バッテリの容量を推定する、請求項1または2に記載のバッテリ管理装置。
【請求項4】
前記所定のタイミングは、一定の周期によって定められる、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のバッテリ管理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に搭載されるバッテリの充放電を管理するバッテリ管理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、駐車設備に駐車中の電動車両に対する充電制御を管理するシステムが開示されている。このシステムでは、駐車設備に設けられた駐車部で電動車両のバッテリを満充電に充電し、満充電後の電動車両のバッテリ容量を定期的に監視し、バッテリ容量が所定容量以下に低下したことを検出することでバッテリの再充電を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-084859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両のバッテリにリン酸鉄系リチウムイオン電池(LFP電池)を用いる場合、サイクル劣化を防ぐために常に蓄電率が高い領域(高SOC領域)で充放電を行うことが望ましい。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、搭載するバッテリの種類が異なる複数の車両の充電制御を駐車中に一律に行っているため、バッテリに対して最適な制御が行われていない場合がある。よって、車両のバッテリの充放電制御を最適に行う方法については、さらなる検討の余地がある。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、駐車中の車両のバッテリを高SOC領域で充放電制御することが可能なバッテリ管理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、車両の駐車中におけるバッテリの容量を制御するバッテリ管理装置であって、所定のタイミングが来るごとに、バッテリから流出する暗電流の情報を取得する取得部と、取得部が取得した暗電流の情報に基づいて、今回のタイミングから次回のタイミングが来るまでにバッテリが消費する容量を予測する予測部と、予測部が予測したバッテリの消費容量に基づいて、次回のタイミングが来たときのバッテリの容量を推定する推定部と、推定部が推定したバッテリの容量が所定の閾値以下である場合、バッテリの充電を要求する要求部と、を備える、バッテリ管理装置である。
【発明の効果】
【0007】
上記本開示のバッテリ管理装置によれば、車両単体で、駐車中の暗電流から予測されるバッテリの消費容量に基づいてバッテリ充電の必要性を判断するので、常に高SOC領域でバッテリの充放電制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係るバッテリ管理装置およびその周辺部の機能ブロック図
補機バッテリの使用領域を説明する図
バッテリ管理装置が実行する補機バッテリの充放電制御の処理手順を説明するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示のバッテリ管理装置は、補機バッテリから負荷に流出する暗電流に基づいて駐車中における補機バッテリの容量低下の傾向を予測し、補機バッテリの容量が基準値以下となる前に高圧バッテリによって補機バッテリを充電する。これにより、常に高SOC領域で補機バッテリの充放電制御を行うことができる。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
<実施形態>
[構成]
図1は、本開示の一実施形態に係るバッテリ管理装置25およびその周辺部の機能ブロック図である。図1に例示した機能ブロックは、高圧バッテリ10と、補機バッテリ20と、高圧DCDCコンバーター30と、統括ECU40と、複数の負荷50と、を備えている。図1では、電力の授受が行われる電力線を実線で示し、要求指示が流れる信号線を破線で示している。
(【0011】以降は省略されています)
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