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公開番号2025077695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190084
出願日2023-11-07
発明の名称生体情報検出システム、生体情報検出方法及びプログラム
出願人積水ハウス株式会社
代理人弁理士法人はるか国際特許事務所
主分類A61B 5/11 20060101AFI20250512BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】被測定者の生体情報をドップラデータから精度よく取得できる生体情報検出システムを提供すること。
【解決手段】ドップラデータに対して、パラメータを含むデータ処理を適用することにより、被測定者の生体情報を取得する生体情報取得部300と、前記生体情報取得部300により取得される前記生体情報の信頼度を算出する信頼度判定部320と、前記信頼度に基づいて、前記パラメータを変更するパラメータ変更部310と、を含む。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
ドップラデータに対して、パラメータを含むデータ処理を適用することにより、被測定者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
前記生体情報取得手段により取得される前記生体情報の信頼度を算出する信頼度算出手段と、
前記信頼度に基づいて、前記パラメータを変更するパラメータ変更手段と、
を含む生体情報検出システム。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
請求項1に記載の生体情報検出システムにおいて、
前記パラメータを含むデータ処理は、帯域制限フィルタを含み、前記パラメータは前記帯域フィルタの通過帯域に関するものである、生体情報検出システム。
【請求項3】
請求項1に記載の生体情報検出システムにおいて、
前記生体情報取得手段は、前記ドップラデータに基づいて周波数スペクトルを算出するとともに、該周波数スペクトルの最大ピークに基づいて生体情報を算出し、
前記信頼度算出手段は、前記周波数スペクトルの前記最大ピークと、前記周波数スペクトルの次に大きなピークと、の強度比を前記信頼度として算出する、
生体情報検出システム。
【請求項4】
請求項1に記載の生体情報検出システムにおいて、
前記信頼度算出手段は、所定条件を満足する前記生体情報が連続して算出される回数に基づいて前記信頼度を算出する、
生体情報検出システム。
【請求項5】
請求項1に記載の生体情報検出システムにおいて、
前記パラメータ変更手段は、複数のパラメータを用いて前記生体情報及び前記信頼度を算出し、そうして算出される前記信頼度に基づいて、前記複数のパラメータのうち1つを選択する、
生体情報検出システム。
【請求項6】
ドップラデータに対して、パラメータを含むデータ処理を適用することにより、被測定者の生体情報を取得する生体情報取得ステップと、
前記生体情報取得手段により取得される前記生体情報の信頼度を算出する信頼度算出ステップと、
前記信頼度に基づいて、前記パラメータを変更するパラメータ変更ステップと、
を含む生体情報検出方法。
【請求項7】
ドップラデータに対して、パラメータを含むデータ処理を適用することにより、被測定者の生体情報を取得する生体情報取得手段、
前記生体情報取得手段により取得される前記生体情報の信頼度を算出する信頼度算出手段、及び
前記信頼度に基づいて、前記パラメータを変更するパラメータ変更手段
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は生体情報検出システム、生体情報検出方法及びプログラムに関し、特にマイクロ波ドップラセンサを用いた生体情報の検出に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
被測定者の生体情報を測定する各種の見守りシステムが検討されている。被測定者に電極を接触させて心電位を計測する従来のシステムでは被測定者の負担が大きいことから、マイクロ波ドップラセンサによって非接触で生体情報を測定するシステムが有力視されている(特許文献1参照)。マイクロ波ドップラセンサによれば、被測定者の体表面や体内の動きを測定することにより、呼吸数や心拍数といった生体情報を取得できる。
【0003】
マイクロ波ドップラセンサからは、被測定者の体表面や体内の動きを示すドップラデータが出力される。コンピュータなどの演算手段は、このドップラデータに対して各種のデータ処理を適用することで、呼吸数や心拍数といった生体情報を取得することができる。但し、実際のドップラデータは、呼吸、心拍、寝返りなどの体動、ベッドの揺れなど、種々の動き成分を含んでいることから、上記のデータ処理にはノイズ成分を除去する周波数フィルタその他のフィルタが含まれることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-134795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
周波数フィルタの場合には通過帯域の事前設定が必要であるが、この設定を固定してしまうと、被測定者によっては適切でない場合がある。この場合には、データ処理により取得される生体情報の精度が劣化してしまう。ドップラデータから生体情報を取得するための他のデータ処理にも、同様に幾つかの設定項目が存在し、それらを固定してしまうと、被測定者によって生体情報の精度劣化を招いてしまう。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、被測定者の生体情報をドップラデータから精度よく取得できる生体情報検出システム、生体情報検出方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)上記課題を解決するために、本発明に係る生体情報検出システムは、ドップラデータに対して、パラメータを含むデータ処理を適用することにより、被測定者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、前記生体情報取得手段により取得される前記生体情報の信頼度を算出する信頼度算出手段と、前記信頼度に基づいて、前記パラメータを変更するパラメータ変更手段と、を含む。
【0008】
(2)上記1に記載の生体情報検出システムにおいて、前記パラメータを含むデータ処理は、帯域制限フィルタを含んでよい。前記パラメータは前記帯域フィルタの通過帯域に関するものでってよい。
【0009】
(3)上記1又は2に記載の生体情報検出システムにおいて、前記生体情報取得手段は、前記ドップラデータに基づいて周波数スペクトルを算出するとともに、該周波数スペクトルの最大ピークに基づいて生体情報を算出してよい。前記信頼度算出手段は、前記周波数スペクトルの前記最大ピークと、前記周波数スペクトルの次に大きなピークと、の強度比を前記信頼度として算出してよい。
【0010】
(4)上記1乃至3のいずれかに記載の生体情報検出システムにおいて、前記信頼度算出手段は、所定条件を満足する前記生体情報が連続して算出される回数に基づいて前記信頼度を算出してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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