TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025077491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189716
出願日2023-11-07
発明の名称食器洗浄機
出願人リンナイ株式会社
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類A47L 15/42 20060101AFI20250512BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】単一の圧力センサにより複数の洗浄手段の動作不良等を検知することができる食器洗浄機を提供する。
【解決手段】洗浄ポンプ16からの洗浄水を洗浄槽3の内部の洗浄手段9,10,11へ供給する分水装置17と、洗浄手段9,10,11への洗浄水の供給を洗浄水の水圧によって検出する圧力センサ18とを備える。分水装置17は、供給通路23を介して洗浄ポンプ16に連通し且つ洗浄手段9,10,11に連通する分布室28と、分布室28の洗浄水を洗浄手段9,10,11のうちの何れかに選択的に供給する供給切替手段29とを有する。圧力センサ18は、供給切替手段29の上流側に存する分布室28の水圧を検出すべく、分布室28に連通する水圧検出通路27を介して分布室28の外部に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被洗浄物を収容可能な洗浄槽と、
洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、
前記洗浄槽に配設され、洗浄水を噴射する噴射口を有する複数の洗浄手段と、
前記洗浄ポンプからの洗浄水を複数の前記洗浄手段へ供給可能とする分水装置と、
前記分水装置から前記洗浄手段へ洗浄水が供給されていることを、洗浄水の水圧によって検出する圧力センサと、
を備えた食器洗浄機において、
前記分水装置は、
前記洗浄ポンプの吐出側から延びる供給通路を介して前記洗浄ポンプに連通し且つ複数の前記洗浄手段のそれぞれに連通する分布室と、
前記分布室と複数の前記洗浄手段との間に介設され、前記洗浄ポンプから供給された洗浄水を、複数の前記洗浄手段のうちの何れかに選択的に供給するように切り替える供給切替手段と、
を有し、
前記圧力センサは、
前記供給切替手段の上流側に存する前記分布室の水圧を検出するように、前記分布室に連通する水圧検出通路を介して、前記分布室の外部に設けられている
ことを特徴とする食器洗浄機。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1に記載の食器洗浄機において、
前記洗浄ポンプから前記供給通路を介した前記分布室への洗浄水の供給方向に直交して前記分布室を半分割する線分を基準線としたとき、前記供給通路および前記水圧検出通路は、前記基準線を介して相互に反対側となる位置に配置されている
ことを特徴とする食器洗浄機。
【請求項3】
請求項1または2に記載の食器洗浄機において、
前記分布室は、前記洗浄ポンプから前記供給通路を介して供給された洗浄水を、前記水圧検出通路に向けて案内する案内壁を有している
ことを特徴とする食器洗浄機。
【請求項4】
請求項3に記載の食器洗浄機において、
前記供給切替手段と前記案内壁の前記供給切替手段に対向する対向面との間には、洗浄水が流動自在となる間隙が形成されている
ことを特徴とする食器洗浄機。
【請求項5】
請求項1に記載の食器洗浄機において、
前記分水装置は、前記供給切替手段による前記洗浄手段への供給状態を検出する供給状態検出手段を有する
ことを特徴とする食器洗浄機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食器洗浄機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、洗浄槽に収容された被洗浄物に向けて、洗浄水を洗浄手段から噴射して洗浄する食器洗浄機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この食器洗浄機は、被洗浄物を収容する洗浄槽と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄槽内に配設され洗浄水を噴射する噴射口を有する複数の洗浄手段と、洗浄ポンプからの洗浄水を複数の洗浄手段のうちの少なくとも1つに供給する分水装置と、分水装置から洗浄手段に対して洗浄水が供給されていることを検出する圧力センサと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-173742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような構成の食器洗浄機は、例えば、突然の洗浄ポンプの故障などによって洗浄水の供給が停止してしまった場合に、瞬時にその故障を検知することができるようにするためには、全ての洗浄手段に圧力センサを配設しなければならないという課題がある。すなわち、1つの圧力センサでこのシステムを構築した場合、複数の洗浄手段のうち、圧力センサが配設された一の洗浄手段しか洗浄水の噴射(供給)を確認することができないため、一の洗浄手段以外の他の洗浄手段に洗浄水を供給しているときに、洗浄ポンプが故障しても検知することができない。
【0005】
また、例えば、洗浄手段の噴射口の目詰まりによって洗浄水の供給が停止してしまった場合、それを検知するためには、上記同様、全ての洗浄手段に圧力センサを配設しなければならないという課題がある。1つの圧力センサでこのシステムを構築した場合、複数の洗浄手段のうち、圧力センサが配設された一の洗浄手段しか洗浄水の噴射(供給)を確認することができないため、一の洗浄手段以外の他の洗浄手段の噴射口の目詰まりを検知することができない。
【0006】
上記の不都合に鑑み、本発明は、単一の圧力センサにより複数の洗浄手段の動作不良等を検知することができる食器洗浄機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するために、本発明は、被洗浄物を収容可能な洗浄槽と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄槽に配設され、洗浄水を噴射する噴射口を有する複数の洗浄手段と、前記洗浄ポンプからの洗浄水を複数の前記洗浄手段へ供給可能とする分水装置と、前記分水装置から前記洗浄手段へ洗浄水が供給されていることを、洗浄水の水圧によって検出する圧力センサとを備えた食器洗浄機において、前記分水装置は、前記洗浄ポンプと供給通路を介して連通し且つ複数の前記洗浄手段のそれぞれに連通する分布室と、前記分布室と複数の前記洗浄手段との間に介設され、前記洗浄ポンプから供給された洗浄水を、複数の前記洗浄手段のうちの何れかに選択的に供給するように切り替える供給切替手段とを有し、前記圧力センサは、前記供給切替手段の上流側に存する前記分布室の水圧を検出するように、前記分布室に連通する水圧検出通路を介して、前記分布室の外部に配設されていることを特徴とする(第1発明)。
【0008】
第1発明の構成によれば、単一の圧力センサが、供給切替手段の上流側に存する分布室の水圧を検出するように、当該分布室に連通する水圧検出通路を介して分布室の外部に配設されている。洗浄ポンプの故障などによって複数の洗浄手段のそれぞれに対する洗浄水の供給が停止した場合、単一の圧力センサによって洗浄ポンプの故障が検知されうる。また、複数の洗浄手段のうち少なくとも1つの洗浄手段の噴射口の目詰まりによって洗浄水の供給が停止した場合、同様に、単一の圧力センサによって当該少なくとも1つの洗浄手段の噴射口の目詰まりが検知されうる。これらの結果、コストダウンおよびシステムの簡素化を図りながら、洗浄ポンプの故障等を検知することができる。
【0009】
また、第1発明において、前記洗浄ポンプから前記供給通路を介した前記分布室への洗浄水の供給方向に直交して前記分布室を半分割する線分を基準線としたとき、前記供給通路および前記水圧検出通路は、前記基準線を介して相互に反対側となる位置に配置されていることを特徴とする(第2発明)。
【0010】
第2発明の構成によれば、洗浄ポンプによって供給通路を介して分布室に供給された洗浄水の水圧に対する、水圧検出通路を通じた圧力センサの応答性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
鍋蓋
8か月前
個人
椅子
12か月前
個人
掃除機
2か月前
個人
自助箸
1か月前
個人
焼き網
11か月前
個人
体洗い具
4か月前
個人
乾燥器具
8か月前
個人
屋外用箒
1か月前
個人
掃除道具
2か月前
個人
耳拭き棒
5か月前
個人
2か月前
個人
ハンガー
1か月前
個人
掃除シート
3か月前
個人
エコ掃除機
10か月前
個人
片手代替具
5か月前
個人
省煙消臭器
2か月前
個人
収納型額縁
7か月前
個人
開閉トング
12日前
個人
エコ掃除機
6か月前
個人
組立式棚板
1か月前
個人
折り畳み椅子
7か月前
個人
学童机
7か月前
個人
シャワー装置
6日前
個人
食品用トング
7か月前
個人
ゴミ袋保持枠
1か月前
個人
中身のない枕
1か月前
個人
洗面台
4か月前
個人
食事用具
6か月前
個人
コーナーシール
4か月前
個人
調理器具
7か月前
個人
汚水漏れ防止具
4か月前
個人
補助寝具
2か月前
個人
テーブル
10か月前
個人
ホバー掃除機。
5日前
個人
汚水汚れ防止具
4か月前
個人
傘ホルダ
10か月前
続きを見る