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公開番号2025076599
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188248
出願日2023-11-02
発明の名称包装用容器及び包装用容器の使用方法
出願人中央化学株式会社
代理人弁理士法人アイピールーム,個人
主分類B65D 1/46 20060101AFI20250509BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】フランジ部や側壁部といった荷重されやすい部位に適した耐荷重性を有する包装用容器及び包装用容器の使用方法を提供すること。
【解決手段】内容物の収容部の上端縁から連続して外方向に延出しているフランジ部を備え、フランジ部は、直線状に形成されたフランジ直線状部と、フランジ直線状部と連続して円弧状に形成されたフランジコーナー部とを有し、平面視においてフランジコーナー部の幅はフランジ直線状部の幅より狭い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内容物の収容部の上端縁から連続して外方向に延出しているフランジ部を備え、
フランジ部は、
直線状に形成されたフランジ直線状部と、
フランジ直線状部と連続して円弧状に形成されたフランジコーナー部とを有し、
平面視においてフランジコーナー部の幅はフランジ直線状部の幅より狭い
ことを特徴とする包装用容器。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
フランジ直線状部の端が円弧状に形成されてフランジコーナー部と連続している
ことを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
【請求項3】
フランジ直線状部は、高さ方向において段差状に形成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装用容器。
【請求項4】
収容部は、底部と、底部の周端縁から上方向に立ち上がる側壁部とを備え、
側壁部は、平面状に形成された側壁平面状部と、側壁平面状部と連続して円弧状に形成された側壁コーナー部とを有し、
側壁コーナー部は、側壁平面状部より外方向に突出している
ことを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
【請求項5】
側壁コーナー部は、フランジコーナー部から下方向に10~15mmの位置まで外方向に突出している
ことを特徴とする請求項4に記載の包装用容器。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の包装用容器の開口部分をラップ包装する
ことを特徴とする包装用容器の使用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば蓋材の装着に適した耐荷重性を有する包装用容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売される弁当や惣菜等の食品は、所定の容器本体と蓋材とにより包装されていた。食品包装用の容器本体の多くは成形されたものだが、蓋材は成形されたものばかりでなく、シート状のものやラップもあり、食品や容器本体の種類、食品の食し方や保存期間といった包装条件に基づいて選択されていた。
【0003】
一般的な容器本体は、底部に載置された食品を横から囲う側壁部や、食品を上から覆う蓋材が装着されるフランジ部を含む各部位を備えており、各部位同士の相関関係や因果関係(以下、単に「関係」ともいう。)は様々である。例えば、特許文献1にて開示された容器本体に相当する包装用容器は、側壁部の平面部分より外方向に膨らんだ角部分を有しているが(「E-E端面図」参照。)、上記角部分と各部位との関係は開示されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
意匠登録第1635583号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そのため、上述した各部位同士の関係を改善することで、所定の包装条件に基づいて選択される蓋材に適した包装用容器を提供できる可能性がある。さらに、包装用容器に適した蓋材の選択は、包装される食品の品質のみならず、商品全体の価値の向上に直結する効果を期待できる。例えば、ラップは、成形された蓋材よりもコストメリットがあることから、原材料が高騰する時代背景に適している。
【0006】
しかしながら、ラップは、包装用容器の上から被せられ、フランジ部に引っ掛けられて引き延ばされるため、上記蓋材の装着時の荷重によりフランジ部や側壁部が破損するおそれがある。こういった問題に対し、例えばフランジ部や側壁部との関係やこれらを含む各部位同士の関係の見直しが、上記装着時に適した耐荷重性を備える包装用容器の発明につながることに、発明者は辿り着いた。
【0007】
フランジ部や側壁部は、蓋材を装着する時ばかりでなく、包装用容器同士を積み重ねる時にも荷重されるため、所定の強度が必要である。一般的な熱可塑性樹脂製の包装用容器では、成形時のシート坪量(単位面積あたりの質量)が増えれば強度も上がるが、逆に原価が上がり成形性も下がるおそれがある。そのためシート坪量を増やさずにフランジ部や側壁部を含む包装用容器の強度の向上が求められる。
【0008】
そこで、本発明の目的は、フランジ部や側壁部といった荷重されやすい部位に適した耐荷重性を有する包装用容器及び包装用容器の使用方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明における包装用容器は、内容物の収容部の上端縁から連続して外方向に延出しているフランジ部を備え、フランジ部は、直線状に形成されたフランジ直線状部と、フランジ直線状部と連続して円弧状に形成されたフランジコーナー部とを有し、平面視においてフランジコーナー部の幅はフランジ直線状部の幅より狭いことを特徴とする。
【0010】
また、フランジ直線状部の端が円弧状に形成されてフランジコーナー部と連続していることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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