TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025076588
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188221
出願日2023-11-02
発明の名称制御装置、制御システム、及び制御プログラム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類H04W 76/25 20180101AFI20250509BHJP(電気通信技術)
要約【課題】測色器とスマートフォンとの通信が、ユーザーが意図せずに切断されることを抑制する。
【解決手段】スマートフォン1は、測色器2と通信する第1通信I/F13と、第1通信I/F13を測色器2と通信する起動状態から測色器2と通信しない休止状態へ移行させる条件である第1通信条件C1を設定する第1設定部111と、測色器2が第1通信I/F13と通信する起動状態から第1通信I/F13と通信しない休止状態へ移行する条件である第2通信条件C2を、測色器2から取得する取得部112と、タッチパネル12を制御する第1表示制御部115と、を備え、第1通信I/F13が起動状態から休止状態へ移行し難いように第1通信条件C1の設定を変更する操作である第1変更操作P1を第1設定部111が受け付けた場合に、第1表示制御部115は、タッチパネル12に第2通信条件C2を示す情報を表示させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
対象機器と通信する第1通信部と、
ユーザーからの操作に応じて、前記第1通信部を前記対象機器と通信する起動状態から前記対象機器と通信しない休止状態へ移行させる条件である第1通信条件を設定する第1設定部と、
前記対象機器が前記第1通信部と通信する起動状態から前記第1通信部と通信しない休止状態へ移行する条件である第2通信条件を、前記対象機器から取得する取得部と、
表示部を制御する表示制御部と、
を備え、
前記第1通信部が前記起動状態から前記休止状態へ移行し難いように前記第1通信条件の設定を変更する操作である第1変更操作を前記第1設定部が受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記表示部に前記第2通信条件を示す情報を表示させる、制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1通信部が前記起動状態から前記休止状態へ移行し易いように前記第1通信条件の設定を変更する操作である第2変更操作を前記第1設定部が受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記表示部に前記第2通信条件を示す情報を表示させない、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記第2通信条件は、第1設定条件と、前記第1設定条件よりも前記対象機器が前記休止状態に移行し難い条件である第2設定条件を含み、
前記第1設定部が前記第1変更操作を受け付けたときに、前記第2通信条件が前記第1設定条件である場合に、前記表示制御部は、前記表示部に前記第2通信条件を示す情報を表示させる、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記第1設定部が前記第1変更操作を受け付けたときに、前記第2通信条件が前記第2設定条件である場合に、前記表示制御部は、前記表示部に前記第2通信条件を示す情報を表示させない、
請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
記憶部を備え、
前記取得部は、前記対象機器との初期の通信において、前記第2通信条件を前記対象機器から予め取得し、前記記憶部に前記第2通信条件を記憶させる、
請求項3又は請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第2通信条件が前記第2設定条件である場合に、前記対象機器に対して前記対象機器が有する操作機構の操作による前記第2通信条件の変更を禁止させる禁止部を備える、
請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記第1設定部が前記第1変更操作を受け付けたときに、前記取得部は、前記第2通信条件を前記対象機器から取得する、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項8】
対象機器と、前記対象機器を制御する制御装置と、を備える制御システムであって、
前記対象機器は、第2通信部を備え、
前記制御装置は、
前記第2通信部と通信する第1通信部と、
ユーザーからの操作に応じて、前記第1通信部を前記対象機器と通信する起動状態から前記対象機器と通信しない休止状態へ移行させる条件である第1通信条件を設定する第1設定部と、
前記第2通信部が前記第1通信部と通信する起動状態から前記第1通信部と通信しない休止状態へ移行する条件である第2通信条件を、前記対象機器から取得する取得部と、
表示部を制御する表示制御部と、
を備え、
前記第1通信部が前記起動状態から前記休止状態へ移行し難いように前記第1通信条件の設定を変更する操作である変更操作を前記第1設定部が受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記表示部に前記第2通信条件を示す情報を表示させる、
制御システム。
【請求項9】
対象機器と通信する第1通信部を制御するプロセッサーを、
ユーザーからの操作に応じて、前記第1通信部を前記対象機器と通信する起動状態から前記対象機器と通信しない休止状態へ移行させる条件である第1通信条件を設定する第1設定部、
前記対象機器が前記第1通信部と通信する起動状態から前記第1通信部と通信しない休止状態へ移行する条件である第2通信条件を、前記対象機器から取得する取得部、及び、
表示部を制御する表示制御部、として機能させ、
前記第1通信部が前記起動状態から前記休止状態へ移行し難いように前記第1通信条件の設定を変更する操作である変更操作を前記第1設定部が受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記表示部に前記第2通信条件を示す情報を表示させる、
制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御システム、及び制御プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スマートフォンと通信する測色器が知られている。
例えば、特許文献1に記載の測色器は、測色モードに応じて、Wi-Fi(登録商標)通信と、Bluetooth(登録商標)通信と、を切り替えることで、低消費電力化を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-153718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の測色器のような対象機器とスマートフォンのような制御装置との間の通信が、ユーザーが意図せずに切断されることがある。
例えば、スマートフォンがスリープ状態に移行する場合には、スマートフォンと測色器との間の通信が、ユーザーが意図せずに切断されることがある。また、例えば、測色器が所定期間以上連続して操作されない場合には、測色器の電源がオフされ、スマートフォンと測色器との間の通信が、ユーザーが意図せずに切断されることがある。
そこで、対象機器と制御装置との間の通信が、ユーザーが意図せずに切断されることを抑制する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する一態様は、対象機器と通信する第1通信部と、ユーザーからの操作に応じて、前記第1通信部を前記対象機器と通信する起動状態から前記対象機器と通信しない休止状態へ移行させる条件である第1通信条件を設定する第1設定部と、前記対象機器が前記第1通信部と通信する起動状態から前記第1通信部と通信しない休止状態へ移行する条件である第2通信条件を、前記対象機器から取得する取得部と、表示部を制御する表示制御部と、を備え、前記第1通信部が前記起動状態から前記休止状態へ移行し難いように前記第1通信条件の設定を変更する操作である第1変更操作を前記第1設定部が受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記表示部に前記第2通信条件を示す情報を表示させる、制御装置である。
【0006】
上記課題を解決する別の一態様は、対象機器と、前記対象機器を制御する制御装置と、を備える制御システムであって、前記対象機器は、第2通信部を備え、前記制御装置は、前記第2通信部と通信する第1通信部と、ユーザーからの操作に応じて、前記第1通信部を前記対象機器と通信する起動状態から前記対象機器と通信しない休止状態へ移行させる条件である第1通信条件を設定する第1設定部と、前記第2通信部が前記第1通信部と通信する起動状態から前記第1通信部と通信しない休止状態へ移行する条件である第2通信条件を、前記第2通信部から取得する取得部と、表示部を制御する表示制御部と、を備え、前記第1通信部が前記起動状態から前記休止状態へ移行し難いように前記第1通信条件の設定を変更する操作である第1変更操作を前記第1設定部が受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記表示部に前記第2通信条件を示す情報を表示させる、制御システムである。
【0007】
上記課題を解決する更に別の一態様は、対象機器と通信する第1通信部を制御するプロセッサーを、ユーザーからの操作に応じて、前記第1通信部を前記対象機器と通信する起動状態から前記対象機器と通信しない休止状態へ移行させる条件である第1通信条件を設定する第1設定部、前記対象機器が前記第1通信部と通信する起動状態から前記第1通信部と通信しない休止状態へ移行する条件である第2通信条件を、前記対象機器から取得する取得部、及び、表示部を制御する表示制御部、として機能させ、前記第1通信部が前記起動状態から前記休止状態へ移行し難いように前記第1通信条件の設定を変更する操作である第1変更操作を前記第1設定部が受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記表示部に前記第2通信条件を示す情報を表示させる、制御プログラムである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る制御システムの一例を示す図。
第1制御部、及び第2制御部の構成の一例を示す図。
タッチパネルが表示するアプリ設定画面の一例を示す画面図。
タッチパネルが表示するアプリ設定画面の他の一例を示す画面図。
タッチパネルが表示する測色器設定画面の一例を示す画面図。
タッチパネルが表示する測色器設定画面の他の一例を示す画面図。
第1実施形態に係る第1制御部の処理の一例を示すフローチャート。
第2実施形態に係る第1制御部の処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
【0010】
まず、図1を参照して、制御システム100の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る制御システム100の一例を示す図である。図1に示すように、制御システム100は、スマートフォン1と、測色器2と、を備える。スマートフォン1と測色器2とは、無線通信可能に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
音響装置
18日前
個人
携帯端末保持具
21日前
個人
防犯AIプラグイン
1か月前
個人
テレビ会議拡張システム
1か月前
日本無線株式会社
音声通信方式
18日前
日本精機株式会社
投影システム
24日前
キヤノン株式会社
通信装置
7日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
5日前
日本放送協会
無線通信装置
1か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
1か月前
TOA株式会社
音響システム
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
2か月前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
11日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
18日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
21日前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
2か月前
個人
無線中継赤外線コピーリモコン
1か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
1か月前
リオン株式会社
電気機械変換器
5日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
オムロン株式会社
スレーブ装置
1か月前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
18日前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
12日前
キヤノン株式会社
撮影システム
11日前
日本放送協会
映像伝送システム
20日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
20日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
4日前
シャープ株式会社
電子機器
12日前
株式会社ニコン
撮像装置
1か月前
株式会社国際電気
無線通信システム
7日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
1か月前
理想科学工業株式会社
連絡システム
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
株式会社バッファロー
無線通信装置
20日前
続きを見る