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公開番号2025076585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188210
出願日2023-11-02
発明の名称分流混合機構
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類F16K 11/07 20060101AFI20250509BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】本開示は、弁を設けるための配管が不要で、簡単な構成で、作動流体の配管系統を小型化することができる分流混合機構を提供する。
【解決手段】本開示の分流混合機構40は、軸方向の両端部に流体を流通させる2つの内部空気流入配管33および膨張空気流入配管26(流入配管)が接続されるとともに、径方向に作動流体を吐出させる膨張空気吐出配管21が接続される本体41と、本体41の内部に収容され本体41と同軸に回転自在に支持される切替部材50と、を備え、切替部材50は、本体41に対して回転させることで、2つの流入配管のいずれか一方と膨張空気吐出配管21とを連通可能に構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
軸方向の両端部に流体を流通させる2つの流入配管が接続されるとともに、径方向に作動流体を吐出させる吐出配管が接続される本体と、
前記本体の内部に収容され前記本体と同軸に回転自在に支持される切替部材と、を備え、
前記切替部材は、前記本体に対して回転させることで、2つの流入配管のいずれか一方と前記吐出配管とを連通可能に構成されている、
分流混合機構。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記切替部材は、径方向の対称位置にそれぞれ流通用開口を備え、
前記切替部材の外周には、径方向に延在し前記流通用開口を周方向に仕切る一対のガイド板が設けられている、
請求項1に記載の分流混合機構。
【請求項3】
前記切替部材は、2つの前記流通用開口を軸方向に交差する方向で仕切る隔壁部を備えている、
請求項2に記載の分流混合機構。
【請求項4】
前記本体の内周には、前記本体の全長に亘って軸方向に延伸するとともに、前記切替部材の外周面との間に所定間隙を有する仕切板が設けられ、
前記仕切板は、前記切替部材が回転した際に、前記ガイド板と当接して、2つの前記流入配管のいずれか一方と前記吐出配管とを連通する流路を形成する、
請求項2または請求項3に記載の分流混合機構。
【請求項5】
前記隔壁部は、前記切替部材の軸方向に直行する平板状に形成されている、
請求項3に記載の分流混合機構。
【請求項6】
前記隔壁部は、前記切替部材の外径と略等しい径を有する半球状に形成されている、
請求項3に記載の分流混合機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、分流混合機構に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、空気圧弁は、空気圧弁が手術器具の第1ポートを加圧空気と流体連通させ、且つ手術器具の第2ポートを排気と流体連通させる第1位置から、空気圧弁が第1ポートを排気と流体連通させ、且つ第2ポートを加圧空気と流体連通させる第2位置へと、及び再び第1位置へと1つの回転方向に回転するように構成された軸対称な弁体を含み、軸対称な弁体は、1つの回転方向に連続的に回転して、手術器具の2つのポート間において加圧空気と排気とを交互させて、デュアルアクチュエーション動作を駆動する弁構造を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-516621号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、弁を設けるための配管が不要で、簡単な構成で、作動流体の配管系統を小型化することができる分流混合機構を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における分流混合機構は、軸方向の両端部に流体を流通させる2つの流入配管が接続されるとともに、径方向に作動流体を吐出させる吐出配管が接続される本体と、前記本体の内部に収容され前記本体と同軸に回転自在に支持される切替部材と、を備え、前記切替部材は、前記本体に対して回転させることで、2つの流入配管のいずれか一方と前記吐出配管とを連通可能に構成されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、2つの流入配管から流体を導き、切替部材の角度を変更することで、いずれか一方の流入配管のみの流体、または各流入配管の流量を調整した流体を吐出配管に送ることができる。そのため、弁を備えた配管が不要となるため、作動流体配管系統を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における空気冷媒式空調機を示す概略図
実施の形態1における分流混合機構を示す正面図
実施の形態1における分流混合機構を示す平面図
図2のA-A線における断面図
図2のB-B線における断面図
実施の形態1における隔壁部材を示す平面図
実施の形態1における隔壁部材を示す正面図
内部空気流入配管からの空気のみを送る状態を示す説明図
膨張空気流入配管からの空気のみを送る状態を示す説明図
内部空気流入配管および膨張空気流入配管からの空気を送る状態を示す説明図
実施の形態2における分流混合機構を示す平面図
実施の形態2における分流混合機構を示す正面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、高圧高速空気流の流入、流出方向を変更するために、流体流路間に径方向に複数の貫通穴を有する回転円筒を挿入し、回転円筒の角度を変更することにより空気流を任意の方向から流入、流出させることができる弁構造があった。
【0009】
しかしながら、このような従来の技術では、弁構造出入口前後の流体配管と同径の貫通穴を用いているため、特に高速大流量の流体を流通させた場合、大きな圧力損失が生じる。また、回転円筒の駆動機構を弁構造に直列して設ける必要があるため、配管方法が限定されシステム全体寸法の大型化を招く可能性があるという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
本開示は、弁を設けるための配管が不要で、簡単な構成で、作動流体の配管系統を小型化することができる分流混合機構を提供する。
【0010】
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(【0011】以降は省略されています)

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