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公開番号
2025075871
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187322
出願日
2023-10-31
発明の名称
条体束保持体
出願人
山崎産業株式会社
代理人
個人
主分類
A47L
25/00 20060101AFI20250508BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】 清掃・洗浄等に用いた場合に、条体の飛び出し、切断離脱及び抜け落ちを効率的に防ぎ得る条体束保持体の提供。
【解決手段】 多数の条体S(捲縮率が約7%のスプリットヤーン)を、それらの条体Sの中間部においてポリアミド樹脂製の緊締体Fにより直接に緊締した条体束Bと、開口部D1dを有する椀形内面部D1aを備えた保持器Dとを有する。条体束Bにおける緊締位置を中心とする部分を、椀形内面部D1a内に保持し、条体束Bの端部側部分が開口部D1dから椀形内面部D1aの外部に広がったものとする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
多数の条体が、それらの条体の一端部と他端部の間である中間部において緊締されてなる条体束と、
所定の開口部を有する椀形内面部を備えた保持器とを有する条体束保持体であって、
前記条体束における前記緊締位置を中心とする部分が、前記椀形内面部内に保持されており、
前記条体束の端部側部分が前記開口部から椀形内面部の外部に広がっている条体束保持体であって、
前記条体は、捲縮率が1.5%以上のスプリットヤーンであることを特徴とする条体束保持体。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
上記条体は、捲縮率が4%以上のスプリットヤーンである請求項1記載の条体束保持体。
【請求項3】
上記条体は、捲縮率が12%以下のスプリットヤーンである請求項1記載の条体束保持体。
【請求項4】
上記条体は、捲縮率が6乃至10%のスプリットヤーンである請求項1記載の条体束保持体。
【請求項5】
上記条体束は、多数の条体が、それらの条体の中間部において合成樹脂製の帯状体又は紐状体により緊締されてなるものである請求項1乃至4の何れか1項に記載の条体束保持体。
【請求項6】
上記条体束は、多数の条体が、それらの条体の中間部において合成樹脂製の帯状体又は紐状体により上記椀形内面部に対し緊締されてなるものである請求項1乃至4の何れか1項に記載の条体束保持体。
【請求項7】
上記条体束における緊締位置を中心とする部分が、上記椀形内面部に対し押圧された状態で保持されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の条体束保持体。
【請求項8】
上記条体のうち少なくとも上記開口部の外周側に位置するものにおける端部側部分が、前記開口部から上記椀形内面部の外周側に広がっている請求項1乃至4の何れか1項に記載の条体束保持体。
【請求項9】
上記椀形内面部は、その内部奥側から、上記開口部又は上記開口部よりも奥寄りの部分に向かって、内径が漸次拡大するものである請求項1乃至4の何れか1項に記載の条体束保持体。
【請求項10】
上記椀形内面部が、所定の直線を回転の軸とする回転体の外周面形状に沿うものであり、上記緊締位置が前記所定の直線上に位置する請求項9記載の条体束保持体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多数の条体が、それらの条体の一端部と他端部の間である中間部において緊締されてなる条体束と、所定の開口部を有する椀形内面部を備えた保持器とを有する条体束保持体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許第5926513号公報及び特許第6306081号公報には、多数の条体が、それらの条体の一端部と他端部の間である中間部において緊締されてなる条体束と、所定の開口部を有する椀形内面部を備えた保持器とを有する条体束保持体であって、条体束における前記緊締位置を中心とする部分が、前記椀形内面部内に保持されており、前記条体束の端部側部分が前記開口部から椀形内面部の外部に広がっている条体束保持体が示されている。
【0003】
このような条体束保持体において、条体束を構成する条体としてスプリットヤーンSを用い、その条体束を緊締する場合、条体束を清掃や洗浄等に用いた場合におけるスプリットヤーンS(条体)の飛び出し、切断離脱及び抜け落ちを可及的に防ぐ上で、図12に示すように、多数の条体Sを平行状に所定厚に並べ重ねた状態で、当該条体群に対し直交方向にミシン縫いWを施すと共に超音波溶着Uを施すといった抜け落ち等を防ぐ手段を講じた上で、条体束を緊締する必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5926513号公報
特許第6306081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、多数の条体が、それらの条体の一端部と他端部の間である中間部において緊締されてなる条体束と、所定の開口部を有する椀形内面部を備えた保持器とを有する条体束保持体であって、条体束における前記緊締位置を中心とする部分が、前記椀形内面部内に保持されており、前記条体束の端部側部分が前記開口部から椀形内面部の外部に広がっている条体束保持体を清掃・洗浄等に用いた場合に、条体の飛び出し、切断離脱及び抜け落ちを効率的に防ぎ得る条体束保持体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、例えば次のように表すことができる。
【0007】
(1) 多数の条体が、それらの条体の一端部と他端部の間である中間部において緊締されてなる条体束と、
所定の開口部を有する椀形内面部を備えた保持器とを有する条体束保持体であって、
前記条体束における前記緊締位置を中心とする部分が、前記椀形内面部内に保持されており、
前記条体束の端部側部分が前記開口部から椀形内面部の外部に広がっている条体束保持体であって、
前記条体は、捲縮率が1.5%以上のスプリットヤーンであることを特徴とする条体束保持体。
【0008】
(2) 上記条体は、捲縮率が4%以上のスプリットヤーンである上記(1)記載の条体束保持体。
【0009】
(3) 上記条体は、捲縮率が12%以下のスプリットヤーンである上記(1)又は(2)記載の条体束保持体。
【0010】
(4) 上記条体は、捲縮率が6乃至10%のスプリットヤーンである上記(1)乃至(3)の何れか1項に記載の条体束保持体。
(【0011】以降は省略されています)
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