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公開番号
2025075254
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186294
出願日
2023-10-31
発明の名称
データ処理装置
出願人
日本電波工業株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
H04L
7/033 20060101AFI20250508BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】デジタルデータの出力が正しく行われなくなることを抑制するデータ処理装置を提供する。
【解決手段】データ処理装置100において、第1ADコンバータ2は、クロックのサンプリングタイミングを示すタイミング情報を記憶するレジスタと、タイミング情報が示すサンプリングタイミングでサンプリングしたクロックに同期して、デジタルデータを第1デジタル回路4に入力するデータ変換部と、を有する。制御装置10は、複数の温度それぞれにおける、複数のサンプリングタイミングそれぞれがタイミング違反であるか否かを示すタイミング違反情報を参照し、検出した第1ADコンバータ2の温度において、第1ADコンバータ2のサンプリングタイミングを決定する決定部と、決定したサンプリングタイミングを示すタイミング情報をレジスタに書き込む設定部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ADコンバータと、デジタル回路と、制御装置とを有するデータ処理装置であって、
前記ADコンバータは、
クロックのサンプリングタイミングを示すタイミング情報を記憶するレジスタと、
入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換し、前記レジスタに記憶されているタイミング情報が示すサンプリングタイミングでサンプリングしたクロックに同期して、前記デジタルデータを前記デジタル回路に入力するデータ変換部と、
を有し、
前記制御装置は、
前記ADコンバータの、複数の温度それぞれにおける前記クロックの複数のサンプリングタイミングそれぞれがタイミング違反であるか否かを示すタイミング違反情報を記憶する記憶部と、
前記ADコンバータの温度を検出する温度検出部と、
前記タイミング違反情報を参照し、前記温度検出部が検出した前記ADコンバータの温度においてタイミング違反とならないサンプリングタイミングの中から、前記ADコンバータのサンプリングタイミングを決定する決定部と、
前記決定部が決定したサンプリングタイミングを示すタイミング情報を前記レジスタに書き込む設定部と、
を有する、
データ処理装置。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記決定部は、前記温度検出部が前記ADコンバータの温度の検出を開始したことに応じて前記サンプリングタイミングを決定する、
請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項3】
前記決定部は、前記温度検出部が検出した前記ADコンバータの温度が変化した場合に前記サンプリングタイミングを決定する、
請求項1に記載のデータ処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ADコンバータからデジタル回路にデジタルデータを送信するためのインターフェース規格としてJESD204Bが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-131097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ADコンバータは、デジタルデータの出力を開始するためのタイミング信号である参照クロックを所定のサンプリングタイミングでサンプリングし、参照クロックを検出すると、デジタル回路にデジタルデータを出力する。参照クロックをサンプリングする場合には、タイミング違反とならないサンプリングタイミングでサンプリングする必要がある。これに対し、電源のON/OFFや温度変動により、タイミング違反となるサンプリングタイミングが変化する。タイミング違反となるサンプリングタイミングで参照クロックをサンプリングすると、デジタルデータの出力が正しく行われなくなるという問題が発生する。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、デジタルデータの出力が正しく行われなくなることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係るデータ処理装置は、ADコンバータと、デジタル回路と、制御装置とを有するデータ処理装置であって、前記ADコンバータは、クロックのサンプリングタイミングを示すタイミング情報を記憶するレジスタと、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換し、前記レジスタに記憶されているタイミング情報が示すサンプリングタイミングでサンプリングしたクロックに同期して、前記デジタルデータを前記デジタル回路に入力するデータ変換部と、を有し、前記制御装置は、前記ADコンバータの、複数の温度それぞれにおける前記クロックの複数のサンプリングタイミングそれぞれがタイミング違反であるか否かを示すタイミング違反情報を記憶する記憶部と、前記ADコンバータの温度を検出する温度検出部と、前記タイミング違反情報を参照し、前記温度検出部が検出した前記ADコンバータの温度においてタイミング違反とならないサンプリングタイミングの中から、前記ADコンバータのサンプリングタイミングを決定する決定部と、前記決定部が決定したサンプリングタイミングを示すタイミング情報を前記レジスタに書き込む設定部と、を有する。
【0007】
前記決定部は、前記温度検出部が前記ADコンバータの温度の検出を開始したことに応じて前記サンプリングタイミングを決定してもよい。
前記決定部は、前記温度検出部が検出した前記ADコンバータの温度が変化した場合に前記サンプリングタイミングを決定してもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、デジタルデータの出力が正しく行われなくなることを抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
データ処理装置の構成を示す図である。
制御装置の構成を示す図である。
タイミング違反情報の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[データ処理装置100の構成]
図1は、データ処理装置100の構成を示す図である。データ処理装置100は、例えば、外部から受信したアナログ信号をデジタルデータに変換してデータ処理を行うとともに、データ処理により生成されたデジタルデータをアナログ信号に変換して外部に出力する装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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