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公開番号2025075060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2025024604,2021008756
出願日2025-02-18,2021-01-22
発明の名称情報処理装置、車両、情報処理方法、およびプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G08B 21/24 20060101AFI20250507BHJP(信号)
要約【課題】車両内に置き去りになっている人または物の存在を精度よく判定する。
【解決手段】車両に関連付いた情報処理装置が、前記車両の走行前の所定期間においてなされた後部ドアの開閉の有無と、前記車両の走行後の所定期間においてなされた前記後部ドアの開閉の有無と、に基づいて、前記車両の後部座席に人または物品が取り残されていることを推定し、前記推定の結果に基づいて、前記後部座席に対するセンシングを実行し、前記センシングの結果に基づいて、ユーザに対する通知を行う。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車両に関連付いた情報処理装置であって、
前記車両の走行前の所定期間においてなされた後部ドアの開閉の有無と、前記車両の走行後の所定期間においてなされた前記後部ドアの開閉の有無と、を判定することと、
前記車両の前記走行前の所定期間において前記後部ドアが開閉されており、かつ、前記車両の前記走行後の所定期間において前記後部ドアが開閉されなかった場合に、後部座席に対するセンシングを実行することと、
前記センシングの結果に基づいて、ユーザに対する通知を行うことと、
を実行する制御部を有する、情報処理装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記車両の前記走行前の所定期間において前記後部ドアが開閉されなかった場合、または、前記車両の前記走行前の所定期間において前記後部ドアが開閉されており、かつ、前記車両の前記走行後の所定期間において前記後部ドアが開閉された場合に、前記センシングを実行しない、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記走行前の所定期間は、前記車両が解錠されてから発車するまでの期間であり、
前記走行後の所定期間は、前記車両が停車してから施錠されるまでの期間である、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記車両に備えられたシートセンサを利用して、前記後部座席に人または物品が存在することをセンシングする、
請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記車両の内部を撮像するカメラを利用して、前記後部座席に人または物品が存在することをセンシングする、
請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記センシングの結果に基づいて、前記後部座席に人が存在するか否かについての判定を行う、
請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記ユーザに関連付いた端末を用いて第一の通知を行い、所定の期間内に応答がない場合に、他の手段を用いて第二の通知を行う、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記後部座席に人が存在すると判定した場合に、前記第二の通知を可能にする、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記車両の車室内の温度に関する情報をさらに取得し、
前記後部座席に人が存在し、かつ、前記車両の車室内の温度が所定値を超えた場合に、前記第二の通知を可能にする、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記車両が有する警音器を動作させることで前記第二の通知を行う、
請求項8または9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の安全に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両への人や物の置き去りを防止するためのシステムが多く提案されている。例えば、特許文献1には、カメラを用いて取得された車内の画像に基づいて、忘れ物等の有無を判定するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-123491号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、車両内に置き去りになっている人または物の存在を精度よく判定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第一の態様は、車両に関連付いた情報処理装置であって、前記車両の走行前の所定期間においてなされた後部ドアの開閉の有無と、前記車両の走行後の所定期間においてなされた前記後部ドアの開閉の有無と、に基づいて、前記車両の後部座席に人または物品が取り残されていることを推定することと、前記推定の結果に基づいて、前記後部座席に対するセンシングを実行することと、前記センシングの結果に基づいて、ユーザに対する通知を行うことと、を実行する制御部を有する。
【0006】
本開示の第二の態様は、車両の車室内をセンシングするセンサと、前記車両の走行前の所定期間においてなされた後部ドアの開閉の有無と、前記車両の走行後の所定期間においてなされた前記後部ドアの開閉の有無と、に基づいて、前記車両の後部座席に人または物品が取り残されていることを推定することと、前記推定の結果に基づいて、前記後部座席に対するセンシングを実行することと、前記センシングの結果に基づいて、ユーザに対する通知を行うことと、を実行する制御装置と、を有する車両である。
【0007】
本開示の第三の態様は、車両の走行前の所定期間においてなされた後部ドアの開閉の有無と、前記車両の走行後の所定期間においてなされた前記後部ドアの開閉の有無と、に基づいて、前記車両の後部座席に人または物品が取り残されていることを推定するステップと、前記推定の結果に基づいて、前記後部座席に対するセンシングを実行するステップと、前記センシングの結果に基づいて、ユーザに対する通知を行うステップと、を含む、情報処理方法である。
【0008】
また、他の態様として、上記の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、車両内に置き去りになっている人または物の存在を精度よく判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る車両システムのシステム構成図。
車載装置および車両プラットフォームが有する構成要素を示したブロック図。
車両の状態遷移を説明する図。
記憶部に記憶される車両データを説明する図。
車両が有するドアの位置を説明する図。
ユーザ端末が有する構成要素を示したブロック図。
車載装置が実行する処理のフローチャート。
ステップS19における処理を示したフローチャート。
第一の実施形態におけるステップS24の処理を示したフローチャート。
第二の実施形態におけるステップS24の処理を示したフローチャート。
第三の実施形態におけるステップS24の処理を示したフローチャート。
第四の実施形態におけるステップS24の処理を示したフローチャート。
第五の実施形態におけるステップS24の処理を示したフローチャート。
第五の実施形態(変形例)におけるステップS24の処理を示したフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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