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公開番号
2025074651
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185610
出願日
2023-10-30
発明の名称
通信デバイス
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250507BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】クラウドサーバからの指示に従った処理を実行可能な通信デバイスであって、指示に従った処理を実行させるためのデータをクラウドサーバとの間で受け渡すための新たな技術を提供すること。
【解決手段】MFP1は、管理サーバ3からの指示を受信したことに応じて、その指示に従った処理を実行可能であり、管理サーバ3からの指示には、その指示に従った処理に必要な入力データが格納される格納場所を示すURLを含めることが可能である。MFP1は、管理サーバ3から受信した指示に入力データの格納場所を示すURLが含まれている場合、そのURLに示される格納場所にアクセスし、格納場所から入力データを取得し、取得した入力データを用いて、管理サーバ3から受信した指示に従った処理を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
クラウドサーバからの指示を受信したことに応じて、前記指示に従った処理を実行可能な通信デバイスであって、前記指示には、前記指示に従った前記処理に必要な入力データが格納される格納場所を示す格納場所情報を含めることが可能であり、
前記クラウドサーバから受信した前記指示に前記格納場所情報が含まれている場合、
前記格納場所情報に示される前記格納場所にアクセスし、前記格納場所から前記入力データを取得し、
前記クラウドサーバから受信した前記指示に従った前記処理を、前記格納場所から取得した前記入力データを用いて実行する、
ように構成される通信デバイス。
続きを表示(約 3,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載する通信デバイスにおいて、
前記クラウドサーバとMQTTプロトコルで通信可能であり、
前記クラウドサーバからの前記指示を、MQTTプロトコルで受信し、
前記クラウドサーバから受信した前記指示に前記格納場所情報が含まれている場合、
前記格納場所情報に示される前記格納場所に、MQTTプロトコルとは異なるプロトコルでアクセスし、前記格納場所から前記入力データを取得し、
前記クラウドサーバから受信した前記指示に従った前記処理を、MQTTプロトコルとは異なる前記プロトコルで前記格納場所から取得した前記入力データを用いて実行する、
ように構成される通信デバイス。
【請求項3】
請求項2に記載する通信デバイスにおいて、
前記クラウドサーバから受信した前記指示に前記格納場所情報が含まれている場合、
前記格納場所情報に示される前記格納場所に、MQTTプロトコルとは異なる前記プロトコルとしてHTTPに準拠するプロトコルでアクセスし、前記格納場所から前記入力データを取得し、
前記クラウドサーバから受信した前記指示に従った前記処理を、HTTPに準拠する前記プロトコルで前記格納場所から取得した前記入力データを用いて実行する、
ように構成される通信デバイス。
【請求項4】
請求項1に記載する通信デバイスにおいて、
前記クラウドサーバから受信可能な指示には、処理の実行に入力データが必要な入力必要指示と、処理の実行に入力データが不要な入力不要指示と、があり、
前記クラウドサーバから受信した前記指示が前記入力必要指示であり、かつ受信した前記入力必要指示に前記格納場所情報が含まれている場合、
前記格納場所情報に示される前記格納場所にアクセスし、前記格納場所から前記入力データを取得し、
前記クラウドサーバから受信した前記入力必要指示に従った前記処理を、前記格納場所から取得した前記入力データを用いて実行し、
前記クラウドサーバから受信した前記指示が前記入力不要指示である場合、
前記入力データを取得するための処理を実行することなく、前記クラウドサーバから受信した前記入力不要指示に従った処理を実行する、
ように構成される通信デバイス。
【請求項5】
請求項4に記載する通信デバイスにおいて、
前記クラウドサーバから受信した前記指示が前記入力必要指示であり、かつ受信した前記入力必要指示に前記格納場所情報が含まれていない場合、
前記入力データを取得するための前記処理を実行せず、さらに前記クラウドサーバから受信した前記入力必要指示に従った前記処理を実行せず、前記入力必要指示に従った前記処理を実行しないことを、前記クラウドサーバに通知する、
ように構成される通信デバイス。
【請求項6】
請求項4に記載する通信デバイスにおいて、
複数のコマンドを含むことが可能なコマンドデータを取得したことに応じて、取得した前記コマンドデータに含まれる前記コマンドに従った処理を実行可能に構成されており、
前記入力必要指示には、前記コマンドデータに基づく処理の実行を示すコマンド実行指示が含まれ、
前記入力データには、前記コマンドデータが含まれ、
前記クラウドサーバから受信した前記指示が前記コマンド実行指示であり、かつ受信した前記コマンド実行指示に前記格納場所情報が含まれている場合、
前記格納場所情報に示される前記格納場所にアクセスし、前記格納場所から前記コマンドデータを取得し、
前記クラウドサーバから受信した前記コマンド実行指示に従った前記処理として、前記格納場所から取得した前記コマンドデータに含まれる前記コマンドに従った処理を実行する、
ように構成される通信デバイス。
【請求項7】
請求項6に記載する通信デバイスにおいて、
前記通信デバイスは、印刷機能を有するプリンタであって、PJL(Printer Job Languageの略)コマンドに従った処理を実行可能に構成されており、
前記コマンドデータは、複数のPJLコマンドを含むことが可能なPJLデータであり、
前記クラウドサーバから受信した前記指示が前記コマンド実行指示であり、かつ受信した前記コマンド実行指示に前記格納場所情報が含まれている場合、
前記格納場所情報に示される前記格納場所にアクセスし、前記格納場所から前記PJLデータを取得し、
前記クラウドサーバから受信した前記コマンド実行指示に従った前記処理として、前記格納場所から取得した前記PJLデータに含まれる前記PJLコマンドに従った処理を実行する、
ように構成される通信デバイス。
【請求項8】
請求項4に記載する通信デバイスにおいて、
複数の項目の設定値を登録し、登録された前記設定値に従って動作することが可能であり、
登録する前記複数の項目の前記設定値が書き込まれた一括設定データを取得したことに応じて、取得した前記一括設定データに書き込まれた前記設定値を登録する処理を実行可能に構成されており、
前記入力必要指示には、前記設定値の登録を示す一括設定インポート指示が含まれ、
前記入力データには、前記一括設定データが含まれ、
前記クラウドサーバから受信した前記指示が前記一括設定インポート指示であり、かつ受信した前記一括設定インポート指示に前記格納場所情報が含まれている場合、
前記格納場所情報に示される前記格納場所にアクセスし、前記格納場所から前記一括設定データを取得し、
前記クラウドサーバから受信した前記一括設定インポート指示に従った前記処理として、前記格納場所から取得した前記一括設定データに書き込まれた前記複数の項目の前記設定値を登録する処理を実行する、
ように構成される通信デバイス。
【請求項9】
請求項8に記載する通信デバイスにおいて、
前記通信デバイスは、印刷機能を有するプリンタであって、印刷に関する前記複数の項目の前記設定値を登録し、登録された印刷に関する前記設定値に従って印刷を実行可能に構成されており、
前記一括設定データには、印刷に関する前記複数の項目の前記設定値が書き込まれており、
前記クラウドサーバから受信した前記指示が前記一括設定インポート指示であり、かつ受信した前記一括設定インポート指示に前記格納場所情報が含まれている場合、
前記格納場所情報に示される前記格納場所にアクセスし、前記格納場所から前記一括設定データを取得し、
前記クラウドサーバから受信した前記一括設定インポート指示に従った前記処理として、前記格納場所から取得した前記一括設定データに書き込まれた印刷に関する前記複数の項目の前記設定値を登録する処理を実行する、
ように構成される通信デバイス。
【請求項10】
請求項8に記載する通信デバイスにおいて、
前記入力不要指示には、登録されている前記複数の項目の前記設定値の出力を示す設定値出力指示が含まれ、
前記クラウドサーバから受信した前記指示が前記設定値出力指示であった場合、
前記入力データを取得するための処理を実行せず、前記クラウドサーバから受信した前記設定値出力指示に従った前記処理として、登録されている前記複数の項目の前記設定値を出力する処理を実行する、
ように構成される通信デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、クラウドサーバからの指示に従った処理を実行可能な通信デバイスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
クラウドサーバからの指示に従った処理を実行可能な通信デバイスを、遠隔から管理するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、サーバとなる監視装置がネットワークを介して画像形成装置の情報を収集し、収集した情報を監視装置に接続されたクライアントPCの画面で表示する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-48567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
クラウドサーバから管理対象となる通信デバイスに対して指示を送り、その通信デバイスがその指示に従った処理を実行する場合に、その指示に従った処理を実行させるためのデータの全てを、その指示ないしその指示の応答に含めることができないケースが想定される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題の解決を目的としてなされた通信デバイスは、クラウドサーバからの指示を受信したことに応じて、前記指示に従った処理を実行可能な通信デバイスであって、前記指示には、前記指示に従った前記処理に必要な入力データが格納される格納場所を示す格納場所情報を含めることが可能であり、前記クラウドサーバから受信した前記指示に前記格納場所情報が含まれている場合、前記格納場所情報に示される前記格納場所にアクセスし、前記格納場所から前記入力データを取得し、前記クラウドサーバから受信した前記指示に従った前記処理を、前記格納場所から取得した前記入力データを用いて実行するように構成される。
【0006】
本明細書に開示される通信デバイスは、クラウドサーバからの指示に、入力データの格納場所を示す格納場所情報が含まれている場合に、その格納場所にアクセスしてその入力データを取得し、クラウドサーバからの指示に従った処理をその入力データを用いて実行する。つまり、クラウドサーバから通信デバイスに指示を送る通信において、例えばサイズが大きいデータや複雑なコマンドの受け渡しに制限がかかり、その指示に入力データを含められないようなケースであっても、通信デバイスは、その指示とは別に入力データを取得できる。従って、通信デバイスは、クラウドサーバから指示を受信する場合に、入力データの取得について、通信による制限を受け難い。
【0007】
この課題の解決を目的としてなされた通信デバイスは、クラウドサーバからの指示を受信したことに応じて、前記指示に従った処理を実行可能な通信デバイスであって、前記クラウドサーバからの前記指示には、前記指示に従った前記処理に伴って生成される出力データの出力場所を示す出力場所情報を含めることが可能であり、前記クラウドサーバから受信した前記指示に前記出力場所情報が含まれている場合、前記クラウドサーバから受信した前記指示に従った前記処理を実行し、前記出力場所情報に示される前記出力場所にアクセスし、前記指示に従った前記処理に伴って生成された前記出力データを、前記出力場所に出力する、ように構成されても良い。
【0008】
本明細書に開示される通信デバイスは、クラウドサーバからの指示に、出力データの出力場所を示す出力場所情報が含まれている場合に、指示に従った処理の実行に伴って生成された出力データを、その出力場所にアクセスして出力する。つまり、例えばサイズが大きいデータや複雑なコマンドの受け渡しに制限がかかり、その指示に対する応答に出力データを含められないようなケースであっても、通信デバイスは、その応答とは別に出力データを出力できる。従って、通信デバイスは、クラウドサーバから受信した指示に応答する場合に、出力データの出力について、通信による制限を受け難い。
【0009】
上記通信デバイスにて実行されるプログラム、当該プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体、上記通信デバイスを含む管理システム、当該管理システムによる管理方法も、新規で有用である。
【発明の効果】
【0010】
本明細書に開示される技術によれば、クラウドサーバからの指示に従った処理を実行可能な通信デバイスであって、指示に従った処理を実行させるためのデータをクラウドサーバとの間で受け渡すための新たな技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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