特許ウォッチ

公開番号2025073876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023185013
出願日2023-10-27
発明の名称合板部材及び収納棚
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人快友国際特許事務所
主分類A47B 88/95 20170101AFI20250502BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】収納空間の表側に配置するための新規な板材に関する技術を提供する。
【解決手段】合板部材は、収納空間の表側に配置される第1ガラス板と、前記第1ガラス板の前記収納空間側に重なる第2ガラス板と、前記第2ガラス板に配置され、前記第1ガラス板と前記第2ガラス板とを前記収納空間に取り付ける取付部と、を備えていてもよい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
収納空間の表側に配置される第１ガラス板と、
前記第１ガラス板の前記収納空間側に重なる第２ガラス板と、
前記第２ガラス板に配置され、前記第１ガラス板と前記第２ガラス板とを前記収納空間に取り付ける取付部と、を備える、合板部材。
続きを表示（約 570 文字）【請求項２】
前記取付部は、前記第２ガラス板を貫通する貫通孔を有する、請求項１に記載の合板部材。
【請求項３】
前記取付部は、前記貫通孔内に配置される保持器具であって、前記ガラス合板を前記収納空間に取り付ける取付器具を受け入れる受入孔を有する前記保持器具をさらに備える、請求項２に記載の合板部材。
【請求項４】
前記第１ガラス板の上端縁と、前記第２ガラス板の上端縁と、を覆う被覆部材を備える、請求項１から２のいずれか一項に記載の合板部材。
【請求項５】
前記第１ガラス板と前記第２ガラス板との間に配置され、前記第１ガラス板を透過して前記収納空間の外側に視認可能なシート材をさらに備える、請求項１から２のいずれか一項に記載の合板部材。
【請求項６】
１個以上の収納空間を有する枠体と、
前記枠体に取り付けられており、前記１個以上の収納空間の表側に配置される合板部材と、を備え、
前記合板部材は、
収納空間の表側に配置される第１ガラス板と、
前記第１ガラス板の前記収納空間側に重ねられる第２ガラス板と、
前記第２ガラス板に配置され、前記第１ガラス板と前記第２ガラス板とを前記収納空間に取り付ける取付部と、を備える、収納棚。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書が開示する技術は、合板部材及び収納棚に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、引き出し枠の前板への鏡板の取付を容易にする引き出し鏡板取付構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－２６９０６１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
収納棚のように物品を収納するための収納空間を有する設備は、ユーザが使いやすい位置に配置されるため、ユーザに視認されやすい。設備の外観をユーザの好みに合わせて選択可能であることが好ましい。
【０００５】
本明細書では、収納空間の表側に配置するための新規な板材に関する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本明細書で開示の技術は、合板部材に関する。合板部材は、収納空間の表側に配置される第１ガラス板と、前記第１ガラス板の前記収納空間側に重なる第２ガラス板と、前記第２ガラス板に配置され、前記第１ガラス板と前記第２ガラス板とを前記収納空間に取り付ける取付部と、を備えていてもよい。
【０００７】
本明細書で開示の他の技術は、収納棚に関する。収納棚は、１個以上の収納空間を有する枠体と、前記枠体に取り付けられており、前記１個以上の収納空間の表側に配置される合板部材と、を備え、前記合板部材は、収納空間の表側に配置される第１ガラス板と、前記第１ガラス板の前記収納空間側に重ねられる第２ガラス板と、前記第２ガラス板に配置され、前記第１ガラス板と前記第２ガラス板とを前記収納空間に取り付ける取付部と、を備えていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態のキッチンユニットの斜視図を示す。
本実施形態の引出しの斜視図を示す。
本実施形態の引出しの右側面図を示す。
本実施形態の前板及び取付器具の右側面図を示す。
本実施形態の前板及び取付器具の拡大縦断面図を示す。
本実施形態の保持器具及び取付器具の斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（キッチンユニット２の構成）
図１に示すように、キッチンユニット２は、天板４に、シンク６及び加熱調理器８を備える。シンク６は、天板４から下方に窪んでいる。シンク６は、蛇口６ａからの水を受け入れて、排水管に排水する。加熱調理器８は、電気、ガス等のコンロを備える。キッチンユニット２の構成は、特に限定されない。例えば、キッチンユニット２は、加熱調理器８を備えていなくてもよい。
【００１０】
キッチンユニット２は、さらに、複数の引出し１０、１０、１０、５０、５０、５０と、枠体１０２と、を備えるキャビネット１００を備える。枠体１０２は、天板４を下方から支持する外枠構造を有する。枠体１０２は、複数の引出し１０、１０、１０、５０、５０、５０をさらに支持する。天板４の下方に３つの引出し１０、１０、１０が左右方向に並んで配置されている。３つの引出し１０、１０、１０の下方に３つの引出し５０、５０、５０が左右方向に並んで配置されている。複数の引出し１０、１０、１０、５０、５０、５０の個数、寸法及び配置は、特に限定されない。
（【００１１】以降は省略されています）

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