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公開番号2025072669
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025025771,2023053352
出願日2025-02-20,2023-03-29
発明の名称包装装置
出願人株式会社タカゾノ
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B65B 61/02 20060101AFI20250430BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】感熱発熱層を有する包材をヒートシールする際に包材が発色することを抑制する。
【解決手段】包材31は、基材32と、基材32上に積層される感熱発色層34とを有している。収容部形成部7は、加熱部材71と、加熱部材71と対向して配置される受け部材72とを有している。収容部形成部7を搬送される包材31において、感熱発色層34は、基材32よりも加熱部材71から離れて配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
長尺シート状の包材を用いて包装対象物を収容する収容部を形成する、収容部形成部と、
前記包装対象物に関連する情報を前記包材に印刷する印刷部とを備え、
前記包材は、基材と、前記基材上に積層される感熱発色層とを有し、
前記収容部形成部は、加熱部材と、前記加熱部材と対向して配置される受け部材とを有し、前記加熱部材と前記受け部材とが前記包材を両側から加圧することにより前記収容部を形成し、
前記収容部形成部を搬送される前記包材において、前記感熱発色層は、前記基材よりも前記加熱部材から離れて配置されている、包装装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記基材は、前記感熱発色層が積層される第一面と、前記第一面と反対側の第二面とを有し、
前記包材は、前記第二面に積層され、前記加熱部材によって加熱されて溶融するシール層を有し、
前記シール層が溶融する温度は、前記感熱発色層が発色する温度以上である、請求項1に記載の包装装置。
【請求項3】
前記印刷部は、サーマルヘッドを有し、
前記印刷部を搬送される前記包材において、前記感熱発色層は、前記基材よりも前記サーマルヘッドに近く配置されている、請求項1または請求項2に記載の包装装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、包装装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特開平9-188314号公報(特許文献1)には、片面に発色材料が塗布されている第1層と第2層とで形成される包装紙を使用して、サーマルプリントヘッドで発色材料を発色させて包装紙の片面に印字し、ついでシールヒーターで包装紙の第2層を溶融してシールして一包ずつの包装袋に区画する、ダイレクトサーマル式印字包装機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-188314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記文献には、包装紙を熱溶着するときは、包装紙が熱により発色しないサーマルプリントヘッドの温度よりも低い温度で熱溶着すると記載されている。発色材料よりも低い温度で溶融する第2層を選定することが求められるので、材料の選定の自由度が低い。
【0005】
本開示では、感熱発色層を有する包材をヒートシールする際に包材が発色することを抑制できる技術が提案される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る包装装置は、長尺シート状の包材を用いて包装対象物を収容する収容部を形成する、収容部形成部と、包装対象物に関連する情報を包材に印刷する印刷部とを備えている。包材は、基材と、基材上に積層される感熱発色層とを有している。収容部形成部は、加熱部材と、加熱部材と対向して配置される受け部材とを有しており、加熱部材と受け部材とが包材を両側から加圧することにより収容部を形成する。収容部形成部を搬送される包材において、感熱発色層は、基材よりも加熱部材から離れて配置されている。
【0007】
上記の包装装置において、基材は、感熱発色層が積層される第一面と、第一面と反対側の第二面とを有し、包材は、第二面に積層され、加熱部材によって加熱されて溶融するシール層を有し、シール層が溶融する温度は、感熱発色層が発色する温度以上であってもよい。
【0008】
上記の包装装置において、印刷部は、サーマルヘッドを有し、印刷部を搬送される包材において、感熱発色層は、基材よりもサーマルヘッドに近く配置されてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本開示の包装装置によると、包材をヒートシールする際の発色を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る包装装置の概略構成図である。
印刷部の概略構成図である。
収容部形成部の概略構成図である。
比較例の収容部形成部の概略構成図である。
包材に負荷される温度と感熱発色層の発色との関係を示す表である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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