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公開番号
2025072654
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2025024662,2020218242
出願日
2025-02-19,2020-12-28
発明の名称
調香用組合せ菓子を用いた調香方法、及び調香用組合せ菓子
出願人
クラシエ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A23G
3/34 20060101AFI20250430BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】
喫食者による調香が可能な調香用組合せ菓子、さらに詳しくは、食品でありながら、喫食者が手指を用いて香りの調合操作ができる調香用組合せ菓子を提供する。
【解決手段】
下記(A)及び下記(B)を備える調香用組合せ菓子を用いて、(B)にて(A)由来の異なる香り液体原液を2種以上調合し、調合前の香り液体原液とは別の香調の香り液体を作りだす調香方法であって、(A)の香気成分の組み合わせと、その組み合わせから作りだされる香調とが特定の組み合わせである調香方法により上記課題を解決する。
(A)香気成分を含有する組成物を2種以上
(B)3個以上の凹部を有するトレー
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記(A)及び下記(B)を備える調香用組合せ菓子を用いて、前記(B)にて前記(A)由来の異なる香り液体原液を2種以上調合し、調合前の香り液体原液とは別の香調の香り液体を作りだす調香方法であって、
下記(A)の香気成分の組み合わせと、その組み合わせから作りだされる香調とが、下記(E-1)~(E-10)のいずれかであることを特徴とする、調香方法。
(A)香気成分を含有する組成物を2種以上
(B)3個以上の凹部を有するトレー
(E-1)パイナップル香料とピーチ香料との組み合わせからマンゴーの香調を作りだす
(E-2)パイナップル香料とレモン香料との組み合わせからパッションフルーツの香調を作りだす
(E-3)グレープ(ブドウ)香料とピーチ香料との組み合わせからプラム(スモモ)の香調を作りだす
(E-4)グレープ(ブドウ)香料とレモン香料との組み合わせからマスカット(ブドウ)の香調を作りだす
(E-5)スイートノートを有する香料とフローラルノートを有する香料との組み合わせからグレープ(ブドウ)の香調を作りだす
(E-6)スイートノートを有する香料とグリーンノートを有する香料との組み合わせからイチゴの香調を作りだす
(E-7)スイートノートを有する香料とミルク香料との組み合わせからキャラメルの香調を作りだす
(E-8)フローラルノートを有する香料とグリーンノートを有する香料との組み合わせからマスカット(ブドウ)の香調を作りだす
(E-9)グリーンノートを有する香料とミルク香料との組み合わせからピーチの香調を作りだす
(E-10)スイートノートを有する香料とグリーンノートを有する香料とフローラルフルーティノートを有する香料とサワー香料との組み合わせからラズベリーの香調を作りだす
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
さらに、前記(A)がゲル化剤を含有し、かつ前記調香用組合せ菓子が下記(C)を備える請求項1記載の調香方法。
(C)カルシウム塩類を含有する組成物
【請求項3】
調香用組合せ菓子が、さらに、下記(D)を備える請求項2記載の調香方法。
(D)発泡成分を含有する組成物
【請求項4】
下記(A)及び下記(B)を備え、前記(B)にて前記(A)由来の異なる香り液体原液を2種以上調合し、調合前の香り液体原液とは別の香調の香り液体を作りだす調香用組合せ菓子であって、
下記(A)の香気成分の組み合わせと、その組み合わせから作りだされる香調とが、下記(E-1)~(E-10)のいずれかであることを特徴とする、調香用組合せ菓子。
(A)香気成分を含有する組成物を2種以上
(B)3個以上の凹部を有するトレー
(E-1)パイナップル香料とピーチ香料との組み合わせからマンゴーの香調を作りだす
(E-2)パイナップル香料とレモン香料との組み合わせからパッションフルーツの香調を作りだす
(E-3)グレープ(ブドウ)香料とピーチ香料との組み合わせからプラム(スモモ)の香調を作りだす
(E-4)グレープ(ブドウ)香料とレモン香料との組み合わせからマスカット(ブドウ)の香調を作りだす
(E-5)スイートノートを有する香料とフローラルノートを有する香料との組み合わせからグレープ(ブドウ)の香調を作りだす
(E-6)スイートノートを有する香料とグリーンノートを有する香料との組み合わせからイチゴの香調を作りだす
(E-7)スイートノートを有する香料とミルク香料との組み合わせからキャラメルの香調を作りだす
(E-8)フローラルノートを有する香料とグリーンノートを有する香料との組み合わせからマスカット(ブドウ)の香調を作りだす
(E-9)グリーンノートを有する香料とミルク香料との組み合わせからピーチの香調を作りだす
(E-10)スイートノートを有する香料とグリーンノートを有する香料とフローラルフルーティノートを有する香料とサワー香料との組み合わせからラズベリーの香調を作りだす
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、喫食者による調香が可能な調香用組合せ菓子、さらに詳しくは、食品でありながら、喫食者が手指を用いて香りの調合操作ができる調香用組合せ菓子に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
最近は、味の異なるガムを2個以上一緒に喫食することで、口腔内で元のガムとは異なる味に変化することを楽しむガムが市販されている。該ガムと同様に、ラムネ、ソフトキャンディ、グミなどにおいても複数個を口腔内で混合して味変わりを楽しむ菓子が市販されている。
【0003】
他にも、味や色や食感の異なるグミキャンディを喫食者自らが自身の好みで、2つの味、食感、色、又はこれらの組合せをカスタマイズして、口腔内での「味変わり」や「食感の違い」、「色の組み合わせ」を楽しむことのできるグミキャンディセットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
さらに、ソフトキャンディと、グミキャンディやハードキャンディとを同時に喫食することで二つ以上の食感や味の組み合わせを体験できる組み合わせ菓子が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
上述するように、これまでの菓子又は組合せ菓子において複数の組み合わせによる遊戯性は、味覚を刺激する「味の混合による味変わり」、視覚を刺激する「色の調色」、「形状の創作」、触覚を刺激する「異食感の同時体験」はあるものの、嗅覚を刺激する「香りの調合」を楽しむものはなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-92414号公報
実用新案登録第3158533号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、以上のような事情に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、喫食者による調香が可能な調香用組合せ菓子、さらに詳しくは、食品でありながら、喫食者が手指を用いて香りの調合操作ができる調香用組合せ菓子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、下記(A)及び下記(B)を備える調香用組合せ菓子を用いて、前記(B)にて前記(A)由来の異なる香り液体原液を2種以上調合し、調合前の香り液体原液とは別の香調の香り液体を作りだす調香方法であって、下記(A)の香気成分の組み合わせと、その組み合わせから作りだされる香調とが、下記(E-1)~(E-10)のいずれかであることを特徴とする、調香方法により上記目的を達成する。
(A)香気成分を含有する組成物を2種以上
(B)3個以上の凹部を有するトレー
(E-1)パイナップル香料とピーチ香料との組み合わせからマンゴーの香調を作りだす
(E-2)パイナップル香料とレモン香料との組み合わせからパッションフルーツの香調を作りだす
(E-3)グレープ(ブドウ)香料とピーチ香料との組み合わせからプラム(スモモ)の香調を作りだす
(E-4)グレープ(ブドウ)香料とレモン香料との組み合わせからマスカット(ブドウ)の香調を作りだす
(E-5)スイートノートを有する香料とフローラルノートを有する香料との組み合わせからグレープ(ブドウ)の香調を作りだす
(E-6)スイートノートを有する香料とグリーンノートを有する香料との組み合わせからイチゴの香調を作りだす
(E-7)スイートノートを有する香料とミルク香料との組み合わせからキャラメルの香調を作りだす
(E-8)フローラルノートを有する香料とグリーンノートを有する香料との組み合わせからマスカット(ブドウ)の香調を作りだす
(E-9)グリーンノートを有する香料とミルク香料との組み合わせからピーチの香調を作りだす
(E-10)スイートノートを有する香料とグリーンノートを有する香料とフローラルフルーティノートを有する香料とサワー香料との組み合わせからラズベリーの香調を作りだす
【0009】
好ましくは、さらに、前記(A)がゲル化剤を含有し、かつ前記調香用組合せ菓子が下記(C)を備え、より望ましくは、さらに、下記(D)を備える。
(C)カルシウム塩類を含有する組成物
(D)発泡成分を含有する組成物
【0010】
本発明はまた、下記(A)及び下記(B)を備え、前記(B)にて前記(A)由来の異なる香り液体原液を2種以上調合し、調合前の香り液体原液とは別の香調の香り液体を作りだす調香用組合せ菓子であって、
下記(A)の香気成分の組み合わせと、その組み合わせから作りだされる香調とが、下記(E-1)~(E-10)のいずれかであることを特徴とする、調香用組合せ菓子を提供する。
(A)香気成分を含有する組成物を2種以上
(B)3個以上の凹部を有するトレー
(E-1)パイナップル香料とピーチ香料との組み合わせからマンゴーの香調を作りだす
(E-2)パイナップル香料とレモン香料との組み合わせからパッションフルーツの香調を作りだす
(E-3)グレープ(ブドウ)香料とピーチ香料との組み合わせからプラム(スモモ)の香調を作りだす
(E-4)グレープ(ブドウ)香料とレモン香料との組み合わせからマスカット(ブドウ)の香調を作りだす
(E-5)スイートノートを有する香料とフローラルノートを有する香料との組み合わせからグレープ(ブドウ)の香調を作りだす
(E-6)スイートノートを有する香料とグリーンノートを有する香料との組み合わせからイチゴの香調を作りだす
(E-7)スイートノートを有する香料とミルク香料との組み合わせからキャラメルの香調を作りだす
(E-8)フローラルノートを有する香料とグリーンノートを有する香料との組み合わせからマスカット(ブドウ)の香調を作りだす
(E-9)グリーンノートを有する香料とミルク香料との組み合わせからピーチの香調を作りだす
(E-10)スイートノートを有する香料とグリーンノートを有する香料とフローラルフルーティノートを有する香料とサワー香料との組み合わせからラズベリーの香調を作りだす
(【0011】以降は省略されています)
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